開講年度2017
科目名法学Ⅱ
科目ナンバー
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者井川 昭弘
単位数2
曜日・時限秋学期 水曜日 4時限
キャンパス名城公園キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
民刑事法と法哲学
授業の概要
 この授業では、「法学Ⅰ」での憲法の学習に続き、民事法および刑事法の大枠を簡単に学ぶことで、我が国の法制度の入門的な知識を得ることをまず目指します。

 また、更に一歩踏み込んで、現代の社会倫理や生命倫理分野での論争を踏まえて、両分野での論争問題に法律がどう関わることができるのか、法哲学という学問の視点から考えてみたいと思います。法律が成立する以前の「倫理」をいかに法律として実現すべきであるのか、各人で自分なりに一定の論拠から論理的に問題を考えることが出来ることを目指します。
授業の到達
目標
 ①民刑事法の基本知識を得ること。
 

 ②社会生活を実際に成立させている法に関わるための基本的なセンスを身に着けること。

 ③現代の社会倫理および生命倫理の論争的問題を理解し、自分の見解を論理的に根拠づけつつ持つこと。

 ④法と道徳をめぐる微妙な論争点について理解を深めること。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1Ⅰ、民刑事法編
 1、民法とは何か
 
授業後に配布資料の穴埋め箇所を見直しておくこと。配布した民法の条文(部分)にざっと目を通してみること。20分
2 2、財産法について授業後に配布資料の穴埋め箇所を見直しておくこと。15分
3 3、家族法について①親族法授業後に配布資料の穴埋め箇所を見直しておくこと。15分
4 4、家族法について②相続法授業後に配布資料の穴埋め箇所を見直しておくこと。15分
5 5、民事訴訟法等について授業後に配布資料の穴埋め箇所を見直しておくこと。15分
6 6、刑事法について 刑法各論授業後に配布資料の穴埋め箇所を見直しておくこと。刑法の条文(部分)にざっと目を通してみること。20分
7 7、刑法総論授業後に配布資料の穴埋め箇所を見直しておくこと。15分
8 8、刑事訴訟法等授業後に配布資料の穴埋め箇所を見直しておくこと。中間小テストに備えて。いままでの穴埋め箇所の全体を見直しておくこと。相応の時間
9 9、中間小テスト(40点)
Ⅱ、法哲学編 社会倫理と法について
授業後に配布資料の穴埋め箇所を見直しておくこと。15分
10 10、同性婚の法制化について授業後に配布資料の穴埋め箇所を見直しておくこと。15分
11 11、生命倫理と法について授業後に配布資料の穴埋め箇所を見直しておくこと。15分
12 12、脳死臓器移植法について授業後に配布資料の穴埋め箇所を見直しておくこと。15分
13 13、「尊厳死法」について授業後に配布資料の穴埋め箇所を見直しておくこと。15分
14 14、母体保護法について授業後に配布資料の穴埋め箇所を見直しておくこと。15分
15 15、まとめ・予備日授業後に配布資料の穴埋め箇所を見直しておくこと。15分
    
16期末試験(60点)準備として法哲学範囲の配布資料の穴埋め箇所を見直しておくこと。相応の時間
評価方法・基
準(評価割合)
 民刑事法の範囲の中間小テスト(40点)と、法哲学の範囲の期末試験(60点)で行います。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『教科書は使用しない』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『図解による法律用語辞典』自由国民社2700円978-4426120016
2.『民事法入門第6版』野村豊弘有斐閣アルマ1944円978-4641220294
3.『基礎から学ぶ刑事法第5版』井田良有斐閣アルマ1944円978-4641220140
参考URL
質疑応答
 授業内および授業終了時に質問は受け付けます。
備考
 授業時に配布される資料は、毎回の授業内に空欄部分を穴埋めしてください。空欄部分は中間小テスト範囲に該当します。
 出席カードの代筆は関係者全員を欠席扱いとします。
 広汎な内容のエッセンスのみを少数回で話しますので、欠席すると分からなくなると思います。欠席せずに、かならず毎回出席してください。
画像
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更新日付2017/02/16 17:08:59