開講年度2017
科目名病弱者の心理・生理・病理
科目ナンバー
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者今本 利一
単位数2
曜日・時限秋学期 水曜日 1時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
病弱児の理解と支援に向けて
授業の概要
身体やその機能に関する基本的な事項、病弱児が抱える疾患や障碍、その病理や心理について、DVDなどの視聴覚教材も使って講義します。病弱児の心理的・社会的な問題と支援についても広く理解を深めたいと思います。授業は基本的に、テキストに準じた形で進めること、受講生は受身ではなく授業に積極的に参加することを求めるため、テキスト等の担当個所をまとめて発表していただきます。
授業の到達
目標
①疾患や障碍を整理・分類できる。②主な疾患や障碍を説明できる。③様々な資料を適切にまとめることができる。④まとめた資料をわかりやすく発表できる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1①病気、障碍をめぐる動向(序章)
②子どもの発達(第1章)
序章・第1章の予習(30分)。
2循環器疾患の理解と支援(第4章)第4章の予習(30分)。
3感染症の理解と支援テキストにはないので、感染症のメカニズムと主な疾患、対応について調べる(30分)。
4呼吸器疾患の理解と支援(第5章)第5章の予習(30分)。
5免疫疾患の理解と支援免疫のメカニズムと主な疾患、対応について調べる(30分)。
6①悪性腫瘍の理解と支援(第6章)
②ミニテスト(第1回~第5回)
第6章の予習(30分)。第1回~第5回の復習(10分)
7腎臓・泌尿器疾患の理解と支援(第7章)第7章の予習(30分)。
8成長障碍・内分泌疾患の理解と支援(第8章)第8章の予習(30分)。
9消化器・肝臓・栄養障碍の理解と支援(第9章)第9章の予習(30分)。
10①その他の疾患や障碍、脳と遺伝に関する基本的理解
②ミニテスト(第5回~第9回)
指示された疾患や障碍、脳の領域や働き、遺伝の基本について調べる(30分)。第5回~第9回の復習(10分)。
11神経系の疾患の理解と支援(第10・11章)第10・11章の予習(30分)。
12発達障碍の疾患の理解と支援(第2・3章)第2・3章の予習(30分)。
13子ども虐待の理解と支援子ども虐待の現状と種類、発生要因と支援の在り方について(30分)
14①病弱児の心理的・社会的支援(第12・13章)
②ミニテスト(第10~13回)
第12・13章の予習(30分)。第10~13回の復習(10分)
15①病弱児の心理的・社会的支援(第14・15章)
②総括テスト
第14・15章の予習(30分)。全体の振り返りと復習(30分)
    
評価方法・基
準(評価割合)
授業態度(10%)、ミニテスト(30%)、ミニレポート(30%)、発表(30%)で、総合的に評価します。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『特別支援教育に生かす病弱児の生理・病理・心理』小野次朗 編ミネルヴァ書房2600円978-4-623-06153-2
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『よくわかる小児保健』竹内義博 編ミネルヴァ書房2600円978-4-623-05287-5
2.『よくわかる子どもの精神保健』本城秀次 編ミネルヴァ書房2400円978-4-623-05172-4
3.『病気の子どもの教育入門』全国病弱研究会 編クリエイツかもがわ2200円978-4-86342-116-5
参考URL
質疑応答
講義前後の時間に受け付けます。
備考
①普段から、子どもの病気や疾患、障碍に関心を寄せて、新聞や雑誌、TV、ラジオ、インターネット等で情報を得るように努めると、講義がわかりやすくなります。②1限目なので遅刻しないように。
画像
ファイル
更新日付2017/02/09 22:15:25