開講年度2017
科目名保健科教育法Ⅲ
科目ナンバー
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者大澤 功
単位数2
曜日・時限秋学期 火曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
保健授業の基礎を学ぶ
授業の概要
 健康は一生の問題であり,健康を学び,考えることは,学校教育だけで終わるわけではない.生まれたときから死ぬときまで,それぞれの年齢に応じた健康問題がたくさんある.では,中学生にとっての健康問題は何だろうか?
 この授業は中学校教員免許状(保健)の取得を希望する学生に開講している.したがって,中学生にとっての健康問題を考えながら,中学生にとって,「わかる」「楽しい」保健授業を実践できるための基本的な能力を習得することを目的とする.
 保健授業を実施するために必要な保健知識を確認した上で,受講者全員が模擬授業を行い,相互に評価することを通して,中学生にとって「わかる」「楽しい」保健授業について考察する.
 授業はおおよそ以下のように進行するが,模擬授業のように内容によっては複数回にわたって実施する.
授業の到達
目標
・中学生にとっての健康教育の意義を説明できる.
・授業実践力の基礎を習得する(学習指導案の作成,授業での話し方,板書等).
・他者の模擬授業を適切に評価できる.
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1学校教育における保健科教育とは【予習】養護教諭にとっての健康教育を考える.(30)
【復習】授業内容について確認し理解を深める.(30)
2中学生にとって必要な保健の知識:中学生にわかる言葉で説明する【予習】養護教諭にとっての健康教育を考える.(30)
【復習】授業内容について確認し理解を深める.(30)
3教材研究,資料作成【予習】養護教諭にとっての健康教育を考える.(30)
【復習】授業内容について確認し理解を深める.(30)
4模擬授業:全員が順番に授業を行う【予習】養護教諭にとっての健康教育を考える.(30)
【復習】当日の模擬授業の評価を行う.(30)
5模擬授業:全員が順番に授業を行う【予習】養護教諭にとっての健康教育を考える.(30)
【復習】当日の模擬授業の評価を行う.(30)
6模擬授業:全員が順番に授業を行う【予習】養護教諭にとっての健康教育を考える.(30)
【復習】当日の模擬授業の評価を行う.(30)
7模擬授業:全員が順番に授業を行う【予習】養護教諭にとっての健康教育を考える.(30)
【復習】当日の模擬授業の評価を行う.(30)
8模擬授業:全員が順番に授業を行う【予習】養護教諭にとっての健康教育を考える.(30)
【復習】当日の模擬授業の評価を行う.(30)
9模擬授業:全員が順番に授業を行う【予習】養護教諭にとっての健康教育を考える.(30)
【復習】当日の模擬授業の評価を行う.(30)
10模擬授業:全員が順番に授業を行う【予習】養護教諭にとっての健康教育を考える.(30)
【復習】当日の模擬授業の評価を行う.(30)
11模擬授業:全員が順番に授業を行う【予習】養護教諭にとっての健康教育を考える.(30)
【復習】当日の模擬授業の評価を行う.(30)
12模擬授業:全員が順番に授業を行う【予習】養護教諭にとっての健康教育を考える.(30)
【復習】当日の模擬授業の評価を行う.(30)
13模擬授業:全員が順番に授業を行う【予習】養護教諭にとっての健康教育を考える.(30)
【復習】当日の模擬授業の評価を行う.(30)
14模擬授業:全員が順番に授業を行う【予習】養護教諭にとっての健康教育を考える.(30)
【復習】当日の模擬授業の評価を行う.(30)
15まとめ:全体討論と評価【予習】養護教諭にとっての健康教育を考える.(30)
【復習】教育実習に向けての自分の課題を考える.(120)
    
評価方法・基
準(評価割合)
 教材研究,資料作成,授業計画等の模擬授業への取り組み(10%),模擬授業内容(60%),相互評価での態度と意見(10%),提出したレポート(20%)等を総合的に判断して成績評価する.
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『新版 中学校保健体育』高石昌弘 他大日本図書978-7-477-02715-9
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『保健科教育(改定第3版)』家田重晴(編著)杏林書院2,100円(税別)978-4-7644-0529-5
参考URL
1.学習指導要領(文部科学省)
質疑応答
 授業前後に教室で,およびオフィスアワー時に研究室(14601)で対応します.オフィスアワー以外でも事前に連絡をもらえば可能な限り応じます.オフィスアワーを含めて,会議等でしばしば研究室を不在とするので,メール(ohsawa@dpc.agu.ac.jp)で事前にアポをとってほしい.
備考
養護教諭希望者は2年次に本授業を履修すること.
模擬授業前に必ずLA(learning assistant)の指導を受けること.
授業を実施するにあたっての基本的な考え方や技術,授業計画の立て方(学習指導案の書き方)等は,この授業で習得するので,保健科教育法Iと保健科教育法IIを履修する前に,保健科教育法IIIを修得する必要がある.
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更新日付2017/05/17 14:02:22