開講年度2017
科目名環境評価論
科目ナンバー
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者森下 英治
単位数2
曜日・時限秋学期 木曜日 1時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
環境指標を活用する環境評価
授業の概要
適切な環境の状態を創造・維持するためには、その評価をもとに対策が練られるため、現状をできるだけ正しく科学的に評価することが必要です。本講義では、環境指標、環境基準、および環境影響評価の視点から環境評価について論じます。
まず初めに、環境評価について、科学性を担保した評価手法、評価基準などについて学習し、次に、評価の基礎データとなる多様な指標について学習します。これらの指標は物理的あるいは化学的なデータ・情報であり、直接測定したり、統計的に推定を行うことが多くあります。その後、開発などの行為における事前評価である環境影響評価について、意義や手続きについて学習します。
授業の到達
目標
環境指標の種類や利用方法について理解し、説明できる。
講義を通して得られた知見をもとに環境評価の方法について、何らかの提案ができる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1環境評価の意義と必要性【予習】配布資料を読み授業概要をあらかじめ把握する。不明なことばなどは調べる。(120)
【復習】環境評価の意義は何かについて学習した内容の確認。(120)
2居住環境評価・都市環境評価・地球環境評価【予習】配布資料を読み授業概要をあらかじめ把握する。不明なことばなどは調べる。(120)
【復習】空間サイズの異なる環境評価の関連性の確認。(120)
3環境リスクの評価と管理【予習】配布資料を読み授業概要をあらかじめ把握する。不明なことばなどは調べる。(120)
【復習】身の回りの環境リスクについてまとめる。(120)
4地域環境管理における物質循環と環境評価【予習】配布資料を読み授業概要をあらかじめ把握する。不明なことばなどは調べる。(120)
【復習】物質循環について理解を深める。(120)
5環境指標とその役割【予習】配布資料を読み授業概要をあらかじめ把握する。不明なことばなどは調べる。(120)
【復習】環境指標の効用・利用目的をまとめる。(120)
6環境指標の歴史【予習】配布資料を読み授業概要をあらかじめ把握する。不明なことばなどは調べる。(120)
【復習】環境指標の変遷を整理する。(120)
7環境指標体系【予習】配布資料を読み授業概要をあらかじめ把握する。不明なことばなどは調べる。(120)
【復習】環境指標体系の全体枠組みの理解を深める。(120)
8指標の作成手順【予習】配布資料を読み授業概要をあらかじめ把握する。不明なことばなどは調べる。(120)
【復習】関心ある環境問題の指標を施策・提案する。(120)
9計測と計量化【予習】配布資料を読み授業概要をあらかじめ把握する。不明なことばなどは調べる。(120)
【復習】多様な計測・調査手法について理解を深める。(120)
10総合評価を目指す尺度化と総合化1:
尺度化の基礎概念、相対比較による尺度化
【予習】配布資料を読み授業概要をあらかじめ把握する。不明なことばなどは調べる。(120)
【復習】尺度化の基礎を理解する。(120)
11総合評価を目指す尺度化と総合化1:
価値尺度化の方法
【予習】配布資料を読み授業概要をあらかじめ把握する。不明なことばなどは調べる。(120)
【復習】尺度化・項目間の集約について理解する。(120)
12環境影響評価の役割【予習】配布資料を読み授業概要をあらかじめ把握する。不明なことばなどは調べる。(120)
【復習】持続可能な社会・環境の構築における環境アセスの役割についてまとめる。(120)
13環境影響評価手続き【予習】配布資料を読み授業概要をあらかじめ把握する。不明なことばなどは調べる。(120)
【復習】実施されている環境アセスの事例を探す。(120)
14これからの環境アセス:
戦略的アセス、簡易アセスに期待できる効果
【予習】配布資料を読み授業概要をあらかじめ把握する。不明なことばなどは調べる。(120)
【復習】環境アセスについて機能改善の提案をまとめる。(120)
15環境評価のまとめ【復習】配布資料をもとに環境評価全体の見直し。(240)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
授業中の質疑等への参加(3割)、レポート(3割)、期末試験の結果(4割)で総合的に評価する。
適切な理由が無く、出席が10回未満の場合、失格となる。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『資料を使用する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『環境計画・政策研究の展開-持続可能な社会づくりへの合意形成‐』原科編著岩波書店\3,800+税978-4-00-022473-4
参考URL
質疑応答
質疑は、口頭またはメールで対応します。
メールの場合、hmorishi@dpc.agu.ac.jp に件名、学生番号、氏名を必ず記載して送付してください。
備考
適宜資料を配布する。事前に目を通し、わからない言葉など調べておくようにしてください。
学期中に数回課題を出します。
連絡はウェブキャンパスを使用します。
画像
ファイル
更新日付2017/02/15 16:21:01