開講年度2017
科目名情報構造論
科目ナンバー
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者泉 寛幸
単位数2
曜日・時限秋学期 火曜日 3時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
QC七つ道具を通して問題解決技法を身につける
授業の概要
社会活動における問題解決手法に品質管理(Quality Control)があります。この管理・解決手法は製造業だけでなく最近はサービス業分野でも用いられており、「QC七つ道具」「新QC七つ道具」の名称で広く知られています。本講義では、「QC7つ道具」での問題分析手法、問題解決で用いられているいくつかの情報表現法を説明します。それらの情報表現は、問題を解決するために、様々な情報を構造化し明確にするための手段、また他者に伝達するための手段として実社会で用いられており、「ITパスポート」や「基本情報技術者」などの基本知識でもあります。
授業の到達
目標
(1) QC(品質管理運動)に用いられているQC七つ道具、新QC七つ道具を理解する。
(2) 課題レポートや小テストを通して、上記の七つ道具の使い方を身につける。
(3) QC七つ道具・新QC七つ道具を通して問題解決技法を身につけていく。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1新QC七つ道具-PDPC、課題レポートの出し方配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
課題レポートの作成(120分)
2新QC七つ道具-アローダイアグラム(PERT)配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
学習内容の関連項目の、展開調査(120分)
3新QC七つ道具-マトリクス図法配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
学習内容の関連項目の、展開調査(120分)
4提出課題の中間公開評価・総括配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
学習内容の関連項目の、展開調査(120分)
5メリットデメリット表(功罪表)配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
課題レポートの作成(120分)
6新QC七つ道具-マトリクスデータ解析法(主成分分析法)配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
学習内容の関連項目の、展開調査(120分)
7新QC七つ道具-親和図法(KJ法)、ブレインストーミング配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
学習内容の関連項目の、展開調査(120分)
8提出課題の中間公開評価・総括配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
学習内容の関連項目の、展開調査(120分)
9原因分析-新QC七つ道具の連関図法、QC七つ道具の特性要因図配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
課題レポートの作成(120分)
10QC七つ道具-パレート図、ABC分析配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
学習内容の関連項目の、展開調査(120分)
11QC七つ道具-ヒストグラム、チェックシート配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
学習内容の関連項目の、展開調査(120分)
12QC七つ道具-散布図、相関係数、回帰式配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
学習内容の関連項目の、展開調査(120分)
13新QC七つ道具-系統図法配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
課題レポートの作成(120分)
14QC七つ道具-管理図、層別配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
学習内容の関連項目の、展開調査(120分)
15さまざまなグラフ、図解表現
提出課題の全体評価・総括
配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
学習内容の関連項目の、展開調査(120分)
    
16定期試験教科書の学習済み範囲全体の熟読(120分)
配布資料の小問題の理解と回答(120分)
専門用語をまとめ直し理解、用語集作成(120分)
評価方法・基
準(評価割合)
課題レポート点60%、小テスト20%、期末試験20%の総合点で評価する。
課題レポートを規定回数(4回)提出していない学生は、不合格とする。
出席の良好なもの・優秀なレポート提出・レポートの再提出・期末試験の高得点などには、上乗せ点を付加する。
テキスト
参考書
  ・
参考資料
参考URL
1.問題解決技法問題解決技法教材
質疑応答
授業終了後にも、時間の許す限り、質疑応答に応じます。それ以外は原則としてオフィスアワー(月~金の昼休みにG508)で応対しますが、メール(hizumi@psis.agu.ac.jp)や電話等で希望日時を申し出れば、日時の許す限り応対します。
備考
大学や地域の図書館で、授業内容に関連する書籍をできるだけ探し出して読むようにしてください。関連知識はインターネットからも容易に得られますが、そのような簡単に得られる知識や考え方は、他の人でも容易に身に付けられます。それだけでは、他の人と同じような知識や考え方しか身につかず、あなた独自の知識や考え方を作り上げていくことは難しい。その場合、あなたの代わりになるような人はいくらでも出てきます。(他の誰でもなく)あなた独自の知識や考え方を身につけるためには、その分野に関連した広範な読書をお勧めします。
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更新日付2017/02/24 16:46:00