開講年度2017
科目名日本語表現法Ⅱ/日本語コミュニケーションⅡ
科目ナンバー
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者椿 由紀子
単位数2
曜日・時限秋学期 水曜日 4時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
説得力のある話し方を学ぼう
授業の概要
  わたしたちの社会では、交渉によって、多くの物事が前に進められていきます。企業に限らず、交渉の場面では、プレゼンテーションする必要性があったり、意見を戦わせたりすることが数多くあります。そのようなとき、データを用いて説得力ある意見を提示できることや、自分の言いたいことを速やかにまとめ、自信を持って伝えられることは、社会の一員として非常に重要です。ここで必要とされるのが口頭表現能力です。
 この授業はこの口頭表現能力を高めることを目的としています。具体的には、新聞記事をまとめて意見を述べたり、データを用いて意見を述べたり、ディベートを行ったりします。
授業の到達
目標
1.情報を正確に把握し、それを的確にわかりやすく伝えられる。
2.自分の考え、意見を論理的に発表できる。
3.データをもとに説得力ある意見が述べられる。
4.客観的なデータをもとにしたディベートができる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1まとめて話す(1)
 発表の型と口頭発表の注意点を学ぶ。
 記事1をまとめて発表する。
【予習】シラバス読み、授業内容をあらかじめ把握する(30)
【復習】発表を振り返る(30)
同様の記事を見つけ、まとめる練習をする(90)   
2まとめて話す(2)
 記事2をまとめ、意見を加え、原稿、および
 ハンドアウトを作成する。
 
【課題】原稿、ハンドアウトを完成させ、発表の練習をする(180)
3まとめて話す(3)
 記事2のまとめと意見を発表する。<評価1>
【予習】発表原稿を覚え、口頭練習する(180)
【復習】発表を振り返り、不足していた点を確認する(30)
4まとめて話す(4)
 記事3をまとめ、意見を加える。<評価2>
記事2の発表について個別に教師の指導を
受ける。
【復習】提出した原稿を振り返る(60)
個別指導での指摘を確認する(30)     
同様の記事を見つけ、内容と意見をまとめる練習をする(120)
5まとめて話す(5)
 記事4(あるトピックについて 異なる意見の
 記事をそれぞれ担当)をまとめ、意見を加え、
 原稿とハンドアウトを作成する。
【課題】原稿、ハンドアウトを完成させ、口頭練習
する(180)
6まとめて話す(6)
 1)記事4をグループ内で発表する。
   <評価3>
 2)得た情報をもとに、グループで話し合う。
 3)一つの意見にまとめ、グループの代表が
  発表する。
【予習】発表原稿を覚え、口頭練習する(180)
【復習】グループの意見や発表を振り返る(60)
同様の記事を見つけ、内容と意見をまとめる練習をする(120)
7データから意見を言う(1)
 1)データからどのように意見を述べるか学ぶ。
 2)データAあるいはデータBについて、賛成か
  反対か決め、意見原稿を書く。
 3)ハンドアウトを作成する。
  
【復習】データをもとにした意見の述べ方を確認
する(30)
【課題】原稿、ハンドアウトを完成させ発表の練習をする(180)
【課題】ディベートのトピック案を考える(60)
8データから意見を言う(2)
 データA担当の学生は意見を発表する。
  <評価4>
 データB担当の学生は発表を聞き、反論を
 考える。
ディベートのトピックを決め、賛成・反対のメン
バーを決める。
【予習】発表原稿を覚え、口頭練習する(180)
予測される反論を考える(60)
【復習】発表を振り返る(30)
【課題】ディベートの資料を集める(180)
9データから意見を言う(3)
 データB担当の学生は意見を発表する。
  <評価4>
 データA担当の学生は発表を聞き、反論を
 考える。
【予習】発表原稿を覚え、口頭練習する(180)
予測される反論を考える(60)
【復習】発表を振り返る(30)
【課題】引き続きディベートの資料を集める
 (120)
10ディベート(1)
 1)ディベートについて学ぶ。
 2)グループで集めた資料から主張を決める。
第8,9回目「データから意見を言う」の発表に
ついて、個別に教師から指導を受ける。
【予習】ディベートの資料を読み込む(120)
【復習】グループの主張を確認する(30)
個別指導での指摘を確認する(60)
【課題】最終スピーチの準備をする(180)
11ディベート(2)
 反論を考える。
 それぞれの役割の準備を行う。
【予習】足りない資料を集める(120)
それぞれの役割の準備をする(120)
12ディベート(3)
 ディベートを行う。 <評価5>
 聞いている学生は評価を行う。
【予習】それぞれの役割が果たせるよう、準備を
する(120)
【復習】討論全体を振り返る(30)
13ディベート(4)
 ディベートを行う。 <評価5>
 聞いている学生は評価を行う。
最終スピーチの原稿について教師の指導を
受ける。
【課題】教師の指摘をもとに最終スピーチの原稿
を練り直す(120)
14最終スピーチ  <評価6>んろn【予習】最終スピーチの原稿を覚え、口頭練習
する(180)
予想される反論を考える(60)
【課題】最終スピーチを様々な角度から振り返る     (30)
15最終スピーチの振り返りと個別指導【復習】教師から受けた指摘を確認する(30)
    
評価方法・基
準(評価割合)
発表はそれぞれ、構成、内容、話し方などの点から評価する。

評価の配分は以下の通り。  
・授業中の意見発表5回  50%、
・最終スピーチ        40%、
・宿題および授業態度    10%
 
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『作成教材を授業中に配布する。』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業内に全体、あるいは個別指導の時間を設ける。
備考
画像
ファイル
更新日付2017/02/21 12:20:13