開講年度2017
科目名プログラミングⅠ
科目ナンバー
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者本村 扇仁
単位数2
曜日・時限秋学期 水曜日 3時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
基礎的なプログラミングとそこに使われるアルゴリズム
授業の概要
簡易なプログラム言語を用いて基礎的なプログラミングとそこに使われるアルゴリズム(処理手順)を学びます。コンピュータを用いた情報処理に関して、ブラックボックスになりがちな実際の過程を理解するという点から、これらの素養は有益です。アルゴリズムとは問題を処理する手順を記述したものですが、ここでは特にコンピュータで処理することを想定しています。コンピュータ内ではプログラムに従って、単純な作業の繰り返しにより問題を処理します。単純な作業の繰り返しがどのようにめざす処理につながるか、それがアルゴリズムの内容であり、プログラムを書いた側が把握していなければなりません。そのためには処理の過程をもれなく飛躍せず、論理的に組み立てることが求められます。ひとつひとつの例題と課題に取り組む経験を積み重ねて体得していきます。
授業の到達
目標
基礎的なプログラミングができる
プログラミングに用いる基本的なアルゴリズムを説明できる。
アルゴリズムを組み立てるために必要な論理的思考力を修得できる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1オリエンテーション、コンピュータとプログラム 
本科目の概要と基本的な用語を理解します。
予習、シラバスを読み授業内容を把握する。(90)
復習、授業全体の確認をする。(90)
2プログラムとフローチャート
フローチャートを理解します。
予習、配付資料を読み記号を理解する。(90)
復習、例題を確認する。(90)
3順次構造、繰り返し構造
順次構造、繰り返し構造についてプログラムの記述を理解します。
予習、配付資料を読みプログラムの記述を理解する。(120)
復習、例題を確認し、課題に取り組む。(120)
4分岐構造
分岐構造についてプログラムの記述を理解します。
予習、配付資料を読みプログラムの記述を理解する。(120)
復習、例題を確認し、課題に取り組む。(120)
5プログラム演習(1)
繰り返し構造について先回と異なる記述を理解します。
予習、配付資料を読みプログラムの記述を理解する。(120)
復習、例題を確認し、課題に取り組む。(120)
6プログラム演習(2)
繰り返し構造についてさらに異なる記述を理解します。
予習、配付資料を読みプログラムの記述を理解する。(120)
復習、例題確認し、課題に取り組む。(120)
7プログラム演習(3)
サイコロ振りを例として、ランダム関数を用いた記述を理解します。
予習、配付資料を読みプログラムの記述を理解する。(120)
復習、例題を確認し、課題に取り組む。(120)
8プログラム演習(4)
じゃんけんを例として、配列変数を用いた記述を理解します。
予習、配付資料を読みプログラムの記述を理解する。(120)
復習、例題を確認し、課題に取り組む。(120)
9プログラム演習(5)
複利計算を例として、結果の出力方法に関してまとめます。
予習、配付資料を読みプログラムの記述を理解する。(120)
復習、例題を確認し、課題に取り組む。(120)
10コンピュータグラフィックス演習(1)
図形操作をを取り上げ、ランダム関数を使って模様を作成する。
予習、配付資料を読みプログラムの記述を理解する。(120)
復習、例題を確認し、課題に取り組む。(120)
11コンピュータグラフィックス演習(2)
図形操作を取り上げ、繰り返し構造を使って模様を作成する。
予習、配付資料を読みプログラムの記述を理解する。(120)
復習、例題を確認する。(120)
12スクリプト言語演習
JavaScriptを取り上げ、繰り返構造と分岐構造の記述を理解する。
予習、配付資料を読みプログラムの記述を理解する。(120)
復習、例題を確認する。(120)
13マクロ(VBA)(1)
Excelでマクロの記録を作成し、どのような記述になっているか理解する。
予習、配付資料を読み手順を理解する。(120)
復習、例題を確認する。(120)
14マクロ(VBA)(2)
繰り返し構造、分岐構造を含むマクロの例文をExcelで実行し、どのような記述になっているか理解する。
予習、配付資料を読み手順を理解する。(120)
復習、例題を確認する。(120)
15授業のまとめ
授業の全体を振り返ります。
予習、補充問題を解答してみる。(180)
復習、補充問題を確認する。(180)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
受講状況(10%)、中間課題(40%)、学期末の定期試験(50%)による。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『資料を使用する』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
1.Tiny Basic for Windows(tbasic) home page演習で使うプログラム言語のホームページです。
質疑応答
演習中は質問をすることができます。
備考
情報リテラシーⅠ,Ⅱ、情報科学基礎の履修を前提とします。
画像
ファイル
更新日付2017/02/21 21:44:06