開講年度2017
科目名基礎演習Ⅱ
科目ナンバー
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者黒野 葉子
単位数2
曜日・時限秋学期 水曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
民事法判例の読み方
授業の概要
前半は、1つの判例を取り上げ、判決原文をもとに、判例の読み方について全員で学習します。そのうえで、後半は、2〜3人のグループに分かれ、グループごとに、事前に与えられた民事法判例について報告をしてもらいます。このゼミでは、3年次以降のゼミにおいて民事法判例を扱う際の、判例の分析の仕方の基本を身につけることに主眼を置いています。
授業の到達
目標
①判例の事案を正確に把握し説明することができる。
②何が争点となっているかをわかりやすく明確に述べることができる。
③判決文の中から、判旨を読み取り、その意義について説明できる。
④判例に対する学説の状況について資料を収集、分析し、説明することができる。
⑤物事を筋道を立てて順序よく述べることができる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1自己紹介、ゼミの進め方、グループ決定【予習】シラバスをよく読み、ゼミの内容を確認する(30)  
2資料収集の仕方、レジュメの作り方【課題】指定された資料を収集し、内容に目を通す(90)
3判決文の形式【復習】レジュメおよび判決文に目を通し、判決文の形式についての知識を定着させる(60)  
4事案の概要【予習】判決文の事実に関する部分をよく読む(60)    
【課題】ゼミでの学習内容を踏まえ、事案の要点を抜き出す(60)
5事案の図解の作成【予習】判決文の事実に関する部分をよく読む(60)    
【課題】ゼミでの学習内容を踏まえ、事案の要点を抜き出す(60)
6当事者の主張【予習】判決文の事実に関する部分をよく読む(60)    
【課題】ゼミでの学習内容を踏まえ、事案の要点を抜き出す(60)
7争点【予習】判決文の事実に関する部分をよく読む(60)    
【課題】ゼミでの学習内容を踏まえ、事案の要点を抜き出す(60)
8第4〜7回のまとめ発表【課題】第4〜7回のゼミでの学習内容を踏まえ、事案の概要および争点について発表する準備を行う(60)
9判旨【予習】判決文をよく読む(60)    
【復習】ゼミでの学習内容を踏まえ判旨についての理解を深める(60)
10当該判決の意義・学説の状況【予習】判例解説および判例評釈をよく読む(60)    
【課題】ゼミでの学習内容を踏まえ、当該判決の意義および学説の状況をまとめる(60)
11判例報告(1)【予習】報告判例に関する資料の収集、分析、検討(90)  
【復習】ゼミでの学習内容の確認(60)
12判例報告(2)【予習】報告判例に関する資料の収集、分析、検討(90)  
【復習】ゼミでの学習内容の確認(60)
13判例報告(3)【予習】報告判例に関する資料の収集、分析、検討(90)  
【復習】ゼミでの学習内容の確認(60)
14判例報告(4)【予習】報告判例に関する資料の収集、分析、検討(90)  
【復習】ゼミでの学習内容の確認(60)
15判例報告(5)【予習】報告判例に関する資料の収集、分析、検討(90)  
【復習】ゼミでの学習内容の確認(60) 
【課題】レポートの作成(90)
    
評価方法・基
準(評価割合)
ゼミへの主体的参加度(50%)、報告(30%)、レポート(20%)により評価します。
欠席および遅刻は、ゼミへの主体的参加度の評価に大きく影響します。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『資料を配布します』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『特になし』
参考URL
1.特になし
質疑応答
オフィスアワー(火曜日3校時 研究室)のほか、授業後等、随時、質問を受け付けます。
備考
毎回の授業には、六法を必ず持ってきてください。
画像
ファイル
更新日付2017/02/22 16:06:00