開講年度2017
科目名金融担保と法
科目ナンバー
開講種別秋学期
対象学年3年
担当者田中 淳子
単位数2
曜日・時限秋学期 月曜日 4時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
資金調達の方法
授業の概要
本講義の目標は、現実社会における担保法をとりまく問題状況を自分の力でただしく理解する力を養うことにある。具体的に、本講で扱う担保法は、担保(物権)法(295条から398条の22)の規定や特別法はもちろん、金融担保の実務取引社会が生み出した、いわば条文にない非典型担保(あるいは変則担保)と呼ばれるもの、さらには条文本来と異なる運用により結果として実務上、担保として機能させているものも対象とする。
授業の到達
目標
実際の取引実務において生じる問題は、法律関係以前にその事実関係を把握することすら困難である。仮に整理できたとしてもすべての事実が法律問題を解決するために直接重要となる事実ばかりでもない。裁判例を多く用い、問題はどのような場面で生じるのか。そしてその問題に対する妥当な解決のとはなにか。自らの力で考えられるようにすることを目標とします。考えることが「面白い」と実感できるようになれば目標は達成できたといえよう。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1担保物権法の基礎理論①(教科書1頁~13頁) ★以下教科書は目安です★講義の概要や講義中に利用する設例問題等をあらかじめWebCampusに掲載する。その内容を予習・復習(各1時間程度)に利用してください。
2担保物権法の基礎理論②(教科書1頁~13頁) 講義の概要や講義中に利用する設例問題等をあらかじめWebCampusに掲載する。その内容を予習・復習(各1時間程度)に利用してください。
3留置権(教科書15頁~39頁)講義の概要や講義中に利用する設例問題等をあらかじめWebCampusに掲載する。その内容を予習・復習(各1時間程度)に利用してください。
4先取特権 (教科書15頁~39頁)講義の概要や講義中に利用する設例問題等をあらかじめWebCampusに掲載する。その内容を予習・復習(各1時間程度)に利用してください。
5約定担保物権(概説)質権(教科書71頁~109頁)講義の概要や講義中に利用する設例問題等をあらかじめWebCampusに掲載する。その内容を予習・復習(各1時間程度)に利用してください。
6抵当権(概説)(教科書110頁~128頁講義の概要や講義中に利用する設例問題等をあらかじめWebCampusに掲載する。その内容を予習・復習(各1時間程度)に利用してください。
7中間テスト 
抵当権の効力(1)(教科書129頁~173頁)
講義の概要や講義中に利用する設例問題等をあらかじめWebCampusに掲載する。その内容を予習・復習(各1時間程度)に利用してください。
8抵当権の効力(2)(教科書129頁~173頁)
抵当権の効力の及ぶ範囲①
講義の概要や講義中に利用する設例問題等をあらかじめWebCampusに掲載する。その内容を予習・復習(各1時間程度)に利用してください。
9抵当権の効力(3(教科書158頁~182頁)抵当権の効力の及ぶ範囲②講義の概要や講義中に利用する設例問題等をあらかじめWebCampusに掲載する。その内容を予習・復習(各1時間程度)に利用してください。
10抵当権の効力(4(教科書158頁~182頁)抵当権の効力の及ぶ範囲③分離物講義の概要や講義中に利用する設例問題等をあらかじめWebCampusに掲載する。その内容を予習・復習(各1時間程度)に利用してください。
11抵当権と法定地上権(教科書183頁~203頁)講義の概要や講義中に利用する設例問題等をあらかじめWebCampusに掲載する。その内容を予習・復習(各1時間程度)に利用してください。
12抵当権と賃貸借(教科書204頁~210頁)講義の概要や講義中に利用する設例問題等をあらかじめWebCampusに掲載する。その内容を予習・復習(各1時間程度)に利用してください。
13抵当権の処分(教科書211頁~222頁)講義の概要や講義中に利用する設例問題等をあらかじめWebCampusに掲載する。その内容を予習・復習(各1時間程度)に利用してください。
14共同抵当・根抵当権(教科書221頁~255頁講義の概要や講義中に利用する設例問題等をあらかじめWebCampusに掲載する。その内容を予習・復習(各1時間程度)に利用してください。
15試験講義の概要や講義中に利用する設例問題等中心に準備してください。
    
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験の他、講義の際に実施する『基礎の確認』(小テスト)の提出を出席とみなし、評価(
講義への積極的な参加)とします。
配点割合は、中間テスト10% 定期試験60%、講義への積極的な参加30%とします。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『担保物権法〔第2版補訂〕』近江幸治成文堂3300978-4-7923-25114
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『判例六法』中田他有斐閣2900978-4-641-00337-8
参考URL
1.最高裁判所
質疑応答
講義の内容等に関する質問は、講義終了後ないしは、オフィスアワーを利用してください。
備考
画像
ファイル
更新日付2017/05/17 10:45:20