開講年度2017
科目名国際法Ⅰ(総論)B
科目ナンバー
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者尋木 真也
単位数2
曜日・時限秋学期 木曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
国際社会における法の役割
授業の概要
 グローバル化が進む今日、国際社会ではさまざまな問題が生じている。日本と関係のある最近の問題だけでも、たとえば領土問題(北方領土、竹島、尖閣諸島)、環境問題(パリ協定、名古屋議定書等)、経済問題(TPP、RCEP等)、漁業問題(捕鯨、まぐろ等)、安全保障問題(自衛権、PKO等)など、数多くの問題が挙げられる。
 こうした諸問題に関する国際的な規律を行うのが、国際法である。国際法IBは、個別の分野・論点につき、国際法がいかなる規律を及ぼしているかについて学修することを主たる目的とする。
授業の到達
目標
 国際法の基礎知識の修得が第一義的な到達目標である。そのうえで、その知識をもとに、現実に生じているさまざまな国際問題について、国際法の観点から評価し考える能力を身につけることも直接的な目標とする。同時に、国内法とは異なる観点から法的判断能力を養うとともに、国際社会の一員としての自らの役割を自覚できるようになることを間接的な目標とする。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ガイダンス予習:国際法IAの復習(60)
復習:国際法IAの復習(60)
2個人の地位(基礎)予習:教科書の第8章を読む(60)
復習:レジュメ・関連条文のまとめ(60)
3個人の地位(応用)予習:第8章に関する時事や歴史を調べる(60)
復習:レジュメ・関連条文のまとめ(60)
4国際人権法(基礎)予習:教科書の第9章を読む(60)
復習:レジュメ・関連条文のまとめ(60)
5国際人権法(応用)予習:第9章に関する時事や歴史を調べる(60)
復習:レジュメ・関連条文のまとめ(60)
6外交・領事関係法(基礎)予習:教科書の第10章を読む(60)
復習:レジュメ・関連条文のまとめ(60)
7外交・領事関係法(応用)予習:第10章に関する時事や歴史を調べる(60)
復習:レジュメ・関連条文のまとめ(60)
8国家責任法(基礎)予習:教科書の第11章を読む(60)
復習:レジュメ・関連条文のまとめ(60)
9国家責任法(応用)予習:第11章に関する時事や歴史を調べる(60)
復習:レジュメ・関連条文のまとめ(60)
10国際社会における平和の維持(基礎)予習:教科書の第12章を読む(60)
復習:レジュメ・関連条文のまとめ(60)
11国際社会における平和の維持(応用)予習:第12章に関する時事や歴史を調べる(60)
復習:レジュメ・関連条文のまとめ(60)
12武力紛争法(基礎)予習:教科書の第13章を読む(60)
復習:レジュメ・関連条文のまとめ(60)
13武力紛争法(応用)予習:第13章に関する時事や歴史を調べる(60)
復習:レジュメ・関連条文のまとめ(60)
14国際経済法予習:WTOとFTAについて調べる(60)
復習:レジュメ・関連条文のまとめ(60)
15日本と国際法予習:日本の国際法問題について調べる(60)
復習:レジュメ・関連条文のまとめ(60)
    
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験による評価とともに、平常点を考慮する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『基本国際法〔第2版〕』杉原高嶺有斐閣2,268円46410466892014年
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『条約集(いずれの出版社のものでも可)』
2.『国際法判例百選〔第2版〕』小寺彰・森川幸一・西村弓編有斐閣2,674円46411150442011年
3.『国際法学講義〔第2版〕』杉原高嶺有斐閣5,616円46410466462013年
4.『国際関係法辞典〔第2版〕』国際法学会編三省堂10,800円43851575102005年
参考URL
1.外務省ホームページ
質疑応答
授業の前後(授業教室)およびオフィスアワー(研究室)
備考
特になし
画像
ファイル
更新日付2017/02/20 16:03:45