開講年度 2017 科目名 吃音 科目ナンバー 開講種別 秋学期 対象学年 ３年 担当者 古川　博雄 村瀬　忍 単位数 2 曜日・時限 秋学期 火曜日 １時限 キャンパス 日進キャンパス 実務経験のある教員による授業科目 テーマ 言語聴覚士のための吃音 授業の概要 言語聴覚士が吃音者に対してどのような治療、援助ができるかについて学ぶ。口腔の機能、歯・歯周組織の構造・機能・疾患について理解し、言語聴覚士としての治療における役割を学ぶ。 授業の到達 目標 １　吃音についての基礎的な知識（定義、発生メカニズム、症状）について知り、説明できるようになる。 ２　吃音と診断するための諸検査・評価法および基本的な治療法について知り、説明できるようになる。 ３　吃音の問題に対するセルフヘルプグループの活動の意義について知り、説明できるようになる。 授業計画 回数 授業スケジュール 授業時間外学修・時間(分) 1 「ガイダンス」：講義方針・概要の説明 ①基礎知識１　について学ぶ 吃音の定義 アンケート 【予習】シラバスを読み本講義内容をあらかじめ把握する（30） 【復習】①について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める（60） 2 小テスト　①についての問題 ②基礎知識２　について学ぶ 吃音の発生メカニズムと理論的背景 【予習】②について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする（100） 【復習】②について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める（60） 3 小テスト　②についての問題 ③基礎知識３　について学ぶ 　　吃音症状の特徴と経過 【予習】③について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする（100） 【復習】③について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める（60） 4 小テスト　③についての問題 ④検査と評価１　について学ぶ 　　呼吸および発生発語器官の機能検査 【予習】④について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする（（100） 【復習】④について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める（60） 5 小テスト　④についての問題 ⑤検査と評価２　について学ぶ 　　発話の検査 【予習】⑤について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする（100） 【復習】⑤について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める（60） 6 小テスト　⑤についての問題 ⑥検査と評価３　について学ぶ 　　行動観察 【予習】⑥について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする（100） 【復習】⑥について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める（60） 7 小テスト　⑥についての問題 ⑦検査と評価４　について学ぶ 　　心理検査 【予習】⑦について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする（100） 【復習】⑦について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める（60） 8 小テスト　⑦についての問題 ⑧訓練・指導１　について学ぶ 　　種類と理論的背景 中間試験　前半部分についての問題 【総復習】（150） 【予習】⑧について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする（100） 【復習】⑧について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める（60） 9 小テスト　⑧についての問題 ⑨訓練・指導２　について学ぶ 　　環境調整 【予習】⑨について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする（100） 【復習】⑨について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める（60） 10 小テスト　⑨についての問題 ⑩訓練・指導３　について学ぶ 　　間接的言語訓練 【予習】⑩について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする（100） 【復習】⑩について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める（60） 11 小テスト　⑩についての問題 ⑪訓練・指導４　について学ぶ 　　直接的言語訓練 【予習】⑪について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする（100） 【復習】⑪について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める（60） 12 小テスト　⑪についての問題 ⑫訓練・指導５　について学ぶ 　　相談面接 【予習】⑫について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする（100） 【復習】⑫について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める（60） 13 小テスト　⑫についての問題 ⑬セルフヘルプグループ　について学ぶ 【予習】⑬について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする（（100） 【復習】⑬について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める（60） 14 小テスト　⑬についての問題 ⑭クラッタリング１　について学ぶ 【予習】⑭について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする（100） 【復習】⑭について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める（60） 15 小テスト　⑭についての問題 ⑮クラッタリング２　について学ぶ 【予習】⑮について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする（100） 【復習】⑮について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める（60） 　　　　 16 定期試験（期末試験） 総復習（240） 評価方法・基 準(評価割合) 定期試験（中間・期末）の得点（80%）、小テスト・受講態度（質問に対する回答，発言回数など）（20%）から総合的に評価する。 テキスト 書名 著者 出版社 価格 ISBNコード 備考 1. 『改訂吃音』 都築澄夫 建帛社 2,700 978-4767945330 2. 『子どもがどもっていると感じたら』 広嶌忍、堀彰人 大月書店 1,620 978-4272403226 参考書 　　・ 参考資料 書名 著者 出版社 価格 ISBNコード 備考 1. 『標準言語聴覚障害学　発声発語障害学　第２版』 藤田郁代 医学書院 5,400 978-4260020602 参考ＵＲＬ 質疑応答 オフィスアワーに準ずる。 備考 言語聴覚士国家試験受験資格を取得するうえで必修の科目です。 村瀬 忍先生に「吃音臨床の現場・実際」について４回の講義を担当していただきます。 画像 ファイル 更新日付 2017/02/08 17:28:14