開講年度2017
科目名日本文化特講1(日本文化実習)
科目ナンバー
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者高田 三枝子
久保村 正髙
単位数2
曜日・時限秋学期 火曜日 5時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
読み・書き・話す能力の向上と考える力を養うとともに、日本の伝統文化(茶道・日本画・風呂敷)を学ぶ
授業の概要
本授業は、大きく分けて2つの内容を含む。
一つは、読み・書き・話すという基本的な能力を磨くと共に、さまざまな問題を深く考える力を養うこと。また、他者に効果的に意見を伝え、また意見を理解するためのコミュニケーション能力の涵養である。
他の一つは、茶道、日本画、風呂敷という日本の伝統文化の基本を学ぶとともに、それを実際に体験することで、日常生活に応用できる力を養うことである。
授業の到達
目標
1.自分のことを他人に伝える自己表現の方法、伝達内容を明確にしつつ話を進める方法、有効に討論を展開していくための工夫、そして表現の基本的なリテラシーなどについて、考察、実践を通して能力を高める。
2.茶道、日本画、風呂敷という日本文化の基本を理解し、それを自ら実践するための基礎を身に付ける。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1〈前半〉全クラス合同で、この授業の基本方針を説明します。
〈後半〉各クラスに移動し、自分以外の人を他者に紹介する練習を行います。
宿題(敬語の使用法)を行う。(1時間)
この宿題は次週提出する。
2〈前半〉全クラス合同で、ゼミナール選択の方法を説明します。
〈後半〉各クラスに移動し、伝言ゲームを行い、言葉による伝言の難しさを学びます。
宿題(アカデミックワードの使用法)を行う。(1時間)
この宿題は次週提出する。
3〈前・後半〉風呂敷の歴史とそれに関連する日本の文化について学びます。宿題(長い文を分ける)を行う。(1時間)
この宿題は次週提出する。
4〈前・後半〉風呂敷の多彩な使用法を実践的に学びます。
5〈前半〉台本の読み合わせの練習を行い、状況理解や感情表現のトレーニングを行います。
〈後半〉後日行う「時事問題の討論」の説明と、そのためのグループ分けを行います。
宿題(文のねじれ)を行う。(1時間)
この宿題は次週提出する。
時事問題の討論の準備を行う。(2時間)
6〈前半〉台本の読み合わせの発表を行い、状況理解や感情表現の練習成果を試します。
〈後半〉正式な手紙の書き方を学びます。
宿題(手紙を書く)を行う。(2時間)
この宿題は次回提出する。
時事問題の討論の準備を行う。(2時間)
7〈前・後半〉茶道における基本所作を、主客にわかれて学びます。宿題(結論を先に書く)を行う。(1時間)
この宿題は次週提出する。
時事問題の討論の準備を行う。(2時間)
8〈前・後半〉茶道における点前の基本を、主客にわかれて学びます。時事問題の討論の準備を行う。(2時間)
9〈前半〉第1グループが中心となり、時事問題の討論を行います。
〈後半〉第2グループが中心となり、時事問題の討論を行います。
最後に、手紙を返却し、公評を行います。
宿題(接続表現)を行う。(1時間)
この宿題は次週提出する。
10〈前半〉第3グループが中心となり、時事問題の討論を行います。
〈後半〉第4グループが中心となり、時事問題の討論を行います。
最後に、履歴書の書き方を説明します。
宿題(履歴書の作成)を行う。(2時間)
この宿題は次週提出する。
11〈前・後半〉日本画の制作過程を学ぶとともに、その鑑賞方法の基本を学びます。
12〈前・後半〉日本画制作で用いられる箔押しの技法を学び、各自で栞を作成します。宿題(段落をわける)を行う。(1時間)
この宿題は次週提出する。
13〈前半〉第5グループが中心となり、時事問題の討論を行います。
〈後半〉履歴書を返却し、個別指導を行うとともに、再度、履歴書を作成します。
宿題(2度目の履歴書の作成)を行う。(2時間)
この宿題は次週提出する。
14〈前半〉第6グループが中心となり、時事問題の討論を行います。
〈後半〉第7グループが中心となり、時事問題の討論を行います。
15〈前半〉履歴書を返却し、公評を行います。
〈後半〉宿題で学んだ事柄を中心とする小テストを行います。
予習として、小テストの準備を行う。(3時間)
    
16毎日、新聞を読み、社会の動きに関心をもつようにしましょう。(毎日1時間)
評価方法・基
準(評価割合)
おおよそ、受講態度・意欲等5割、課題・小テスト等5割の配分で評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない』プリントを配布する
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『心に響く99の言葉』多川俊英ダイヤモンド社1620円
2.『日本語表現法』沖森卓也・半沢幹一三省堂2000円
参考URL
質疑応答
授業の前後に質問するか、あるいは各担当教員のオフィスアワーに研究室に来てください。
備考
画像
ファイル
更新日付2017/02/13 21:39:00