開講年度2017
科目名英語研究特講Ⅰb/欧米文化特講Ⅰb
科目ナンバー
開講種別秋学期
対象学年3年
担当者前田 満
単位数2
曜日・時限秋学期 金曜日 3時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
言語と社会
授業の概要
春学期の欧米文化特講Iaでは、個人と個人とのコミュニケーションというミクロの視点から社会における言語の役割を学びました。この授業では、視点を大きく広げ、個人ではなく社会集団というよりマクロな視点から言語の社会的役割について学びます。秋学期の授業では、社会の構造、性差、民族のアイデンティティーなどが言語に及ぼす影響、言語や方言の使い分け、若者ことば、ことばの変化といった社会言語学的な問題がこの授業の主なテーマです。コミュニケーションを巨視的にとらえることにより、日頃気付かない言語の役割が浮き彫りとなります。
授業の到達
目標
言語の社会的における働き、言語と民族性の関係、言語のバリエーションの社会的役割などについて深く理解することができる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1社会言語学の概説【予習】 とくにありません。
【復習】 配布したプリントを見て授業の内容を把握
する (120)。
2言語の変種について: 地域方言、社会方言、各種会話のスタイル、個人語など【予習】 社会方言についてwebなどで調べる
     (120)。
【復習】 配布したプリントを見て授業の内容を把握
する (120)。
3ことばと民族帰属性 (1): 民族帰属性の象徴としてのことばの働き、ダイグロシア、言語の選択、言語の消滅。【予習】 ダイグロシアについてwebなどで調べる
     (120)。
【復習】 配布したプリントを見て授業の内容を把握
する (120)。
4ことばと民族帰属性 (2): 古代のガリアとギリシアにおけるダイグロシアの事例と言語選択【予習】 前の授業の内容を把握する (120)。
【復習】 配布したプリントを見て授業の内容を把握
する (120)。
5ことばと民族帰属性 (3): 身近な方言の選択【予習】 前の授業の内容を把握する (120)。
【復習】 配布したプリントを見て授業の内容を把握
する (120)。
6ことばの選択と言語の消滅: 英語のグローバル化による言語多様性の減少の是非。【予習】 言語多様性についてwebなどで調べる
     (120)。
【復習】 配布したプリントを見て授業の内容を把握
する (120)。
7社会階級とことば (1): 社会階級が生ずる理由とそれにより生まれる言語の多様性。【予習】 社会階級についてwebなどで調べる
     (120)。
【復習】 配布したプリントを見て授業の内容を把握
する (120)。
8社会階級とことば (2): 世界の事例。【予習】 とくにありません。
【復習】 配布したプリントを見て授業の内容を把握
する (120)。
9ことばとジェンダー (1): 英語に見るジェンダー観。【予習】 ジェンダーについてwebなどで調べる
     (120)。
【復習】 配布したプリントを見て授業の内容を把握
する (120)。
10ことばとジェンダー (2): 世界の言語における男女のことばの違い、またそれが生ずる理由。【予習】 前の授業の内容を把握する (120)。
【復習】 配布したプリントを見て授業の内容を把握
する (120)。
11ことばとジェンダー (3): 日本近代史における女ことばの変遷。【予習】 「てよだわ」ことばについてwebなどで調
べる (120)。
【復習】 配布したプリントを見て授業の内容を把握
する (120)。
12変種の選択と場面 (1): ポライトネスの復習。【予習】 前の授業の内容を把握する (120)。
【復習】 配布したプリントを見て授業の内容を把握
する (120)。
13変種の選択と場面 (2): コミュニケーションの場面と変種の選択のパターン。【予習】 先週のプリントを見直す (120)。
【復習】 配布したプリントを見て授業の内容を把握
する (120)。
14変種の選択と場面 (3): ポライトネスと変種の選択。【予習】 前の授業の内容を把握する (120)。
【復習】 配布したプリントを見て授業の内容を把握
する (120)。
15まとめ。【予習】 授業中に配布したプリントを見直し、春
      学期の授業の内容を把握する (240)。
【復習】 興味のある講義テーマ について調べる
(120)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
主に授業への取り組み (約40%) と試験 (約60%) により評価します。試験は定期テストを実施します。詳しくは最初の授業で説明します。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『テキストを使用しない。』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業終了前の数分間またはオフィスアワーで授業についての質問に答えます。
備考
また、授業の妨げとなる私語、エスケープ、許可なきスマートフォンの使用厳禁。2度エスケープが発覚すると単位無効。
画像
ファイル
更新日付2017/02/16 14:20:24