開講年度2017
科目名自然地理学Ⅱ
科目ナンバー
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者富田 啓介
単位数2
曜日・時限秋学期 火曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
東海丘陵の里地・里山を探る
授業の概要
自然地理学の視点から、身近な地域(東海丘陵)の自然環境の歴史や特色を考える。特に里地・里山の自然環境(雑木林・田畑・ため池・湧水湿地など)に焦点を置き、それが人々の生活とのかかわりの中で、どのように形成され変化したかを、実際に行っている研究内容も交えて紹介する。
授業の到達
目標
里地・里山の自然環境の特色について説明できるようになる。東海地方の丘陵地における人と自然の関わりの履歴を踏まえ、それを今後どのように保全していくべきか考察できるようになる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ガイダンス
身近な自然環境のスライドショー
里地・里山について触れた報道などに目を通す(1.5h)
授業内容の振り返り(1.5h)
2東海丘陵の自然を知る 1
成り立ちと地形・地質
愛知県尾張地方の地形・地質について調べる(1.5h)
授業内容の振り返り(1.5h)
3東海丘陵の自然を知る 2
気候と植生
愛知県尾張地方の気候・植生について調べる(1.5h)
授業内容の振り返り(1.5h)
4東海丘陵の環境史 1
里地・里山とは何か?
里地・里山の意味や分布を調べる(1.5h)
授業内容の振り返り(1.5h)
5東海丘陵の環境史 2
先史時代~中世
授業内容の振り返り、および授業内容に関連したウェブサイトや書籍を読んでみる(3h)
6東海丘陵の環境史 3
近世
授業内容の振り返り、および授業内容に関連したウェブサイトや書籍を読んでみる(3h)
7東海丘陵の環境史 4
高度成長期前の暮らしと自然
授業内容の振り返り、および授業内容に関連したウェブサイトや書籍を読んでみる(3h)
8東海丘陵の環境史 5
キツネとの付き合いから里山を考える
授業内容の振り返り、および授業内容に関連したウェブサイトや書籍を読んでみる(3h)
9東海丘陵の環境史 6
高度成長期以降に起こったこと
授業内容の振り返り、および授業内容に関連したウェブサイトや書籍を読んでみる(3h)
10里地里山の水辺 1
湧水湿地の環境
授業内容の振り返り、および授業内容に関連したウェブサイトや書籍を読んでみる(3h)
11里地里山の水辺 2
湧水湿地と人の関わり
授業内容の振り返り、および授業内容に関連したウェブサイトや書籍を読んでみる(3h)
12里地里山の水辺 3
水田とため池の環境
授業内容の振り返り、および授業内容に関連したウェブサイトや書籍を読んでみる(3h)
13里地里山の水辺 4
ため池と人の関わり:竜を例にとって
授業内容の振り返り、および授業内容に関連したウェブサイトや書籍を読んでみる(3h)
14里地里山の水辺 5
ため池の環境を調べる
授業内容の振り返り、および授業内容に関連したウェブサイトや書籍を読んでみる(3h)
15レポート講評
東海地方のほかの里山の事例
現地取材とその準備(10h)
資料調べ、レポート執筆(8h)
    
16定期試験は実施しない
評価方法・基
準(評価割合)
授業期間内に提出するレポートにより評価する(100%)。
テキスト
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『里山の人の気配を追って』富田啓介花伝社1,836978-4763407481
参考URL
質疑応答
コメントシートやオフィスアワーで対応する。授業中の質問も歓迎する。
もらった質問の中で有益なものは、次回授業で回答を行う。
備考
レポート課題は、授業時間外に大学近隣の里地里山に実際に行き、その状況や活用のための意見をまとめる内容です。
画像
ファイル
更新日付2017/01/31 11:02:19