開講年度2017
科目名英語圏の文化と社会Ⅱ/特定主題科目Ⅵ-Ⅱ
科目ナンバー
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者吉井 浩司郎
単位数2
曜日・時限秋学期 火曜日 3時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
映像を通して学ぶイギリスの文化と社会ー19世紀の場合(2)
授業の概要
 「百聞は一見に如かず」という諺があります。『広辞苑』の説明には、「何度も聞くより、一度自分の目で見る方がまさる。」とあります。
 19世紀のイギリスの文化と社会を理解する際に、この諺の教えるところを実践していくことにします。つまり、文学作品の映像化されたものを見ることで、当時の社会と文化現象を学びます。まず最初に、作品のあらすじを確認し、次に、映像化作品を鑑賞し、最後に、講義を通して当時の社会と文化現象について理解を深めます。
授業の到達
目標
 半期に4作品を学習する中で、いずれかの作品についてレポートを作成することで各自で理解を確認し、19世紀のイギリスの文化現象について説明できるようになる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1・秋学期で学習する内容の概要の説明     
・ブロンテ姉妹について              
・『ジェイン・エア』のあらすじ
予習:30分                     j配布プリントの復習:30分
2・『ジェイン・エア』(前半)映像確認配布プリントの予習:30分
3・『ジェイン・エア』(後半)映像確認配布プリントの復習:30分
4『ジェイン・エア』に見る社会現象
・ガヴァネス(住み込みの女家庭教師)が主人公の物語
・余った女性の問題                 
・女性の自立の問題                
・当時の家庭の主婦の役割          
配布プリントの予習:30分                       復習:30分
5・『嵐が丘』のあらすじ               
・『嵐が丘』(前半)映像確認
配布プリントの予習:30分                       復習:30分
6・『嵐が丘』(後半)映像確認配布プリントの復習:30分
7『嵐が丘』に見る社会現象              ・当時の女性作家とは                ・世界十大小説の一つ(サマーセット・モームによる)配布プリントの予習:30分                       復習:30分
8・チャールズ・ディケンズについて        
・『クリスマス・キャロル』のあらすじ       
・『クリスマス・キャロル』(前半)映像確認
配布プリントの予習:30分                       復習:30分
9『クリスマス・キャロル』(後半)映像確配布プリントの復習:30分
10『クリスマス・キャロル』に見る社会現象      ・チャールズ・ディケンズとクリスマス       ・クリスマスの風習配布プリントの予習:30分                       復習:30分
11・トマス・ハーディについて             
・『テス』のあらすじ                 
・『テス』(前半)映像確認
配布プリントの予習:30分                       復習:30分
12『テス』(後半)映像確認配布プリントの復習:30分
13『テス』(結末部)映像確認配布プリントの復習:30分
14『テス』に見る社会現象               
・『種の起源』の影響   ・農場経営の形態  
・Life-lease         ・性に関する道徳観
・下層の人々の生き様
配布プリントの予習:30分                       復習:30分
15・秋学期学習内容の確認と質疑応答      
・レポート作成準備作業
配布プリントの復習:30分
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
毎回の授業の実践的演習の態度(発表・参加度等)による評価が30%、 定期試験が70%を目処とする。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『配布プリント』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業中、前後、及び、オフィス・アワーに質問を受けつける。
備考
学生の理解度を最優先するため、毎回の授業の進め方は、計画通りに行かないこともあります。
画像
ファイル
更新日付2017/02/15 14:26:36