開講年度2017
科目名化学実習Ⅱ A
科目ナンバー
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者宮内 憲一
来住 準一
単位数1
曜日・時限秋学期 水曜日 4時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
有機化学とその応用化学・う蝕の概念
授業の概要
化学Ⅱと同じです。
授業の到達
目標
 秋期は二年次以降、生化学、生理学、薬理学、病理学などを学ぶ場合の基礎となる生体の基本物質について実験を混えながら学習する。そのためには有機物質についてその構造や性質を身につけることが必須である。従って秋期の前半は教科書に加えて英語プリントも教材にした有機化学の勉強を行う。歯科医学も英語で発表し討論するのが当り前となってきている。その意味でも、基礎となるtechnical termsは英語で書けるようになって欲しい。また、歯科の二大疾患の1つ、う蝕の概念を実験を通じて把握する。春期に引き続き、共に大人になるための学習時間をできるだけとるつもりである。進度は学生の理解度に応じて遅くなることもある。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1座席替え
糖質の定性反応(1)
実習書を理解してくること;実習でそれを体得すること
2糖質の定性反応(2)実習書を理解してくること;実習でそれを体得すること
3タンパク質構造の推定実習書を理解してくること;実習でそれを体得すること
4核酸構成成分の定性実習書を理解してくること;実習でそれを体得すること
5比色定量法と光電比色計の取り扱い(1)実習書を理解してくること;実習でそれを体得すること
6比色定量法と光電比色計の取り扱い(2)実習書を理解してくること;実習でそれを体得すること
7唾液のpH変化(1)実習書を理解してくること;実習でそれを体得すること
8唾液のpH変化(2)実習書を理解してくること;実習でそれを体得すること
9歯牙粉末のフッ素処理・脱灰(1)実習書を理解してくること;実習で行った意義を説明できること
10歯牙粉末のフッ素処理・脱灰(2)実習書を理解してくること;実習で行った意義を説明できること
11脱灰液中のリン量の定量(1)実習書を理解してくること;実習で行った意義を説明できること
12脱灰液中のリン量の定量(2)実習書を理解してくること;実習で行った意義を説明できること
13脱灰液中のカルシウム量の定量(1)実習書を理解してくること;実習で行った意義を説明できること
14脱灰液中のカルシウム量の定量(2)実習書を理解してくること;実習で行った意義を説明できること
15歯の構造・う蝕のメカニズム・フッ素の働きのまとめ配布プリントを完成し、う蝕の概念やフッ素の働きをまとめておくこと
    
評価方法・基
準(評価割合)
化学Ⅱ…3回に分けてテストを実施(各30~35点で合計100点分)および毎回の小レポ    ート(合計15~20点分)を総合判定する。
化学実習Ⅱ…実習態度・実習製作物・レポートを総合判定する。原則的にペーパー試験     は行わない。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『生活の基礎化学』宮内憲一他東京教学社2000円978-4-8082-3027-2
2.『化学実習指針』化学教室教員無料配布
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『マクマリー有機化学概説』マクマリー東京化学同人5200円978-4-8079-0662-8
2.『シーゲル生化学計算方法』シーゲル廣川書店絶版・図書館・教室の貸し出しにあり
3.『配布プリント』
参考URL
質疑応答
在室時はいつでも受けつけます
備考
宮内の居室(研究室) 4号館2階 化学教室 内線3121 (不在の場合3120)
E-mail ken1chem@dpc.agu.ac.jp
質問や相談は居室時には常時受け付けるが、講義時間で不在の時もあるので、化学教室に確認すること。
画像
ファイル
更新日付2017/02/13 17:30:09