開講年度2017
科目名物理学実習 A
科目ナンバー
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者上原 宏行
城 貞晴
香川 雅子
単位数2
曜日・時限秋学期 月曜日 3時限
秋学期 月曜日 4時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
実習を通じて理解を深める
授業の概要
春学期の『物理学I』・『物理学II』の講義内容の理解を深め、さらに専門教育科目の講義・実習などに備えるために、複数題目の実験を行う。
5週目以降は2~3名の班に分かれて実習を行い、8テーマ程度の実習を行い、レポートを作成する。
なお、予習・レポート作成のために資料を配布することがある。
授業の到達
目標
手を動かし、自分で結果を導き出すことにより、その内容の理解を深めるばかりではなく、知識を応用して課題を発見し解決していく力を身につけることが目標です。また、協働の場で主体的に行動する意識を持つようになることも目標です。
 単に実験結果を出すことが目的ではなく、実験内容の理解、機器の使用、測定値の処理、報告書(レポート)の作成等の能力を養うことがこの科目の最大の目標です。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1概要説明
 一般的注意。
 実験ノートの取り方、実験報告書(レポート)の書き方、図・表の書き方を学ぶ。
【復習】講義内容を振り返り、理解を深める(30)
2測定値と誤差
 測定値の誤差、有効数字について学ぶ。
 直接測定値および間接測定値の確率誤差の意味と計算方法を学ぶ。
【復習】講義内容を振り返り、理解を深める(60)
3測定実習
 ノギスとマイクロメーターの使用方法を学ぶ。
 各自実際に測定をし、確率誤差を求めて、最終結果を報告する。
【復習】測定実習内容を振り返り、理解を深める(30)
4予習指導とレポートの書き方指導【復習】レポートの書き方について振り返り、理解を深める(30)
55週目から14週目は各班に分かれて、実習を行う。班ごとに行うテーマが異なるので、1つの班を例に説明を行う。
①「ブラウン管オシロスコープ」の実習
【予習】指導を各自の予習に反映させる(30)
【レポート】指導を各自のレポートに反映させる(90)
6②「熱電対の温度目盛り付け」の実習【予習】実習を行うテーマに対して、事前に調べる(30)
【レポート】行ったテーマ対してレポートを作成する(90)
7レポート指導【レポート】指導内容をレポートに反映させる(60)
8③「レーザー光の干渉と回折」の実習【予習】実習を行うテーマに対して、事前に調べる(30)
【レポート】行ったテーマ対してレポートを作成する(90)
9④「ねじれ振り子による剛性率の測定」の実習【予習】実習を行うテーマに対して、事前に調べる(30)
【レポート】行ったテーマ対してレポートを作成する(90)
10⑤「電解質溶液の電気伝導率の測定」の実習【予習】実習を行うテーマに対して、事前に調べる(30)
【レポート】行ったテーマ対してレポートを作成する(90)
11レポート指導【レポート】指導内容をレポートに反映させる(60)
12⑥「顕微鏡観察とコンピュータによる画像処理」の実習【予習】実習を行うテーマに対して、事前に調べる(30)
【レポート】行ったテーマ対してレポートを作成する(90)
13⑦「超音波の特性」の実習【予習】実習を行うテーマに対して、事前に調べる(30)
【レポート】行ったテーマ対してレポートを作成する(90)
14⑧「たわみによるYoung率の測定」の実習【予習】実習を行うテーマに対して、事前に調べる(30)
【レポート】行ったテーマ対してレポートを作成する(90)
15まとめ
レポートの仕上げ
【レポート】レポートの完成度を高める(60)
    
評価方法・基
準(評価割合)
予習を含めた実験に臨む態度(実験ノート)と提出されたレポートにより評価する。
全題目の実習を修了し、実験ノートを提出しなければ評価が受けられない。
同輩・先輩のノートやレポートの内容を写すことは不正行為であり、試験におけるカンニング等の不正行為と同じ扱いをする。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『物理実験書』愛知学院大学物理学教室編配布
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
実習中に随時対応する。また、予習・復習時における疑問には、オフィスアワーに限定せず、空き時間に随時対応する。
備考
遅刻・欠席は厳禁である。
やむを得ず欠席する場合は、事前に連絡すること。
画像
ファイル
更新日付2017/02/09 13:15:31