開講年度2017
科目名心理学Ⅱ
科目ナンバー
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者菅 さやか
単位数2
曜日・時限秋学期 火曜日 4時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
社会心理学 ―円滑な社会生活に向けて―
授業の概要
私たちは、日々、他者と関わり合いながら社会生活を送っています。心理学Ⅱでは、「社会心理学 ―円滑な社会生活に向けて―」というテーマに基づき、自己や他者との関わりに関する基本的かつ重要な研究知見の解説を行います。これにより、普段私たちが、どのようにして自己や他者について考え、感じ、行動しているのかについて、理解を深めていってもらいたいと思います。そして、最終的には、様々な社会問題を防いだり、解決したりする方法を考える力を身につけるとともに、円滑な社会生活を送るために必要な考え方を養うことが本講義のねらいです。
授業の到達
目標
本講義を履修することで、以下のような力を身に着けることを目標とします。
<知識>実証的な研究知見に基づき、人の心の仕組みや働きを理解し、概説することができる。
<態度>自己の心の働きや行動について、批判的かつ寛容に内省することができる。
<技能>自己や他者の心の働きに関心を向け、円滑なコミュニケーションを通して、良好な対人関係を構築することができる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1社会心理学とは
社会心理学がどのような学問であるかを学びます。
【復習】授業の配布プリントを読み直し、理解を深める(60以上)
2他者を知る ―対人認知1
人が何を手掛かりにして他者に対する理解を行っているのかについて学びます。
【復習】教科書第18章p.122-124と授業の配布プリントを読み直し、理解を深める(60以上)
3他者を知る ―対人認知2
人がどのような過程を経て、他者に対する理解を行っているのかについて学びます。
【復習】教科書第18章p.125-127と授業の配布プリントを読み直し、理解を深める(60以上)
4出来事の原因について考える ―原因帰属1
社会の出来事や、他者の行動の原因について考える心の働きと仕組みについて、主に1950年代から1960年代に提出された理論に基づいて理解します。
【復習】教科書第19章p.128-130と授業の配布プリントを読み直し、理解を深める(60以上)
5出来事の原因について考える ―原因帰属2
社会の出来事や、他者の行動の原因について考える心の働きと仕組みについて、1970年代以降に提出された理論に基づいて理解します。
【復習】教科書第19章p.130-133と授業の配布プリントを読み直し、理解を深める(60以上)
6「好き」「嫌い」ということ ―態度と態度変化1
心理学でいう態度とは何であるかを理解したうえで、態度の機能や、態度の形成・変容について学びます。
【復習】教科書第20章p.134-136と授業の配布プリントを読み直し、理解を深める(60以上)
7「好き」「嫌い」ということ ―態度と態度変化2
依頼・要請によって、他者の態度に変化を生じさせる方法について学びます。
【復習】授業の配布プリントを読み直し、理解を深める(60以上)
8「好き」「嫌い」ということ ―態度と態度変化3
他者の態度を変化させるためには、依頼・要請しただけではだめで、説得が必要になる場合があります。説得を受ける側の心の働きと、それに応じた効果的な説得方法について学びます。
【復習】教科書第20章p.137-138と授業の配布プリントを読み直し、理解を深める(60以上)
9影響し合う ―対人的影響1
他者の存在が個人の行動に及ぼす影響について理解します。
【復習】教科書第21章p.140-142と授業の配布プリントを読み直し、理解を深める(60以上)
10影響し合う ―対人的影響2
他者の存在に限らず、個人に与えられた状況や役割などが個人の行動に及ぼす影響について理解します。
【復習】教科書第21章p.142-145と授業の配布プリントを読み直し、理解を深める(60以上)
11社会の動き ―集合現象とマスメディア
うわさや流行といった集合現象が生じる過程について学びます。また、マスメディアが視聴者の心に及ぼす影響についても理解します。
【復習】教科書第22章と授業の配布プリントを読み直し、理解を深める(60以上)
12社会の中の私 ―自己
人がどのようにして自己を理解しているのかについて学びます。また、人が自尊感情をどのようにして維持したり、高めたりしているのかについても理解します。
【復習】教科書第17章と授業の配布プリントを読み直し、理解を深める(60以上)
13文化と心 ―文化心理学1
文化と心の相互の影響関係について学びます。第13回では、特に、人一般に関する理解の仕方についての文化差を学びます。
【復習】教科書第23章p.152-154と授業の配布プリントを読み直し、理解を深める(60以上)
14文化と心 ―文化心理学2
文化と心の相互の影響関係について学びます。第14回では、特に、物の見方など基礎的な心の働きについての文化差を学びます。
【復習】教科書第23章p.154-157と授業の配布プリントを読み直し、理解を深める(60以上)
15まとめ
第1回から第14回までの講義内容を復習します。試験についての注意事項の説明も行います。
【復習】定期試験に向けて、学んだ内容を全般的に復習する(240以上)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験(70点)と、授業中に指示する課題などによる平常点(30点)の合計で評価します。
なお、学期末の時点で平常点が12点未満の者には、定期試験の受験を認めず、失格とします。

講義中の私語や立ち歩き、許可なく携帯電話・スマートフォンを操作することは禁止します。
受講態度に問題がある者に対しては、平常点からの大幅な減点を行うことがあります。
やむを得ない理由で欠席した場合には、必ず公欠届や欠席の理由を証明できる書類を提出してください。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『エッセンシャルズ心理学 ―心理学的素養の学び』二宮克美・山本ちか・太幡直也・松岡弥玲・菅さやか福村出版2600円+税978-4571200830日進キャンパスの成文堂で購入できます。
2.『授業内で提示するパワーポイントと配布資料』配布資料には、必要最低限のことしか書かれていません。必ず、ノート等を持参してください。
参考書
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参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『社会心理学 (New Liberal Arts Selection)』池田謙一・唐沢 穣・工藤恵理子・村本由紀子有斐閣3200円+税978-4-641-05375-5
2.『カラー版徹底図解・社会心理学』山岸俊男新星出版社1600円+税978-4-405-10702-1
参考URL
質疑応答
質問などがある場合は、講義の前後の時間やオフィスアワーを利用して気軽に聞いてください。オフィスアワーと連絡先は、講義中にお伝えします。また、出欠確認のためのカードを利用して質問していただいても構いません。
備考
講義時間を利用して、調査や実験を実施することがあります。講義で紹介しているような知見が、どのようにして明らかにされているのかを実際に体験できる機会となりますので、是非参加協力をお願いします。
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更新日付2017/02/15 15:04:16