開講年度2017
科目名教養セミナーⅡ
科目ナンバー
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者小出 龍郎
単位数1
曜日・時限秋学期 木曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
『生と死』死について考え、よりよく生きる (自己の再発見 part.Ⅱ)
授業の概要
『生と死』生と死の世界へ~
 ヒトは何れ年老いて死んでいく。死とは、最もヒトの生涯で最も原始的で動物的なものであり、文化や文明が高度になればヒトはそれに耐えられなくなってくる。「不老不死」とは、昔から人間の願望であった。「Humanism」とは何か、我々はなぜ死ぬのか、生死を操作することは可能なのか-人類永遠の謎である「生と死」について学びながら興味深いテーマを探して、グループディスカッションを行ない、レポートが作成できることを目標とします。また、プレゼンテーションの仕方について学びます。
 さらに、「セミナー・ハンドブック」を併用しながら、正しい文書表現の仕方と基本についても学びます。
授業の到達
目標
このセミナーを通じて、これまでの受動的な学びから大学での能動的な学びへの導入、また、スタディ・スキル(大学生活の心構え、正しい文章の書き方、レポートの作り方等)を意識させることを目標とします。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1『生と死』
 「ガイダンス」 -後半のテーマとスケジュール-
【課題】シラバスを読んで、半年間の本授業の内容を確認する(30)
2「新しいグループ分け」 (講義とDVD視聴等を併用)【課題】各班で関連深いテーマについて検索してみる(60)
3ヒトの生と死を考える -生と死のなぞを探る-【課題】各班でテーマについてグループ・ディスカッションを行う(60)
4生物はなぜ死ぬのか? -自然の死から「死」を考える-【課題】各班でテーマについてグループ・ディスカッションを行う(60)
5生死を操作することは可能か? -自分の命というもの-【課題】各班でテーマについてグループ・ディスカッションを行う(60)
6不老不死とは -不死のテクノロジーとは-【課題】各班でテーマについてグループ・ディスカッションを行う(60)
7生のうちにある死 -死に向けての成熟-【課題】各班でテーマについてグループ・ディスカッションを行う(60)
8医療と告知 -死を看る場で思う-【課題】各班でテーマについてグループ・ディスカッションを行う(60)
9老化と寿命 -老いの受容-【課題】各班でテーマについてグループ・ディスカッションを行う(60)
10高齢社会と医療 -遺伝子診断と治療-【課題】各班でテーマについてグループ・ディスカッションを行う(60)
11遺伝子(DNA)の時代 -生殖医療の実際-【課題】各班でテーマについてグループ・ディスカッションを行う(60)
12臨死体験を探る -死の壁の向こうに見えるものは-【課題】各班でテーマについてグループ・ディスカッションを行う(60)
13死生学とは -自己の死と他者の死-【課題】各班でレポートをまとめてプレゼンテーションの準備を行う(60)
14グループ別発表(プレゼンテーション)【課題】各班でレポートを再度修正し提出準備を行う(80)
15レポート提出【課題】各自で、半年間の学習内容の確認と試験対策を行う(120)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
授業参加度(30%)とレポート、プレゼンテーション(20%)など実践を重視。
その上に、定期試験(50%)による総合評価。(%は目安)
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『生と死を抱きしめて 2014』沼野 尚美明石書店1,500円+税
2.『大学で学ぶために』教養セミナー・共通ハンドブック授業で配布します
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『日本人はどう死ぬべきか?』養老 猛司ほか日経BP社1,400円+税
2.『新版 死とどう向き合うか』アルフォンス・デーケンNHK出版2,100円+税
3.『生と死をどう考える-死生学入門』細身 博士北國新聞社1,600円+税
参考URL
質疑応答
課題に合わせて毎回、質問・要望等を受け付けます。
また必要に応じて、授業内外でも受け付けています。
備考
グループワークは、積極的に取り組んでください。
講義中の入退室やメールの操作等は厳禁とします。
画像
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更新日付2017/02/10 12:10:48