開講年度2017
科目名現代産業論A
科目ナンバー
開講種別春学期
対象学年2年
担当者近藤 智
単位数2
曜日・時限春学期 火曜日 5時限
キャンパス名城公園キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
産業間の取引関係(産業連関)と現代日本の産業構造
授業の概要
 現代の高度に発展した経済は、多種多様な生産活動から成り立っている。諸生産活動は、生産する財・サービスの種類によって分類され、それぞれ「〇〇(産)業」と呼ばれる。
 本講義では最初に、様々な産業が生じていった根本にある「分業」の意義について理解する。次に、産業の分類を学んだうえで、産業間の取引関係すなわち産業連関について体系的に学習する。また、職業分類と職業間の仕事のつながりについても簡単に把握する。最後に、現代日本における産業構造の特徴と課題について検討する。
 なお、本講義では各種資料の閲覧、データのダウンロード、それらを使ったエクセルによる分析などでほぼ毎回パソコンを利用する。そのため、コンピュータ室で授業を行う。
授業の到達
目標
(1)分業の高度化が生産性の向上および経済発展と相互作用してきたことを理解する。
(2)分業の高度化によって多様に分化した産業および職業の各分類について知る。
(3)産業間取引の実態を表す産業連関表と経済波及の計算について理解する。
(4)現代日本における産業構造の特徴と課題について理解する。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1イントロダクション(予)シラバスに目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
2分業の高度化と生産性の向上および経済発展<1>(予)事前に示す資料等に目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
3 〃 <2>(予)事前に示す資料等に目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
4産業分類と産業間の取引関係(産業連関)<1>(予)事前に示す資料等に目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
5 〃 <2>(予)事前に示す資料等に目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
6 〃 <3>(予)事前に示す資料等に目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
7産業連関表と経済波及の計算<1>(予)事前に示す資料等に目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
8 〃 <2>(予)事前に示す資料等に目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
9職業分類と職業間の仕事のつながり(予)事前に示す資料等に目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
10現代日本における産業構造の特徴と課題<1>(予)事前に示す資料等に目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
11 〃 <2>(予)事前に示す資料等に目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
12 〃 <3>(予)事前に示す資料等に目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
13レポート作成に向けた説明と質疑応答
課題実習<1>
(予)事前に示す資料等に目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
14 〃 <2>(予)各自課題に取り組み授業に持参すること(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
15発表(希望者2~3名)と全体のまとめ(予)各自課題に取り組み授業に持参すること(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
    
評価方法・基
準(評価割合)
学期末レポート=70%
小テストまたは宿題+平常点(受講態度を含む)=30%
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『手持ちのミクロ経済学・マクロ経済学のテキスト』下の備考欄を参照すること。
2.『新産業連関図―急成長する5大市場を読む 』日経産業新聞日本経済新聞出版社1404453231819X現代の有望産業における、実際の産業連関(各産業を代表する企業とそれらの取引関係など)がわかる。
3.『経済効果入門 地域活性化・企画立案・政策評価のツール』小長谷等日本評論社30244535556601産業連関の計算方法と実際の活用についての参考書。特に地方公務員や地方金融機関の志望者に薦める。
4.『業界&職種 研究ガイド』マイナビ出版編集部 マイナビ出版1296就職活動用の本。産業や職業の内容および分業の実際がわかる。
参考URL
1.総務省・統計分類産業分類と職業分類
2.総務省・産業連関表国の産業連関表とその解説
3.総務省・経済波及効果を計算してみましょう経済波及効果の簡易計算ツール
質疑応答
・授業中に挙手のうえ質問してよい。
・授業中にできなかった質問などは、オフィスアワーに研究室で対応する。
備考
現代産業論は発展科目なので、基礎科目のマクロ経済学(特に「国民経済計算(GDP統計)」「マクロ生産関数」)およびミクロ経済学(特に「生産者の理論」)の知識を前提とする。これらについて、本講義内でも適宜説明するが、各自予め復習しておくこと。
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更新日付2017/02/08 20:44:48