開講年度2017
科目名国際経済学A
科目ナンバー
開講種別春学期
対象学年2年
担当者多和田 眞
単位数2
曜日・時限春学期 火曜日 3時限
キャンパス名城公園キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
国際貿易の基礎理論
授業の概要
ミクロ経済学を基礎にして、一国の国際貿易に関する比較優位論による貿易のパターンと貿易利益の問題を説明する。伝統的なリカードモデルやヘクシャー・オリーンのモデルを説明したのち、現代の貿易の姿について論じ、最後に世界の貿易と日本の貿易を概観する。
授業の到達
目標
世界の貿易はどのような法則に従って行われているのかを理解し、日本の貿易の実態を把握する子tによって、世界経済の中での日本の貿易の在り方に対するヴィジョンを持てるようにする。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1世界の国際貿易の外観
・日本及び世界の貿易の現状を概観する
予習 シラバスを読んで本講義の全体を把握する(20)
復習 講義内容の確認(20)
2リカードの貿易モデル 絶対優位論
・英国の古典派の経済学における貿易論を紹介する
予習 テキストのページ1から12を読む(30)
復習 講義の内容を確認(30)
3リカードの貿易モデル 基本的モデル
・リカードの基本的モデルのフレームワークを説明する
予習 テキストのページ22から32を読む(30)
復習 講義の内容を確認(30)
4リカードの貿易モデル 比較優位の原理
・リカードの比較優位論の基本的な考え方を説明する
予習 テキストのページ34から36を読む(30)
復習 講義の内容を確認(30)
5ヘクシャー・オリーンの比較優位論 基本モデルの提示
・ヘクシャー・オリーンモデルの基本モデルを示す
予習 テキストのページ38から40を読む(30)
復習 講義の内容を確認(30)
6ヘクシャー・オリーンの比較優位論 集約性と生産フロンティアー
・分析に必要な基本概念を説明する
予習 テキストのページ40から44を読む(30)
復習 講義の内容を確認(30)
7ヘクシャー・オリーンの比較優位論 ヘクシャー・オリーンの定理
・ヘクシャー・オリーンの定理とそれによる貿易のパターンを説明する
予習 テキストのページ44から50を読む(30)
復習 講義の内容を確認(30)
8ヘクシャー・オリーンの比較優位論 現実の貿易との整合性
・ヘクシャー・オリーンの定理と現実の貿易の検証結果との比較を見ていく。
予習 テキストのページ51を読む(15)
復習 講義の内容を確認(30)
9現代の貿易 外部性
・現代の貿易の特徴の一つである生産の外部性と貿易の関係を説明する
予習 テキストのページ54から58を読む(30)
復習 講義の内容を確認(30)
10現代の貿易 外部性と貿易のパターン
・生産の外部性の存在のもとでの貿易のパターンと貿易利益を見る
予習 テキストのページ68から74を読む(30)
復習 講義の内容を確認(30)
11現代の貿易 規模の経済
・規模の経済があるときの貿易の特徴を説明する
予習 テキストのページ74から78を読む(20)
復習 講義の内容を確認(30)
12現代の貿易 産業内貿易
・寡占的産業における製品の差別化とそれによる産業内貿易を説明する
予習 テキストのページ79から82を読む(30)
復習 講義の内容を確認(30)
13貿易政策
・様々な貿易政策とその意味について説明する
予習 テキストのページ86から94を読む(30)
復習 講義の内容を確認(30)
14日本の貿易
・日本の貿易の変遷をみていく
予習 テキストのページ114から122を読む(30)
復習 講義の内容を確認(30)
15世界の貿易体制
・貿易促進のための世界の貿易体制をみていく
予習 テキストのページ122から137を読む(30)
復習 講義の内容を確認(30)
    
16期末試験
評価方法・基
準(評価割合)
授業中の 受講態度(20%)と期末試験(80%)で評価
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『コンパクト国際経済学』多和田 眞新世社1850円978-4-88384-153-0
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『講義中に指示する』
参考URL
質疑応答
講義日の昼食時間帯とする。事前にアポイントをとること。
備考
画像
ファイル
更新日付2017/02/28 09:29:02