開講年度2017
科目名国際ビジネス論A
科目ナンバー
開講種別春学期
対象学年2年
担当者梶浦 雅己
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 1時限
キャンパス名城公園キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
国際ビジネスに強くなりましょう
授業の概要
国際ビジネスの基礎的な事項を習得できるようにする。
授業の到達
目標
国際派をめざす学生諸君へ

日本企業はもとより外資系企業や貿易関係,海外勤務を志望する諸君よ来たれ。
いわゆるグローバル社会が到来し、今やあらゆる商品やサービスは国境を越えて流通しています。しかし一方では、EU,NAFTAなど地域経済圏といった地域主義(リージョナリズム)が活性化しています。また依然として各国主権国家は健在です。すなわち現在の世界は、グローバル(全世界)、リージョン(地域)、ローカル(各国家)といった多層な構造によって構成されています。
 こうした環境において、国際ビジネスを展開する多国籍企業がいかなるビジネスとマーケティングをおこなっているのかを明らかにし、正確な理解と実務へ応用できるようにすることに繋げるのが本科目の目標です。 講義内容はマーケティング論を履修した前提で進めますので、マーケティング論を履修していない学生には難しいと思います。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1オリエンテーション:この授業のテーマ、概要、到達目標、各回の学習内容とスケジュール、予習復習などについて説明する。予習:テキストの準備、はしがきと目次の予読 30分。
復習:授業の進め方をノートに纏める 30分。
2ビジネスのグローバル化
1ビジネスのマクロ現象、2経済のグローバル化、3ビジネスのグローバル化について
予習:章の予読 30分。
復習:授業内容の纏めと該当する練習問題を解く 30分。
3グローバルビジネス環境1:政治と経済
1政治環境、2経済環境、3法的環境
同上
4グローバルビジネス環境2:文化
1ビジネスと文化の関係、2異文化適応、3企業文化
同上
5多国籍企業の史的展開1:第1期 近代までの流れ同上
6多国籍企業の史的展開2:第2期 現代までの流れ同上
7多国籍企業と国家1:多国籍企業の特徴 目的と活動、事例紹介同上
8多国籍企業と国家2:国家の特徴、多国籍企業との比較 目的と活動、両者の共通性と異質性、事例紹介同上
9通商政策1:WTO体制
1自由貿易、2WTO発足の歴史、3WTO組織と協定、3WTOの現状
同上
10通商政策2:RTA
1RTA要件と種類、2日本とRTA、3事例紹介
同上
11直接投資1:世界の動向
1直接投資の内容、2世界の現状、3事例紹介
同上
12直接投資2:日本の動向
1日本の現状と特徴、2事例紹介
同上
13市場:種類と特徴
1市場取引、2消費者市場と産業市場、3サービス市場、3事例紹介
同上
14製造業とサービス業
1両者の違い、2歴史的経緯、3事例紹介
同上
15総括
14回までの纏めと要点のレビュー
予習:これまでの学習した纏めを予読 120分。
復習:これまでの学習した章の練習問題を解く 120分。
    
16定期試験学習した内容について総復習して準備する 180分。
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験95%、練習問題レポート5%に基づいて判定します。場合によって課題レポートを課すことがあります。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『はじめて学ぶひとのためのグローバルビジネス』梶浦雅己編著文眞堂2800 税別978-4-8309-4810-7
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『ICTコンセンサス標準』梶浦雅己文眞堂2500978-4-8309-4800-8
2.『IT業界標準』梶浦雅己文眞堂32004-8309-4506-0
3.『国際ビジネスと技術標準』梶浦雅己文眞堂3000978-4-8309-4573-1
参考URL
質疑応答
オフィスアワー 通年 昼休み(12:10~13:10) 研究室2918 あらかじめ授業時間後かメールで予約すること msmkj*dpc.agu.ac.jp *は@へ変更してください
備考
この科目を履修したい場合は、マーケティング論、貿易政策、国際マーケティング論、国際商務論を併せて履修することが強く望まれる。 またテキストは必ず準備し、毎回持参すること。私語の多い学生は退室を勧告します。
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更新日付2017/05/16 13:13:21