開講年度2017
科目名(◆:実務経験のある教員による
      授業科目)
薬事・法制
科目ナンバー
開講学科医療薬学科6年コース 2006-2010年度入学
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
医療薬学科6年コース 2006-2010年度入学
部門専門  
対象学年4年
開講種別春学期
曜日・時限・教室春学期 火曜日 1時限 206
単位数1
必修・選択必修
授業形態講義
担当者(所属講座)
使用言語
最も関連のあるディプロマポリシー
項目


授業の概要
憲法が保障する「人々の健康にして文化的な生活」の確保を目的とする多くの保健衛生関連法規及び制度が存在する。将来、薬剤師、或いは薬の販売、製造販売・輸出入、研究若しくは行政等を通じて医療・保健衛生に関わる薬学生として必要な医療制度及び医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性に関する法律(医薬品医療機器等法)・薬剤師法並びにそれらの関連法規等に関する知識を修得し、それら法・制度等の目的・意味等を理解し、遵守できるように学ぶ。さらにそれらの業務に従事する職業人としての倫理・規範等についても触れ、将来、実務において、法を遵守し、法的・倫理的に過誤なく適正に遂行し責務を果たすことができるよう学ぶ。
授業の到達目標
準備学習(予習・復習など)
授業計画
授業の内容SBOコード
1薬剤師等を取りまく社会と法:憲法と医療法、薬事関連法規等の関係及び薬剤師等の倫理的責任と法的責任について説明できる。(民事責任、刑事責任、製造物責任,個人情報保護法など)A-1, C18-1
2医療法、医療体制・制度、医薬分業制度、医療と経済、薬業経済、血液供給体制について説明できる。C18-2, C18-3
3薬剤師法について説明できる。(薬剤師の身分と任務・義務など)C18-1
4医薬品医療機器等法について説明できる。(法の目的と法制定の背景及び歴史、医薬品等の定義と分類、医薬品の研究・開発、GLP、治験・インフォームドコンセント、GCP)A-2, C18-1
5医薬品医療機器等法について説明できる。(薬局・医薬品販売業の許可、製造販売業・製造業等の許可、GMPなど)C18-1
6医薬品医療機器等法について説明できる。(医薬品製造販売承認審査、再審査・再評価制度等、GVP、GPSP、安全対策)A-2, C18-1
7医薬品医療機器等法について説明できる。(医薬品の取扱い、表示、添付文書、広告、監督、指定薬物)C18-1
8独立医療法人医薬品医療機器機構法について説明できる。(薬害、医薬品の安全対策、副作用救済制度)B-1, C18-1
9麻薬等の取締法について説明できる。(麻薬及び向精神薬取締法、あへん法、大麻取締法、覚せい剤取締法)C18-1
10毒物及び劇物取締法について説明できる。(毒物及び劇物取締法、薬物濫用問題)C18-1
11医療関係法規について説明できる。(医療法、医師法、歯科医師法、保健師助産師看護師法)C18-1
12医療保険関係法規について説明できる。(健康保険法、国民健康保険法)C18-2, G-4
13医療保険関係法規について説明できる。(高齢者の医療の確保に関する法律、介護保険法)C18-2
授業の方法・方略
講義方法:「わかりやすい薬事法関係法規・制度」第3版(廣川書店)を参考にして作成したパワーポイント及び配布するレジメに従い最新の「薬事衛生六法」を確認しながら、授業を進める。また、毎授業後に国家試験形式の小問題を提示し、理解を深めさせるとともに、「薬剤師として、法律を知らないとどうなるか。」等の具体例を随所に盛り込み、学生の授業に対するモチベーションを高める。
成績評価及び
フィードバック方法
定期試験(80%)及び受講態度(20%)により評価する。
教科書
教科書:「わかりやすい薬事法関係法規・制度」第3版(廣川書店)及び配布するレジメ
参考書:「2017年版 薬事衛生六法」(薬事日報社)
参考書
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更新日付2017/02/02 20:36:29