開講年度2017
科目名教職演習
科目ナンバー
開講種別通年
対象学年4年
担当者山口 拓史
単位数1
曜日・時限春学期 木曜日 5時限
秋学期集中 その他 集中
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
~教育実習にのぞむにあたって~
授業の概要
大学で教職課程を履修し、教員免許状を取得しようとする学生にとって、「教育実習」は必要不可欠な条件であるとともに、教職課程のまとめとしての大きな意義がある。それはまた学生諸君が書物や大学の講義で履修した事を十分に踏まえて実際の教育の場において生きた教育を学ぶことを意味してもいるのである。教育実習を通して初めて、教育の何たるかを体験し、理論的に修得した教職教養を真に身をもって体得し、さらに何よりも大切な教育者としての精神に目覚めることができるのである。実習に課せられている意義と意味を十分に心得て、教育者としての基本的な態度、心構えを予め学ぶことがこの授業の目的である。
授業の到達
目標
 本授業は、教育実習の事前および事後の指導を行うものである。事前指導では、これまでの教職課程等で習得した知識や技術をもとに、教育実習で必要とされる教育者としての態度や能力を形成することを到達目標とします。事後指導では、教育実習での実際の活動を踏まえ、学校教員としての心構えなどを一層豊かにすることを到達目標とします。
授業計画(春)
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ガイダンス:この授業の概要とねらいについて<予習>春休み事前課題レポートを持参すること
<復習>授業内容をノートに整理し、理解を十分に深めておく(60~)
2Ⅰ.教育実習の意義と目的<予習>指定テキストの該当部分を通読しておく(90~)
<復習>授業内容をノートに整理し、理解を十分に深めておく(60~)
3Ⅱ.教育実習についての一般的注意事項
  1)基本的な態度について
  2)勤務について
  3)記録について
  4)その他"
<予習>指定テキストの該当部分を通読しておく(90~)
<復習>授業内容をノートに整理し、理解を十分に深めておく(60~)
4Ⅲ.教育実習の内容(動画視聴を含む)
  1)観察・参加 ―観察・参加の意義と要領、観察・参加の対象
  2)実習 ―授業実習を中心に"
<予習>自身の教育実習内容をシミュレーションしておくこと(60~)
<復習>
5Ⅳ.外部講師による講演会<予習>特に必要ないが、遅刻(講演中の入室)は認めない
<復習>講演内容を自身の教育実習に活用するために考察を加える
6Ⅴ.学習指導案について
  1)学習指導案の内容
  2)学習指導案立案上の注意"
<予習>指定テキストの該当部分を通読しておく(90~)
<復習>授業内容をノートに整理し、理解を十分に深めておく(60~)
7Ⅵ.教育実習に向けたグループ活動(コンセンサス・ディスカッション)<予習>

<復習>ディスカッションの成果を十分に振り返っておく
8Ⅶ.教育実習の事後指導(前期・後期の2回に分けて実施予定)<予習>自身の教育実習を想起しておく
<復習>教職実践演習(秋学期)に向けた周到な準備を行っておくこと
    
授業計画(秋)
    
評価方法・基
準(評価割合)
実習校での実習評価(40%)と事前・事後指導などの出席状況等(60%)を総合的に評価します。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『新編 教育実習の常識 事例にもとづく必須66 項』教育実習を考える会編 蒼丘書林978-4915442117
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
井上知則または山口拓史のオフィスアワーあるいはWebCampus III を利用して連絡ください。
備考
※各回の授業内容は変更する場合があります。
この授業は、「中学校教育実習」、「高等学校教育実習」履修者を対象としています。
画像
ファイル
更新日付2017/02/23 15:57:53