開講年度2017
科目名専門演習Ⅱ
科目ナンバー
開講種別通年
対象学年4年
担当者高木 敬一
単位数4
曜日・時限通年 金曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
民事訴訟法の基本論点の解明
授業の概要
 民事訴訟法の基本的な論点を取り上げて、その解明を行なう。受講生諸君にとってはこれまでに履修した「民事訴訟法入門」をはじめとした民事手続法関係の諸科目の授業から得た知識を踏まえながら、民事訴訟法に関する専門知識をより深めていくことを目的とする。本年度は民事訴訟法の基本原理や基本的な論点を取り上げて解明していく予定である。なお、秋学期末には、それぞれが選択したテーマに基づいて小論文を作成、提出することを考えている。もっとも、演習は参加者諸君が作り上げていくものであるから、民事訴訟法のうちから何を取り上げ、どのように進めるかはゼミ生と打ち合わせのうえで決定する。
授業の到達
目標
 最終学年であることを踏まえて、民事訴訟法の論点を考究することを通じて、それまで学んだ民事訴訟法の知識をより深め、確実なものとすることを目標とする。同時に、私権の確定と実現を目指す民事訴訟手続を理解することにより、民事手続に関する問題に適切な対応ができるだけの知識を身につけることを目指す。併せて、自ら必要な文献を調べる技能、集まった文献を検討する能力、一つの論旨にまとめていく法的な思考力などを養うことを目指す。
授業計画(春)
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ゼミ方針の協議(復習)あらかじめ示された課題から、自分がどれを選択するかを考える(60)
2担当者決定
民事訴訟法の基本事項の確認1
(予習)入学時に配布された『法学ガイドブック』の民事訴訟法の項を読み、不明な点を概説書などで確認する(30)。
(復習)取り上げられた項目を概説書などで確認する(60)
3民事訴訟法の基本事項の確認2(復習)取り上げられた項目を概説書などで確認する(60)
4民事訴訟法の基本事項の確認3(復習)取り上げられた項目を概説書などで確認する(60)
5個別報告1(予習)報告が予定されている事項について、概説書などで確認する(30)
(復習)行われた報告をレジュメなどで確認する(60)
6個別報告2(予習)報告が予定されている事項について、概説書などで確認する(30)
(復習)行われた報告をレジュメなどで確認する(60)
7個別報告3(予習)報告が予定されている事項について、概説書などで確認する(30)
(復習)行われた報告をレジュメなどで確認する(60)
8個別報告4(予習)報告が予定されている事項について、概説書などで確認する(30)
(復習)行われた報告をレジュメなどで確認する(60)
9個別報告5(予習)報告が予定されている事項について、概説書などで確認する(30)
(復習)行われた報告をレジュメなどで確認する(60)
10個別報告6(予習)報告が予定されている事項について、概説書などで確認する(30)
(復習)行われた報告をレジュメなどで確認する(60)
11個別報告7(予習)報告が予定されている事項について、概説書などで確認する(30)
(復習)行われた報告をレジュメなどで確認する(60)
12個別報告8(予習)報告が予定されている事項について、概説書などで確認する(30)
(復習)行われた報告をレジュメなどで確認する(60)
13個別報告9(予習)報告が予定されている事項について、概説書などで確認する(30)
(復習)行われた報告をレジュメなどで確認する(60)
14個別報告10(予習)報告が予定されている事項について、概説書などで確認する(30)
(復習)行われた報告をレジュメなどで確認する(60)
15個別報告11(予習)報告が予定されている事項について、概説書などで確認する(30)
(復習)行われた報告をレジュメなどで確認する(60)
    
16定期試験は実施しない。
(夏期休暇中の課題)
 裁判所で裁判(民事訴訟及び刑事訴訟)を傍聴して、その模様をまとめる。
授業計画(秋)
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1夏季休暇中の課題報告(予習)夏期休暇中の課題を報告できるように整理し、簡単なメモ程度でよいので、報告用のレジュメを用意する(30)
(復習)概説書などで、口頭弁論の流れを確認する(60)
2小論文のテーマ決定(予習)自分が書く小論文のテーマを考える(90)
3個別報告12(予習)報告が予定されている事項について、概説書などで確認する(30)
(復習)行われた報告をレジュメなどで確認する(60)
4個別報告13(予習)報告が予定されている事項について、概説書などで確認する(30)
(復習)行われた報告をレジュメなどで確認する(60)
5小論文経過報告(テーマの最終確認)(予習)資料等を調べた結果に基づいて、状況報告のレジュメを作成する(60)。最終的な論題を考える(30)。
6個別報告14(予習)報告が予定されている事項について、概説書などで確認する(30)
(復習)行われた報告をレジュメなどで確認する(60)
7個別報告15(予習)報告が予定されている事項について、概説書などで確認する(30)
(復習)行われた報告をレジュメなどで確認する(60)
8個別報告16(予習)報告が予定されている事項について、概説書などで確認する(30)
(復習)行われた報告をレジュメなどで確認する(60)
9小論文の中間報告1(予習)小論文の中間報告のためのレジュメを作成する(90)
10小論文の中間報告2(予習)小論文の中間報告のためのレジュメを作成する(90)
11個別報告17(予習)報告が予定されている事項について、概説書などで確認する(30)
(復習)行われた報告をレジュメなどで確認する(60)
12個別報告18(予習)報告が予定されている事項について、概説書などで確認する(30)
(復習)行われた報告をレジュメなどで確認する(60)
13小論文提出・検討(予習)小論文を仕上げて、提出できるようにする。
(復習)検討結果に基づいて、必要な修正等を行う。
14小論文検討・修正(予習)小論文の修正等を行う。
(復習)検討結果に基づいて、必要な修正等を行う。
15小論文最終稿提出
まとめ(これまでの学習事項の確認)
(予習)小論文を最終的に仕上げ、提出できるように準備する。
    
16定期試験は実施しない。
評価方法・基
準(評価割合)
 最終的に提出された小論文の内容を7割、報告や授業中の作業の様子、平常の授業態度(発言状況や内容、六法を持参しているか等の態度を総合的に判断する。)を3割の割合で考慮して、総合的に評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない。』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
 質問等には研究室(6号館5階6524室)でオフィスアワーの曜日・時間に対応する。但し、余裕があれば、その他の時間でも対応することがある。
備考
 出席は重視する。欠席10回を越える者は失格とする。
 法律学の専門科目であるから、平成29年(2017年)版(平成28年(2016年)版以前のものは不可。)の六法を持参することが必要である。六法は有斐閣・ポケット六法、三省堂・デイリー六法のいずれかがよいが、他の専門講義科目で特に指定されたものがあれば、それでも構わない。
画像
ファイル
更新日付2017/02/23 03:38:22