開講年度2017
科目名考古学専門演習A
科目ナンバー
開講種別通年
対象学年4年
担当者白石 浩之
単位数4
曜日・時限通年 月曜日 3時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
 卒業論文と報告書の作成法
授業の概要
 新城市萩平遺跡の出土品整理にともなう報告書作成作業を中心として実務的経験させて、その手順を把握する。
 卒業論文については予備発表を3回ほど経験させ、円滑な卒論作成の方法を体得する。
授業の到達
目標
 考古学の観点や執筆方法などを専門的に習得し、卒業論文や報告書に反映できるようにする。
 萩平遺跡発掘調査報告書の作成にかかわる遺物の実測、図版作成から報告書の原稿執筆までを実施する。その間卒業論文にかかわる概要を発表し、その内容について確認すると共に、様々な問題点を指摘し、方向性を定める。そして卒業論文にかかわる中間発表を行う中で、具体的な問題点を指摘しながら、より良い卒業論文が書けるように指導する。

到達目標は出土品整理の・報告書作成までの工程の修得とより良い卒業論文の作成に備える。
授業計画(春)
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1「ガイダンス」
・卒業論文と報告書の制作をとおしてモノのとらえ方を学ぶことができる。
・概説書、論文、報告書の探索、研究施設での調査、予備発表、本発表
[予習]卒業論文のテーマの構想(60)
2「出土品整理について(1)」
○実習で発掘したモノ(遺構・遺物)の出土品整理をとおして報告書・卒業論文の作成能力を養うことができる。
・卒論・報告書・モノ(遺跡・遺構・遺物)の観察
[復習]フイルドノートに今日の作業記録をメモする(30)
3「出土品整理について(2)」
○実習で発掘したモノ(遺構・遺物)の出土品整理をとおして報告書・卒業論文の作成能力を養うことができる。
・卒論・報告書・モノ(遺跡・遺構・遺物)の観察
[予習]卒論予備発表にあたり、テーマに沿って辞書で関連事項を学ぶ(60)
4「出土品整理について(3)」
○実習で発掘したモノ(遺構・遺物)の出土品整理をとおして報告書・卒業論文の作成能力を養うことができる。
・卒論・報告書・モノ(遺跡・遺構・遺物)の観察
[予習]卒論予備発表にあたり、テーマに沿って参考書で関連事項を学ぶ(60)
5「卒論予備発表(1)」
○各自卒論にかかわる論文を選択してその成果の発表をとおしてモノに対して深く学ぶことができる。
・視点、現地調査・文献探索、モノの観察
[予習]卒論予備発表にあたり、テーマに沿って論文・報告書で関連事項を調べて発表する(60)
[復習]発表に対し、コメントで指摘された内容を整理する(30)
6「出土品整理について(4)」
○実習で発掘したモノ(遺構・遺物)の出土品整理をとおして報告書・卒業論文の作成能力を養うことができる。
・卒論・報告書・モノ(遺跡・遺構・遺物)の観察
[復習]フイルドノートに今日の作業記録をメモする(30)
7「出土品整理について(5)」
○実習で発掘したモノ(遺構・遺物)の出土品整理をとおして報告書・卒業論文の作成能力を養うことができる。
・卒論・報告書・モノ(遺跡・遺構・遺物)の観察
[復習]フイルドノートに今日の作業記録をメモする(30)
8「出土品整理について(6)」
○実習で発掘したモノ(遺構・遺物)の出土品整理をとおして報告書・卒業論文の作成能力を養うことができる。
[復習]フイルドノートに今日の作業記録をメモする(30)
9「出土品整理について(7)」
○実習で発掘したモノ(遺構・遺物)の出土品整理をとおして報告書・卒業論文の作成能力を養うことができる。
・卒論・報告書・モノ(遺跡・遺構・遺物)の観察
[予習]卒論予備発表にあたり、テーマに沿って辞書で関連事項を学ぶ(60)
10「出土品整理について(8)」
○実習で発掘したモノ(遺構・遺物)の出土品整理をとおして報告書・卒業論文の作成能力を養うことができる。
・卒論・報告書・モノ(遺跡・遺構・遺物)の観察
[予習]卒論予備発表にあたり、テーマに沿って参考書で関連事項を学ぶ(60)
11「卒論予備発表(3)」
○各自卒論に向けてのその成果の発表をとおしてモノに対して深く学ぶことができる。
・視点、現地調査・文献探索、モノの観察
[予習]卒論予備発表にあたり、テーマに沿って論文・報告書で関連事項を調べて発表する(60)
[復習]発表に対し、コメントで指摘された内容を整理する(30)
12「出土品整理について(9)」
○実習で発掘したモノ(遺構・遺物)の出土品整理をとおして報告書・卒業論文の作成能力を養うことができる。
・卒論・報告書・モノ(遺跡・遺構・遺物)の観察
[復習]フイルドノートに今日の作業記録をメモする(30)
13「出土品整理について(10)」
○実習で発掘したモノ(遺構・遺物)の出土品整理をとおして報告書・卒業論文の作成能力を養うことができる。
・卒論・報告書・モノ(遺跡・遺構・遺物)の観察
[復習]フイルドノートに今日の作業記録をメモする(30)
14「出土品整理について(119)」
○実習で発掘したモノ(遺構・遺物)の出土品整理をとおして報告書・卒業論文の作成能力を養うことができる。
・卒論・報告書・モノ(遺跡・遺構・遺物)の観察
[復習]フイルドノートに今日の作業記録をメモする(30)
15「夏季における調査について」
○夏季には卒論テーマに基づいた主要遺跡・遺物を調査し、より深い研究の興味を得ることができる。
・博物館、遺跡、出土品見学、写真撮影
[予習]レポート作成(120)
[復習]フイルドノートに今日の作業記録をメモする(30)
    
授業計画(秋)
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1「夏季における調査結果について」
○夏季には卒論テーマに基づいた主要遺跡・遺物を調査し、より深い研究の興味を得ることができる。
レポート研究成果
レポート作成に基づいた研究成果
2「出土品整理について(10)」
○実習で発掘したモノ(遺構・遺物)の出土品整理をとおして報告書・卒業論文の作成能力を養うことができる。
・卒論・報告書・モノ(遺跡・遺構・遺物)の観察
[復習]フイルドノートに今日の作業記録をメモする(30)
3「出土品整理について(11)」
○実習で発掘したモノ(遺構・遺物)の出土品整理をとおして報告書・卒業論文の作成能力を養うことができる。
・卒論・報告書・モノ(遺跡・遺構・遺物)の観察
[予習]卒論予備発表にあたり、テーマに沿って辞書で関連事項を学ぶ(60)
4「出土品整理について(12)」
○実習で発掘したモノ(遺構・遺物)の出土品整理をとおして報告書・卒業論文の作成能力を養うことができる。
・卒論・報告書・モノ(遺跡・遺構・遺物)の観察
[予習]卒論予備発表にあたり、テーマに沿って参考書・論文で関連事項を学ぶ(60)
5「卒論予備発表について(4)」
卒論テーマに基づいた研究の現状について発表して、その評価を理解することができる。
調査結果、批評
[予習]卒論予備発表にあたり、テーマに沿って論文・報告書で関連事項を調べて発表する(60)
[復習]発表に対し、コメントで指摘された内容を整理する(30)
6「出土品整理について(13)」
○実習で発掘したモノ(遺構・遺物)の出土品整
理をとおして報告書・卒業論文の作成能力を養うことができる。
・卒論・報告書・モノ(遺跡・遺構・遺物)の観察
[復習]フイルドノートに今日の作業記録をメモする(30)
7「出土品整理について(14)」
○実習で発掘したモノ(遺構・遺物)の出土品整理整・卒論・報告書
・モノ(遺跡・遺構・遺物)の観察
[復習]フイルドノートに今日の作業記録をメモする(30)
8「出土品整理について(15)」
○実習で発掘したモノ(遺構・遺物)の出土品整理をとおして報告書・卒業論文の作成能力を養うことができる。
・卒論・報告書・モノ(遺跡・遺構・遺物)の観察
[予習]卒論予備発表にあたり、テーマに沿って参考書・論文で関連事項を学ぶ(60)
9「卒論予備発表について(5)」
卒論テーマに基づいた研究の現状について発表して、その評価を理解することができる。
・調査結果、批評
[予習]卒論予備発表にあたり、テーマに沿って論文・報告書で関連事項を調べて発表する(60)
[復習]発表に対し、コメントで指摘された内容を整理する(30)
10「出土品整理について(16)」
○実習で発掘したモノ(遺構・遺物)の出土品整理をとおして報告書・卒業論文の作成能力を養うことができる。
・卒論・報告書・モノ(遺跡・遺構・遺物)の観察
[復習]フイルドノートに今日の作業記録をメモする(30)
11「出土品整理について(17)」
○実習で発掘したモノ(遺構・遺物)の出土品整理をとおして報告書・卒業論文の作成能力を養うことができる。
・卒論・報告書・モノ(遺跡・遺構・遺物)の観察
[復習]フイルドノートに今日の作業記録をメモする(30)
12「出土品整理について(18)」
○実習で発掘したモノ(遺構・遺物)の出土品整理をとおして報告書・卒業論文の作成能力を養うことができる。
・卒論・報告書・モノ(遺跡・遺構・遺物)の観察
[復習]フイルドノートに今日の作業記録をメモする(30)
13「出土品整理について(19)」
○実習で発掘したモノ(遺構・遺物)の出土品整理をとおして報告書・卒業論文の作成能力を養うことができる。
・卒論・報告書・モノ(遺跡・遺構・遺物)の観察
[復習]フイルドノートに今日の作業記録をメモする(30)
14「出土品整理について(20)」
○実習で発掘したモノ(遺構・遺物)の出土品整理をとおして報告書・卒業論文の作成能力を養うことができる。
・卒論・報告書・モノ(遺跡・遺構・遺物)の観察
[復習]フイルドノートに今日の作業記録をメモする(30)
15「出土品整理について(21)」
○実習で発掘したモノ(遺構・遺物)の出土品整理をとおして報告書・卒業論文の作成能力を養うことができる。
・卒論・報告書・モノ(遺跡・遺構・遺物)の観察
[復習]フイルドノートに今日の作業記録をメモする(30)
    
評価方法・基
準(評価割合)
授業態度・参加度(20%)、定期試験(80%)等をもとに評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『発掘調査のてびき』文化庁文化財保護部記念物課株式会社時報社
参考書
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参考資料
参考URL
質疑応答
 オフスアワーについては白石研究室にて木曜日1限に対応します。
備考
研究室は3号館4階歴史学科共同研究室内、アドレスはhshira@dpc.agu.ac.jp です。やむを得ず休む場合は事前にメールしてください。
画像
ファイル
更新日付2017/02/04 17:10:59