開講年度2017
科目名学校図書館メディアの構成
科目ナンバー
開講種別春学期集中
対象学年3年
担当者岡崎 信美
単位数2
曜日・時限春学期集中 その他 集中
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
子供達の”知る権利”を守るために
授業の概要
学校教育の改革により「生きる力」の育成を目指す教育方針が打ち出され、一人ひとりが自分で考え自分で解決できるように学習指導、学習環境整備がなされてきている。12学級以上の学校に司書教諭の配置が義務づけられその活躍が期待されている。司書教諭として学校教育の中で子供たちの読書や学習、それを教え導く教師の支援を行う司書教諭のために、学校図書館メディアを知り、そしてそれを扱うことができるよう学校図書館運営の全般から現状に合った他機関との連携を踏まえ、学校図書館の基盤ともいえる情報資源に対する理解、基礎知識、組織化について学びます。
授業の到達
目標
学校図書館におけるメディアとは何か。その種類と特性を知り、メディアコレクションの形成、更にメディアを活用するための準備として資料の分類・目録作成といった受入作業も習得できます。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1豊かな図書館づくりのためにまず学校の中における図書館について、その歴史、位置づけを理解する。
2学校図書館メディアとは何を意味するものか。教材として、読書材として何が必要かを考える。
図書館情報センターで学校図書館メディアに必要な資料を考え選ぶ実習を行う。
(図書館情報センターを使用する)
3新学校図書館法、学校図書館の一日などの確認を行い学校図書館メディアの意義を学ぶ。
4各自が選んだ学校図書館に備える情報メディアの発表をする。
メディアの構成の要点について構成プロセス、範囲、対象、構成に関する事務処理などを学ぶ。
5分類を用いたメディアの組織化。
分類の意義と考え方を理解する。
6日本十進分類法(NDC)の概要の開設後、分類の演習を行う。(図書館情報センターを使用する)
7主題の把握、分類規程など分類作業の実際を学ぶ。
8メディアの物理的アクセス支援について理解する。分類の小テスト実施。
9目録を用いたメディアの組織化。
目録の定義と種類を解説する。
10日本目録規則(NCR)の概要を解説、その後NCRに沿って目録作成の演習を行う。(図書館情報センターを使用する)
11メディアの知的アクセス支援について
目録の小テスト実施。
12コレクション形成の実際を理解した後、その一環として生徒向けのメディア資料解説資料を作成する。
13電子メディアの活用とMARCの活用について解説する。
14学校図書館担当者として司書教諭と学校司書のコレクション形成における役割を理解する。
15学校図書館メディアの構成の今後の課題を把握する。各自作成したメディア解説資料の発表実施。
メディアの構成について小テスト。
    
評価方法・基
準(評価割合)
課題提出40% 演習テスト60%により評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『学校図書館メディアの構造』小田光宏樹村房2000978-4883672523
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
図書館情報センターにおいて理解を深めるための演習を行い質問等に答えていきます。
備考
図書館情報センターを利用する関係から、テキストの目次とは異なる進行となります。
画像
ファイル
更新日付2017/05/11 18:02:13