開講年度2017
科目名リサーチ・プロジェクトⅢa
科目ナンバー
開講種別春学期
対象学年3年
担当者二宮 克美
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 3時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
問題を分析し、解析する力の養成
授業の概要
人間生活のさまざまな局面で展開されている心理学的な問題点を見出し、分析する力の養成を目指します。特に春学期では、問題を分析し、解析する力として、心理学の研究法ならびに心理統計の基礎の習得をねらいとします。
授業の到達
目標
各自の関心を深め、卒業研究のテーマの方向性を決めることができる。
卒業研究するための調査・分析・報告書の執筆のノウハウを身につけ卒業研究を進めるうえで必要な準備ができる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1「イントロダクション」:講義概要の説明
〇統計学の基礎知識の確認をします。
【予習】シラバスを読みこの授業内容をあらかじめ把握する(30)。
【復習】統計学の基礎知識について確認(120)。
2「心理学研究法」(1)
〇観察法について解説します。
【予習】観察法についてあらかじめ調べておく(120)。
【復習】観察法についての知識の整理と確認(120)。
3「心理学研究法」(2)
〇実験法について解説します。
【予習】実験法についてあらかじめ調べておく(120)。
【復習】実験法についての知識の整理と確認(120)。
4「心理学研究法」(3)
〇質問紙調査法について解説します。
【予習】質問紙調査法についてあらかじめ調べておく(120)。
【復習】質問紙調査法についての知識の整理と確認(120)。
5「心理学研究法」(4)
〇面接法について解説します。
・研究法について質疑応答
【予習】面接法についてあらかじめ調べておく(120)。
【復習】面接法についての知識の整理と確認(120)。
6「中間試験」(心理学研究法)(60分)
「心理統計の基礎」(1)
〇データの整理、図表の表し方
【予習】中間試験の準備(180)。
【復習】図表の表し方についての知識の整理と確認(90)。
7「心理統計の基礎」(2)
〇代表値(平均値・標準偏差など)の算出の仕方を説明します。
【予習】代表値についてあらかじめ調べておく(120)。
【復習】代表値の算出についての知識の整理と確認(120)。
8「心理統計の基礎」(3)
〇統計的仮説検定について解説します。
【予習】統計的仮説検定についてあらかじめ調べておく(120)。
【復習】統計的仮説検定についての知識の整理と確認(120)。
9「心理統計の基礎」(4)
〇平均値の検定(t検定)について解説します。
【予習】平均値の検定についてあらかじめ調べておく(120)。
【復習】平均値の検定についての知識の整理と確認(120)。
10「心理統計の基礎」(5)
〇相関係数(r)の算出について解説します。
【予習】相関係数についてあらかじめ調べておく(120)。
【復習】相関係数についての知識の整理と確認(120)。
11「心理統計の基礎」(6)
〇度数の検定(χ²検定)について解説します。
【予習】度数の検定についてあらかじめ調べておく(120)。
【復習】度数の検定についての知識の整理と確認(120)。
12「心理統計の基礎」(7)
〇分散の検定(F検定)について解説します。
・分散分析(ANOVA)
【予習】分散の検定についてあらかじめ調べておく(120)。
【復習】分散の検定についての知識の整理と確認(120)。
13「心理統計の基礎」(8)
〇因子分析の基礎的事項について解説します。
【予習】因子分析についてあらかじめ調べておく(120)。
【復習】因子分析の基礎的な知識の整理と確認(120)。
14「心理統計の基礎」(9)
〇重回帰分析の基礎的事項について解説します。
【予習】重回帰分析についてあらかじめ調べておく(120)。
【復習】重回帰分析についての基礎的な知識の整理と確認(120)。
15「心理統計の基礎」(10)
〇多変量解析の基礎的事項について解説します。
【予習】多変量解析についてあらかじめ調べておく(120)。
【復習】多変量解析についての知識の整理と確認。試験勉強(180)。
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
中間試験(20%)、授業での発言・質疑応答の態度など授業への貢献度(20%)、定期試験の評価(60%)を総合的に勘案して評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『あなたもできるデータの処理と解析』岩淵千明(編著)福村出版2,600+税9784571200588
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
研究室:G616
オフィスアワー:火曜日と木曜日の昼休み。
事前にアポイントをとっていただくと確実です。
備考
受講生(ゼミ生)のやる気を重視する。
毎回宿題を出す。また各時間の最後に小テストを行う。
中間試験(心理学研究法)ならびに定期試験(心理統計)を行う。
画像
ファイル
更新日付2017/02/14 10:17:02