開講年度2017
科目名流通論A
科目ナンバー
開講種別春学期
対象学年1年
担当者岡野 純司
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 1時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
流通に関する基礎概念の理解
授業の概要
流通論Aでは,流通という言葉の意味から始まり,それにまつわる様々な用語の解説をします。私たちの生活にとって,流通は重要な経済活動の一つですが,そこに含まれる活動にはどのようなものがあるのか取り上げていきます。
授業の到達
目標
履修学生は流通に関する基礎的な用語の意味を理解することができる。また,流通に含まれる様々な活動の存在を知り,それらを整理して理解することができる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ガイダンス:この科目の概要と半期のスケジュールを説明する。予習:教科書の目次を把握する(30)
復習:授業における説明に該当する教科書の部分を確認する(30)
2流通とは何か:流通という言葉の意味を説明する。予習:教科書巻末の索引から流通という言葉が使用されている箇所を探す(30)
復習:第1章,第2章の授業における説明に該当する教科書の部分を確認する(30)
3生産と消費:生産活動,消費活動との関連から流通活動を機能として説明する。予習:新聞等の経済ニュースで,生産,消費,流通という用語が使用されている例を探す(30)
復習:授業における説明に該当する教科書の部分を確認する(30)
4流通フロー:流通におけるフローを説明する。
商流,物流,情報流,資金流
予習:新聞等の経済ニュースで,商流,物流などの用語が使用されている例を探す(30)
復習:授業における説明に該当する教科書の部分を確認する(30)
5経済的懸隔①:生産と消費との間にある経済的懸隔について説明する。
所有的,時間的,空間的懸隔
予習:新聞等の経済ニュースで,生産,消費,流通という用語が使用されている例を探す(30)
復習:授業における説明に該当する教科書の部分を確認する(30)
6経済的懸隔②:生産と消費との間にある経済的懸隔について説明する。
情報的,品質・数量の懸隔
予習:新聞等の経済ニュースで,生産,消費,流通という用語が使用されている例を探す(30)
復習:授業における説明に該当する教科書の部分(第2章)を確認する(30)
7商流に関わる機能①:所有権の流れである商流に関わる流通機能を説明します。
様々な売買の形
予習:自らの商品購買や販売アルバイトの経験を書き出してみる(30)
復習授業における説明に該当する教科書の部分を確認する(30)
8商流に関わる機能②:所有権の流れである商流に関わる流通機能を説明する。
所有権の概念
予習:自らの商品購買や販売アルバイトの経験を書き出してみる(30)
復習:授業における説明に該当する教科書の部分を確認する(30)
9物流に関わる機能①:財そのものの流れである物流に関する流通機能を説明する。
輸送
予習:新聞等の経済ニュースで,輸送,配送という用語が使用されている例を探す(30)
復習:授業における説明に該当する教科書の部分を確認する(30)
10物流に関わる機能②:財そのものの流れである物流に関する流通機能を説明する。
在庫,包装,流通加工
これまでの授業内容に関する中間テスト(もしくはレポート)を実施。
予習:新聞等の経済ニュースで,在庫,倉庫という用語が使用されている例を探す(30)
復習:授業における説明に該当する教科書の部分を確認する(30)
11情報流に関わる機能②:情報の流れである情報流に関する流通機能を説明する。
広告,人的販売,パブリシティー,セールスプロモーション
先回の中間テスト(もしくはレポート)の解説。
予習:自らが日ごろ接している企業の広告や接客について書き出してみる(30)
復習:授業における説明に該当する教科書の部分を確認する(30)
12情報流に関わる機能②:情報の流れである情報流に関する流通機能を説明する。
流通情報システム
予習:自らが日ごろ接している企業の消費者に対する働きかけについて書き出してみる(30)
復習:授業における説明に該当する教科書の部分を確認する(30)
13補助的流通機能:資金の流れに関する機能を中心に補助的流通機能を説明する。
金融,保険
予習:新聞等の経済ニュースで,金融,保険という用語が使用されている例を探す(30)
復習:授業における説明に該当する教科書の部分を確認する(30)
14事例の解説:流通活動が行われている事例を総括的に説明する。
流通機構,流通チャネル
予習:最近話題になった流通に関する経済ニュースを新聞等で検索する(30)
復習:授業における説明に関連する事例を自分なりに新聞等で探して見る(30)
15授業のまとめ:半期の授業を振り返り,重要項目を再度説明する。
試験対策
予習:ノートを整理し,自分なりに重要項目に記しをつける(60)
復習:半期で説明された内容に該当する教科書の部分をよく読む(60)
    
評価方法・基
準(評価割合)
総合評価100点満点,そのうち定期試験70%,中間テスト(もしくはレポート)30%。出席点はありません。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『新流通論〔改訂版〕』青木均・石川和男・尾碕眞・濱満久創成社2500円(外税)978-4-7944-2430-3
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『日経新聞』
2.『日経流通新聞』
3.『日経MJトレンド情報源』日経MJ日本経済新聞出版社1800円(外税)978-4-532-21675
参考URL
1.日経新聞流通に関する経済ニュースを知ることができる。
質疑応答
研究室:アガルスタワー9階2910にて。
基本的にオフィスアワー(水曜日昼休み)で対応しますが,教員研究室在室中はいつでも質問可です。
備考
授業中の私語,スマートフォン・携帯電話・ゲーム機の使用は禁止します。
画像
ファイル
更新日付2017/02/13 15:39:14