開講年度2017
科目名食品応用分析実験法B
科目ナンバー
開講種別春学期
対象学年3年
担当者上野 有紀
望月 美佳
単位数1
曜日・時限春学期 火曜日 3時限
春学期 火曜日 4時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
「食品成分と生体との相互作用」について、実験を行うことにより理解を深める
授業の概要
1年生で履修した「食品成分学」、「食品機能評価法」、2年生にて履修した「食品機能学」の内容の中から、「食物アレルギー」、「食品タンパク質の加熱変性」、「食品成分の機能性」に関する実験手法を習得する。本科目では「食品基礎分析実験法」の内容を応用して、食品学分野での研究・開発にて実際に行われている実験を行う。食品成分と生体との相互作用に着目し、抗体を用いた実験方法、培養細胞系における方法などを理解し、実験操作を学ぶ。
授業の到達
目標
「食品成分学」、「食品機能評価法」、「食品機能学」の内容の中から、「食物アレルギー」、「食品タンパク質の加熱変性」、「食品成分の機能性」に関する基礎知識の定着と関連する実験手法の習得を目標とする。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1【第1回】実験操作の復習食物アレルゲンについての予習 60分
2【第2回】食物アレルゲンの定量(1)食物アレルゲンの抽出免疫化学的定量法についての予習 60分
3【第3回】食物アレルゲンの定量(2)測定試料の調製、測定測定原理についての予習 60分
4【第4回】食物アレルゲンの定量(3)計算、結果の考察実験結果のまとめ 60分
5【第5回】食品成分の機能性試験(1)動物細胞からのRNAの調製食品成分の機能性についての予習 60分
6【第6回】食品成分の機能性試験(2)RT-PCR法による遺伝子発現量定量①測定原理についての予習 60分
7【第7回】食品成分の機能性試験(3)RT-PCR法による遺伝子発現量定量②実験結果のまとめ 60分
8【第8回】食品成分の機能性試験(4)食品に含まれるポリフェノールの定量~成分の抽出~フォーリンデニス法についての予習 60分
9【第9回】食品成分の機能性試験(5)食品に含まれるポリフェノールの定量~ポリフェノールの定量~実験結果のまとめおよび次回の予習 60分
10【第10回】食品タンパク質の加熱変性(1)SH基の定量実験結果のまとめおよびレポートの作成、次回の予習 60 分
11【第11回】食品タンパク質の加熱変性(2)高次構造の変化①タンパク質の加熱変性についての復習 60分
12【第12回】食品タンパク質の加熱変性(3)高次構造の変化②Native PAGEについての予習 60分
13【第13回】食品タンパク質の加熱変性(4)高次構造の変化③測定原理の復習 60分
14【第14回】食品タンパク質の加熱変性(5)高次構造の変化④実験結果のまとめおよびレポートの作成 60分
15【第15回】全体のまとめこれまでの実験内容の復習 60分
    
評価方法・基
準(評価割合)
出席への取り組み15点、レポート・実験ノート30点、試験55点、合計100点とし、60点以上を合格とする。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『配布資料を使用する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『新スタンダード栄養・食物シリーズ5 食品学ー食品成分と機能性―』久保田紀久枝・森光康次郎編東京化学同人本体2,600円+税9784807916658
参考URL
質疑応答
オフィスアワーだけでなく、講義中にも積極的な質疑の時間を設ける。
備考
持ち物:白衣(名札付)、実験ノート、保護メガネ、電卓、ハンドタオル
画像
ファイル
更新日付2017/02/10 13:50:10