開講年度2017
科目名体育指導実技B(陸上競技)
科目ナンバー
開講種別春学期
対象学年2年
担当者渡辺 輝也
単位数1
曜日・時限春学期 火曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
体育授業で陸上競技を指導できるようになる!
授業の概要
 本授業では,陸上競技における各種目の基本的な技術とルールについて学ぶとともに,各種目の技術指導に際して利用できるさまざまな学習指導法について学習する。本授業の目的は,以上の学習を通して,体育授業において陸上競技の学習指導を行うための基本的な技能と知識を習得し,受講生が体育授業において陸上競技の学習指導を展開できるようになるための指導力の基礎を獲得することにある。
授業の到達
目標
 本授業の到達目標は,『中学校学習指導要領 保健体育編』 に示された「C 陸上競技」の[第3学年]レベルの技能を習得すること,その技能を身に付けるための段階的指導を他者に行うことができるようになること,そして授業で取り上げた各種目の記録会を運営できるようになることである。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ガイダンス・長距離走(1):ペースの変化と維持の技能を学ぶとともに競走相手との駆け引きを学習する。【予習】シラバスで授業の全体像を確認する(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
2長距離走(2):ペースの変化と維持の技能を復習するとともに中距離走リーグ戦に取り組む。【予習】長距離走リーグ戦の必勝戦術パターンを編み出してくる(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
3短距離走・ハードル走(1):中間疾走と加速の動きを学習する。【予習】教科書でトラック種目のスタートとフィニッシュについての競技規則を予習する(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
4短距離走・ハードル走(2):ハードリングの基礎を学ぶとともに加速と中間疾走の動きの組合せを行う。【予習】教科書でハードル走の競技規則を予習する(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
5短距離走・ハードル走(3):ハードリングとインターバルの動きについて学習する。【予習】ハードル走の学習段階について復習する(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
6短距離走・ハードル走(4):ハードリングとインターバルの動きについて復習するとともにアプローチについて学習する。【予習】教科書でハードルのアプローチの基本について予習する(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
7短距離走・ハードル走(5):競走相手との競り合いについて学ぶとともに記録測定に取り組む。【予習】ハードル走の試合運営の方法について復習する(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
8走り幅跳び(1):跳躍の基本の動きについて学習する。【予習】教科書で走り幅跳びの記録測定の方法について予習する(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
9走り幅跳び(2):走り幅跳びの一連の動きについて学習する。【予習】教科書で走り幅跳びの順位付けの方法について予習する(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
10走り幅跳び(3):走り幅跳びの一連の動きについて復習するとともに記録測定に取り組む。【予習】走り幅跳びの試合運営の方法について復習する(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
11走り高跳び(1):はさみ跳びの動きについて学習するとともに背面跳びの段階学習に取り組む。【予習】教科書で走り高跳びのバー高の設定と試合進行の方法について予習する(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
12走り高跳び(2):背面跳びの段階学習について復習する。【予習】教科書で走り高跳びの順位付けの方法について予習する(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
13走り高跳び(3):背面跳びの段階学習について復習するとともに記録測定に取り組む。【予習】走り高跳びの試合運営の方法について復習する(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
14混成競技:混成競技会とその運営に取り組む。【予習】教科書で混成競技の種目構成について予習する(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
15まとめ:筆記試験および記録会とその運営に取り組む。【予習】各種目の試合運営と順位付けの方法について復習する(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
    
評価方法・基
準(評価割合)
実技点75点・筆記点25点
なお,実技点は達成記録および技能の習得状況の質的評価に基づいて算出する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『アクティブスポーツ』大修館書店編集部大修館書店820円
2.『中学校学習指導要領解説 保健体育編』文部科学省東山書房397円
参考書
  ・
参考資料
参考URL
1.日本陸上競技学会日本陸上競技学会HP
質疑応答
 質疑は授業時および担当教員のオフィスアワーに受け付ける。
備考
 本科目は中高教員免許状(保健体育)の必修科目である。授業には陸上競技用のアップシューズを使用すること(サッカー,バスケット,テニス等の各種競技専用シューズは使用不可)。
画像
ファイル
更新日付2017/02/05 12:11:49