開講年度2017
科目名特殊講義2a
科目ナンバー
開講種別春学期
対象学年3年
担当者高橋 彩
単位数2
曜日・時限春学期 木曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
青年期の発達の諸側面
授業の概要
 青年心理学は青年の心理と行動を記述し、その意味を理解するための視点や方法を提供する学問です。この講義では、青年期の感情と思考の特徴を理解し、青年期にあたる自分自身への理解を深めることを目的とします。テーマに関連する研究論文や心理尺度などを紹介し、実際に自分自身で実施した結果やその考察をレポートとして提出することも求めます。
授業の到達
目標
講義で取り上げた青年心理学の知見について、概要を説明できる。またその知見について自分自身の経験から意見を述べることができる。
心理尺度の結果から、自分自身の特徴について考察できる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1青年心理学とは青年心理学の主な研究者について調べる(120)
2自己と自我(1)自己意識 アイデンティティ自己と自我,アイデンティティの用語の違いについて調べる(120)
3自己と自我(2)自尊感情 自己愛 自尊感情の発達的変化について調べる(120)
4身体発達(1) 思春期発達 性的発達思春期発達、身体発育の経年データについて調べる(120)
5身体発達(2) ジェンダー ボディイメージジェンダーステレオタイプの例についてまとめる(120)
6友人関係の変化(1)仲間関係 親友中学生と高校生の友人数についてのデータを調べる(120)
7友人関係の変化(2)友人関係の希薄化 孤独感青年の友人関係に関する研究を探す(120)
8青年期の恋愛 恋愛の理論について調べる(120)
9感情の発達(1)青年期の悩み 自己開示 感情表出ネット上での自己開示の利点と欠点をまとめる(120)
10感情の発達(2)罪悪感 恥 攻撃性恥と罪悪感の生起状況について具体例をまとめる(120)
11青年期の問題行動(1)少年犯罪 非行 少年犯罪の発生率について、データを調べる(120)
12青年期の問題行動(2)ネット スマホ中学生と高校生のネット利用実態のデータについて調べる(120)
13嗜癖(1)薬物 飲酒 喫煙 自傷行為依存,嗜癖にはどのようなものがあるか調べる(120)
14嗜癖(2)ギャンブル ゲームギャンブル依存の治療法について調べる(180)
15まとめ
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験の成績70% 授業内で実施する課題レポート30%で評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『青年期発達百科事典 』子安増生・二宮克美 監訳丸善出版
2.『よくわかる青年心理学』白井利明 編ミネルヴァ
3.『ようこそ!青年心理学』宮下一博 監修ナカニシヤ出版
参考URL
質疑応答
分からないことは授業後に遠慮なくきいてください。また課題の紙に書いてもよいです。
やむを得ず欠席した場合は,次の出席時に欠席した日の配布資料を受け取るようにしてください。
備考
画像
ファイル
更新日付2017/01/26 09:52:39