開講年度2017
科目名臨床心理学演習a
科目ナンバー
開講種別春学期
対象学年2年
担当者齋藤 眞
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 1時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
スクウィッグル技法とロールシャッハ・テスト(クロッパー法)
授業の概要
臨床心理学のパーソナリティ査定について、特に描画やロールシャッハ・テストの基本的理解を促す。
授業の到達
目標
心理臨床実践で必要とされる様々な心理テスト(特に投影法)の基礎的な部分について、実習を通じての修得を図る。また、そういった心理テストの背景にある、人格心理学や臨床心理学の理論的な考え方についても、実践を通じて考えるきっかけとする。自己理解や対人関係の深め方などに気をつけて、授業に臨んでいただきたい。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1導入(スクイッグル技法の体験実習)ロールシャッハ・テストを本格的に体験1(60分)
2導入(MSSM法の体験実習)ロールシャッハ・テストを本格的に体験2(60分)
3スクイッグル技法の解説スクイッグル技法について学んだことの復習(30分)
4MSSM法などの解説MSSM法について学んだことからのレポート作成(60分)
5この授業で扱う心理テストの位置づけなど解説スクイッグル技法とMSSM法、ロールシャッハ・テストなどの理論的概観の整理など(30分)
6導入(ロールシャッハ・テスト体験実習1)ロールシャッハ・テストの本格的体験から学んだことの整理など(30分)
7導入(ロールシャッハ・テスト体験実習2)ロールシャッハ・テスト質疑段階についての復習など(30分)
8ロールシャッハ・テスト・施行法の解説施行法についての復習など(30分)
9ロールシャッハ・テスト・分析法(場所付けの記号化)の解説体験実習データの整理1(30分)
10ロールシャッハ・テスト・分析法(決定因の記号化)の解説体験実習データの整理2(30分)
11ロールシャッハ・テスト・分析法(反応内容の記号化)の解説体験実習データの整理3(30分)
12ロールシャッハ・テスト・分析法(形態水準評定)の解説体験実習データの整理4(30分)
13ロールシャッハ・テスト・分析法(量的比率)の解説体験実習データの整理5(30分)
14ロールシャッハ・テスト・分析法(解釈)の解説体験実習データの整理6(30分)
15ロールシャッハ・テスト施行と記号化についての模擬試験とフィードバック定期試験に備えての総復習(60分)
    
評価方法・基
準(評価割合)
1.授業への参加態度(30%)
2.複数回の発表とレポート(20%)
3.定期テスト(40%)
4.討論の発言内容など(10%)
実習的授業なので毎回の出席は大前提となる。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『資料を使用』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『随時紹介』
参考URL
1.特になし
質疑応答
授業内、およびオフィス・アワー。
備考
人の心を理解する枠組みを学ぶので、被調査者や受講生相互に対する信頼や倫理を肝に銘じておくこと。
画像
ファイル
更新日付2017/02/09 10:25:32