開講年度2017
科目名専門ゼミⅠa
科目ナンバー
開講種別春学期
対象学年3年
担当者中村 幸子
単位数2
曜日・時限春学期 月曜日 3時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
通訳・翻訳・英語ガイド卒業研究のための実力強化
授業の概要
 主として、通訳、映像翻訳、英語産業観光ガイド(以下ガイド)を通して英語力をアップしつつ卒業研究に結びつけます。学期を通して短い英語ニュース記事のサイトラや同時通訳を行い通訳スキル向上を目指します。翻訳では、人気の映像翻訳にチャレンジします。ガイドでは名古屋市内の産業観光地を英語で案内するフィールドワークを行います。
 3年次は実力養成と卒業研究制作のための準備期間と位置付けられます。通訳・翻訳・ガイドの実践と理論を通じて自分の卒論のテーマと切り口を考えましょう。
 固定テキストはなく、教材は授業内およびオンラインで配布します。この授業は、予習をしてこないと授業についてこれない、いわゆる「反転型授業」です。よって予習は必須です。初回授業で予習方法について丁寧に説明します。授業内では予習してこなかった人のために特別な予習時間などは設けません。
授業の到達
目標
このゼミの到達目標は以下の通りです。
1 通訳基礎訓練であるシャドーイングやサイトトランスレーションなどの方法を理解し質の高いパフォーマンスで発表できる
2 十分に学習した内容であれば同時通訳あるいはボイスオーバーができる
3 自分の学習に自分で責任を持ち(自己学習に対するオーナーシップ意識)、通訳・翻訳の勉強方法を自分の学習に取り入れ、自律的に学習していくことができる
4 卒業研究を視野に、理論研究に関心を持ち、代表的な理論を理解し、実践と結び付けることができる
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1オリエンテーション予習: 240分 Sight Translation 記事1を頭ごなしに訳せるようにしておく
2Sight Translation 1復習: 120分 Sight Translation 記事1をすらすら訳せる状態にする。単語テストの勉強をする。
予習: 120分 Voice Over 1 の練習をしておく
3Voice Over 1 録音
ST1とVO1の単語テスト
復習: 120分 Voice Over 1 の録音を聞いて、自己評価シートに記入し翌週提出する
予習: 120分 Sight Translation 記事2 を頭ごなしに訳せるようにしておく
4Sight Translation 2復習: 120分 Sight Translation 記事2 をすらすら訳せる状態にする。単語テストの勉強をする。
予習: 120分 Voice Over 2 の練習をしておく
5Voice Over 2 録音
ST2とVO2の単語テスト
復習: 120分 Voice Over 2 の録音を聞いて、自己評価シートに記入し翌週提出する
予習: 120分 Sight Translation 記事3 を頭ごなしに訳せるようにしておく
6Sight Translation 3復習: 120分 Sight Translation 記事3 をすらすら訳せる状態にする。単語テストの勉強をする。
予習: 120分 Voice Over 3 の練習をしておく
7Voice Over 3 録音
ST3とVO3の単語テスト
Filed Work の説明とグループ分け
復習: 120分 Voice Over 3 の録音を聞いて、自己評価シートに記入し翌週提出する
予習: 120分 Field Work の計画を立てておく
8Field Work 1
事前準備
復習: 120分 FW計画の見直しをしておく
予習: 120分 訪問する施設の下調べをする
9Field Work 2
現地訪問
復習: 120分  英文ガイドシナリオを作成する
予習: 120分 まとめの準備をする
10Field Work 3
まとめ
復習: 120分  英文ガイドシナリオを修正する
予習: 120分 発表の練習をする
11Field Work 4
発表
復習: 120分  発表の自己評価シートおよびピアレビューシートに記入し翌週提出する
予習: 120分 翻訳1の下準備をする
12英日・日英映像翻訳1復習: 120分  翻訳1を修正し翌週提出する
予習: 120分  翻訳2の下準備をする
13英日・日英映像翻訳2復習: 120分  翻訳2を修正し翌週提出する
予習: 120分  翻訳3の下準備をする
14英日・日英映像翻訳3復習: 120分  翻訳3を修正し翌週提出する
予習: 120分  翻訳4の下準備をする
15英日・日英映像翻訳4復習: 240分  翻訳4を修正し翌週提出する
    
16復習時間計: 1,800分(30時間)
予習時間計: 1,800分(30時間)
合計 60時間
評価方法・基
準(評価割合)
Voice Over 録音提出30%、映像翻訳制作30%、フィールド・ワークプレゼン&レポート30%、予復習への取組姿勢10%
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『配布資料』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『通訳学入門』F.ポエヒハッカーみすず書房4000円978-4-622-07412-0図書館禁帯出コーナー
2.『翻訳学入門』J. マンデイみすず書房4,300円978-4-622-07455-7図書館禁帯出コーナー
3.『新・産業観光論』須田寛ほかすばる舎1,800円4-88399-232-2
参考URL
質疑応答
授業中のみならず、オフィスアワー(火17:00-18:00)、その他を利用して、わからないことは早め早めに質問してください。個別の質問をいつでも受け付けます。
備考
1 ゼミ生には「通訳法a」、「翻訳法a」、「Interpreter Guide」(秋)の同時履修を強く勧めます。
2 ゼミでも当然出席が重視されます。欠席が続くと授業に全くついていけなくなります。全出席を求めます。
3 予習復習は個人学修カルテにて厳格に取り扱います。
画像
ファイル
更新日付2017/02/06 12:39:19