開講年度2017
科目名日本史専門講読B-Ⅰ
科目ナンバー
開講種別春学期
対象学年3年
担当者後藤 致人
単位数2
曜日・時限春学期 木曜日 3時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
『木戸幸一日記』を読む①
授業の概要
 昭和戦前期政治史研究の基本資料である『木戸幸一日記』を読解し、近代史研究の基礎を養う。木戸幸一は昭和戦前期の政治家で、長く政治の第一線にいた。特に1940年以降は宮中最高ポストである内大臣に就任し、後継内閣首班選定に大きな影響力をもった。東條英機を総理大臣に強く推したのも木戸である。『木戸日記』は東京裁判の過程で公になり、今日に至るまで近代政治史研究をする上で、避けては通れない資料となっている。ただ、それだけ重要な資料であるものの、近年さまざまな天皇・宮中周辺の資料が公開されており、各種資料と突合せ検討する、資料批判の必要性が今日より多く求められている。新資料などを活用しながら批判的に『木戸日記』を読解していきたい。
授業の到達
目標
この授業によって、近代史における日記資料の基本的な読み方、調べ方を学ぶことができる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1「ガイダンス」
史料の説明と担当箇所の確認
2「木戸日記」の背景説明担当箇所の人名・用語調べ(10時間)
3「講読で使う辞書や関連史料の説明」①担当箇所の関連史料調べ(10時間)
4「講読で使う辞書や関連史料の説明」②担当箇所のレジュメ作成(10時間)
5「木戸日記」昭和6年予習 本日の「木戸日記」の本文読み込み(1時間)
6「木戸日記」昭和6年予習 本日の「木戸日記」の本文読み込み(1時間)
7「木戸日記」昭和7年予習 本日の「木戸日記」の本文読み込み(1時間)
8「木戸日記」昭和8年予習 本日の「木戸日記」の本文読み込み(1時間)
9「木戸日記」昭和8年予習 本日の「木戸日記」の本文読み込み(1時間)
10「木戸日記」昭和9年予習 本日の「木戸日記」の本文読み込み(1時間)
11「木戸日記」昭和9年予習 本日の「木戸日記」の本文読み込み(1時間)
12「木戸日記」昭和10年予習 本日の「木戸日記」の本文読み込み(1時間)
13「木戸日記」昭和11年予習 本日の「木戸日記」の本文読み込み(1時間)
14「木戸日記」昭和11年予習 本日の「木戸日記」の本文読み込み(1時間)
15「木戸日記昭和12年予習 本日の「木戸日記」の本文読み込み(1時間)
    
評価方法・基
準(評価割合)
授業への参加態度を前提に、発表(50%)とレポート(50%)で評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『史料を配布する』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
木曜日1限3422研究室
備考
 
画像
ファイル
更新日付2017/02/06 13:46:15