開講年度2017
科目名日本史概説Ⅰ
科目ナンバー
開講種別春学期
対象学年1年
担当者中川 すがね
単位数2
曜日・時限春学期 木曜日 4時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
日本の古代・中世の歴史に関する最新の研究動向や史料の解釈等を学ぶ。
授業の概要
 中学・高校時代の日本史の基礎知識を確認しながら、大学で学ぶ日本史との違いを認識し、専門的な歴史学を学ぶ意欲を高める。最新の研究もふまえながら、史料を引用しつつ、多様な歴史のみかたを紹介する。
授業の到達
目標
1 日本の古代・中世史の知識を確認・補習できる。 2 史料・文献の読解等の意欲が高まる。 3 歴史学は年号や事項を記憶するものだけでなく、史料と過去の研究に基づき自ら考える学問であるということを理解する。 4 現在にも残っている習俗やものの考え方がどのようにできてきたのか知ることができる。5 日本史を世界史的視野でとらえることができる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ガイダンス 予習復習の方法、評価等の説明教科書として指定した『もういちど読む山川日本史』の該当部分を読みノートに要点をまとめること。60分 
2縄文文化 里山の利用 教科書として指定した『もういちど読む山川日本史』の該当部分を読みノートに要点をまとめること。60分 
3弥生文化 米作りと日本文化教科書として指定した『もういちど読む山川日本史』の該当部分を読みノートに要点をまとめること。60分 
4古墳時代 国家の形成と墓制教科書として指定した『もういちど読む山川日本史』の該当部分を読みノートに要点をまとめること。60分 
5律令制の成立 中央集権的国家体制教科書として指定した『もういちど読む山川日本史』の該当部分を読みノートに要点をまとめること。60分 
6平安時代と文化 律令制の変質教科書として指定した『もういちど読む山川日本史』の該当部分を読みノートに要点をまとめること。60分 
7穢れの拡大と差別 差別とは教科書として指定した『もういちど読む山川日本史』の該当部分を読みノートに要点をまとめること。60分 
8家父長制の成立と女性 性差別とは教科書として指定した『もういちど読む山川日本史』の該当部分を読みノートに要点をまとめること。60分 
9軍事貴族と兵の道 武士とは何か教科書として指定した『もういちど読む山川日本史』の該当部分を読みノートに要点をまとめること。60分 
10古代から中世へ 時代区分を考える教科書として指定した『もういちど読む山川日本史』の該当部分を読みノートに要点をまとめること。60分 
11中世的支配 「自力救済」とは教科書として指定した『もういちど読む山川日本史』の該当部分を読みノートに要点をまとめること。60分 
12貨幣をめぐる古代と中世 渡来銭の流入について世界史的視野で考える教科書として指定した『もういちど読む山川日本史』の該当部分を読みノートに要点をまとめること。60分 
13撰銭令とその背景 中世の経済の発展と貨幣流通教科書として指定した『もういちど読む山川日本史』の該当部分を読みノートに要点をまとめること。60分 
14戦国大名と民衆 民衆にとっての戦場とは教科書として指定した『もういちど読む山川日本史』の該当部分を読みノートに要点をまとめること。60分
15コースわけに関するオリエンテーション2年から配属されるコース・ゼミについて、自分のイメージを具体的なものにして、志望を確定すること。360分
    
16定期試験これまでのプリント等を復習して日本史の全体の流れを把握すること。 120~240分 
評価方法・基
準(評価割合)
授業への参加態度20パーセント、定期試験80パーセントで評価する。試験は自筆ノートおよびプリントのみを持ち込み可とする。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『もういちど読む山川日本史』五味文彦山川出版社16204634590646
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業中に紹介する』
参考URL
質疑応答
授業後、あるいはオフィスアワー等で3号館4階3419教室において常時対応するが、学生はアポイントメントを取って研究室を訪問すること。
備考
1/3以上(6回以上)の欠席者については失格として評価を行わない。2年からのコースわけに関するオリエンテーションは15回目の授業内容になっているが適宜行われますので必ず出席のこと。
画像
ファイル
更新日付2017/03/06 17:56:49