開講年度2017
科目名西洋の思想Ⅰ
科目ナンバー
開講種別春学期
対象学年2年
担当者岩佐 宣明
単位数2
曜日・時限春学期 金曜日 4時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
西洋哲学史Ⅰ―古代・中世・近代―
授業の概要
古代ギリシアに始まり、キリスト教哲学、大陸合理主義、イギリス経験論を経て、ドイツ観念論に至るまでの、西洋哲学の歴史を概説します。その歴史を通じてつねに哲学者の思考を駆動し続けてきたのは、「何が本当に存在するのか」という、あらゆる問いの中でももっとも単純な問いです。あまりにも単純すぎて、私たちの普段の生活では、この問いはほとんど主題的な関心を引きません。それはこの問いがすでに解決済であるということでしょうか?それとも、この問いはたんに放置されているだけでしょうか?放置されているだけだとして、それはどのくらい困ったことでしょうか?そもそも、人間はこの問いに答えることができるのでしょうか?それぞれの哲学者によって、その答えも答え方も様々です。この講義で哲学者たちの思考の一端を追体験してみてください。
授業の到達
目標
・古代から近代までの西洋哲学の歴史について基本的な理解を得る。
・多様な見解をたんに断片的にではなく、一つの問題史として統一的に捉える能力を身につける。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ガイダンス【予習】シラバスを読み授業内容を把握する(20)
【復習】授業の履修計画を立てる(30)
2ギリシア自然哲学(第1章、第1-2節)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書、講義内容をもとにノートを整理する(60)
3ソクラテス(第1章、第3節)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書、講義内容をもとにノートを整理する(60)
4プラトン(第1章、第4節)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書、講義内容をもとにノートを整理する(60)
5アリストテレス(同上)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書、講義内容をもとにノートを整理する(60)
6ヘレニズム哲学(第1章、第5節)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書、講義内容をもとにノートを整理する(60)
7教父哲学(第2章、第1-3節)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書、講義内容をもとにノートを整理する(60)
8スコラ哲学(第2章、第4-6節)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書、講義内容をもとにノートを整理する(60)
9デカルト(第3章、第1-3節)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書、講義内容をもとにノートを整理する(60)
10スピノザ、ライプニッツ(第3章、第3節)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書、講義内容をもとにノートを整理する(60)
11ロック、バークリ、ヒューム(第3章、第4節)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書、講義内容をもとにノートを整理する(60)
12カント(第4章)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書、講義内容をもとにノートを整理する(60)
13フィヒテ、シェリング(第5章、第1-4節)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書、講義内容をもとにノートを整理する(60)
14ヘーゲル(第5章、5-6節)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書、講義内容をもとにノートを整理する(60)
15まとめ【予習】ノート全体を見直し、理解不足な点を確認しておく(60)
【復習】定期試験に備え、ノートを最終確認する(120)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験100%
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『概説・西洋哲学史』峰島旭雄(編著)ミネルヴァ書房3000円9784623018758
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
研究室は2413、オフィスアワーは月曜日、水曜日、金曜日のお昼休み(12:50~13:20)です。オフィスアワー外でもできるかぎり対応します。
備考
画像
ファイル
更新日付2017/02/13 15:11:08