開講年度2017
科目名宗教教理学Ⅰ
科目ナンバー
開講種別春学期
対象学年3年
担当者大橋 真砂子
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 4時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
キリスト教史
授業の概要
この授業では、世界に広がっているキリスト教を取り上げてその成立から現代にいたるまでの流れを解説し、西洋文明における宗教の在り方やキリスト教の特徴について、理論的な文章で説明できるようにしていきます。
授業の到達
目標
西洋文明やキリスト教について説明できる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1「イントロダクション」
予備的な内容として、現代日本の宗教情勢について説明します
【予習】シラバスを読み授業内容をあらかじめ把握する (20)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートの準備をする(60)
2「古代ローマの宗教情勢」
キリスト教が成立した古代ローマ帝国の宗教情勢について説明します
【予習】書籍やインターネットでキーワード(属州ユダヤ)についてあらかじめ調べておく(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートの準備をする(60)
3「キリスト教の成立」
キリスト教がどのような状況で成立したか説明します
【予習】書籍やインターネットでキーワード(ナザレのイエス)についてあらかじめ調べておく(60)
【復習」授業内容を確認し、次回の小レポートの準備をする(60)
4「キリスト教の迫害」
ローマ帝国におけるキリスト教迫害について説明します
【予習】書籍やインターネットでキーワード(デキウス帝、ディオクレティアヌス帝)についてあらかじめ調べておく(60)
【復習」授業内容を確認し、次回の小レポートの準備をする(60)
5「ローマ帝国における公認と国教化」
4世紀のローマ帝国におけるキリスト教の公認と国教化について説明します
【予習】書籍やインターネットでキーワード(コンスタンティヌス1世、テオドシウス帝)についてあらかじめ調べておく(60)
【復習」授業内容を確認し、次回の小レポートの準備をする(60)
6「中世初期西ヨーロッパにおける拡大」
西ローマ帝国滅亡前後における、キリスト教の西ヨーロッパにおける拡大について説明します
【予習】書籍やインターネットでキーワード(ゲルマン部族国家)についてあらかじめ調べておく(60)
【復習」授業内容を確認し、次回の小レポートの準備をする(60)
7「東西教会の分裂」
11世紀半ばにおける東方正教会とローマ・カトリック教会の分裂について説明します
【予習】書籍やインターネットでキーワード(東方正教会、ローマ・カトリック教会)「についてあらかじめ調べておく(60)
【復習」授業内容を確認し、次回の小レポートの準備をする(60)
8「中世カトリック教会(1)」
中世のローマ・カトリック教会主導で展開された、対イスラームの十字軍について説明します
【予習】書籍やインターネットでキーワード(聖地エルサレム、十字軍)についてあらかじめ調べておく(60)
【復習」授業内容を確認し、次回の小レポートの準備をする(60)
9「中世カトリック教会(2)」
中世のローマ・カトリック教会が定めた独自の教義「煉獄」について説明します
【予習】書籍やインターネットでキーワード(煉獄)についてあらかじめ調べておく(60)
【復習」授業内容を確認し、次回の小レポートの準備をする(60)
10「中世カトリック教会(3)」
中世のローマ・カトリック教会が展開した異端審問について説明します
【予習】書籍やインターネットでキーワード(アルビジョワ十字軍、異端審問)についてあらかじめ調べておく(60)
【復習」授業内容を確認し、次回の小レポートの準備をする(60)
11「宗教改革(1)」
近世の西ヨーロッパで展開された宗教改革について、マルティン・ルターの活動を中心に説明します
【予習】書籍やインターネットでキーワード(マルティン・ルター、贖宥状)についてあらかじめ調べておく(60)
【復習」授業内容を確認し、次回の小レポートの準備をする(60)
12「宗教改革(2)」
近世の宗教改革期に成立したイングランド国教会について説明します
【予習】書籍やインターネットでキーワード(ヘンリー8世、エリザベス1世)についてあらかじめ調べておく(60)
【復習」授業内容を確認し、次回の小レポートの準備をする(60)
13「聖書とその位置づけ」
キリスト教の信仰の基盤である聖書について説明します
【予習】書籍やインターネットでキーワード(旧約聖書、新約聖書)についてあらかじめ調べておく(60)
【復習」授業内容を確認し、次回の小レポートの準備をする(60)
14「宗派と教会組織」
現代におけるキリスト教の主要な宗派とその組織について説明します
【予習】書籍やインターネットでキーワード(正教会、ローマ・カトリック、プロテスタント)についてあらかじめ調べておく(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートの準備をする(60)
15「授業の総括」
授業の全体を振り返ります
【予習】試験対策としてこれまでの学習内容を確認する(120)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験(100点満点)および毎回課す小レポート(理解度と文章力)で総合的に評価する
評価の配分は、定期試験60%、小レポート40%
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業中にプリントを配布』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業後に教室内で応じる
備考
正当な理由なく授業の3分の1以上を欠席した場合、成績評価の対象とはならない
画像
ファイル
更新日付2017/02/13 14:47:50