開講年度2017
科目名禅宗史Ⅰ
科目ナンバー
開講種別春学期
対象学年3年
担当者河合 泰弘
単位数2
曜日・時限春学期 火曜日 3時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
中国禅宗思想史
授業の概要
 禅は、インドで発生し、中国に伝わり禅宗として発展した。ダルマを初祖とする中国禅宗は、ダルマから数えて6代目の時代に大きな転換期を迎え、北宗禅と南宗禅に分かれて隆盛へと向かった。特に南宗禅は、その後、更なる分派を繰り返し、五家七宗へと展開し、やがてわが国にもたらされた。本講座では、日本の禅宗のもととなった中国禅宗を、代表的な祖師の語録や燈史(仏法の伝授を伝える禅宗の歴史書)などの記述を参考にしながら、その歴史と思想についての知識を深め禅宗の思想的な特徴をとらえていきたい。
授業の到達
目標
1、禅宗の発生からその後の展開を学び、各時代の禅宗の特徴を捉える
2、日本の禅宗の源流である中国禅の思想を理解する
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1はじめに予習:シラバスに目を通して授業の概要を把握する(30)
復習:授業スケージュールの確認(30)
2禅の源流―ヨーガと禅―予習:教科書・参考書などの該当箇所を参照し、授業のテーマについて調べる(30)
復習:小テストの問題を振り返り、ノートを仕上げる(30)
3中国への禅の伝来予習:教科書・参考書などの該当箇所を参照し、授業のテーマについて調べる(30)
復習:小テストの問題を振り返り、ノートを仕上げる(30)
4ダルマの伝記(1)―インドでの事跡―予習:教科書・参考書などの該当箇所を参照し、授業のテーマについて調べる(30)
復習:小テストの問題を振り返り、ノートを仕上げる(30)
5ダルマの伝記(2)―中国渡来~遷化―予習:教科書・参考書などの該当箇所を参照し、授業のテーマについて調べる(30)
復習:小テストの問題を振り返り、ノートを仕上げる(30)
6ダルマの教え-壁観・二入四行―予習:教科書・参考書などの該当箇所を参照し、授業のテーマについて調べる(30)
復習:小テストの問題を振り返り、ノートを仕上げる(30)
7東山法門予習:教科書・参考書などの該当箇所を参照し、授業のテーマについて調べる(30)
復習:小テストの問題を振り返り、ノートを仕上げる(30)
8北宗禅の展開予習:教科書・参考書などの該当箇所を参照し、授業のテーマについて調べる(30)
復習:小テストの問題を振り返り、ノートを仕上げる(30)
9北宗禅の思想予習:教科書・参考書などの該当箇所を参照し、授業のテーマについて調べる(30)
復習:小テストの問題を振り返り、ノートを仕上げる(30)
10神会の主張予習:教科書・参考書などの該当箇所を参照し、授業のテーマについて調べる(30)
復習:小テストの問題を振り返り、ノートを仕上げる(30)
11慧能の宗風予習:教科書・参考書などの該当箇所を参照し、授業のテーマについて調べる(30)
復習:小テストの問題を振り返り、ノートを仕上げる(30)
12南宗禅の展開予習:教科書・参考書などの該当箇所を参照し、授業のテーマについて調べる(30)
復習:小テストの問題を振り返り、ノートを仕上げる(30)
13馬祖と石頭予習:教科書・参考書などの該当箇所を参照し、授業のテーマについて調べる(30)
復習:小テストの問題を振り返り、ノートを仕上げる(30)
14五家の成立予習:教科書・参考書などの該当箇所を参照し、授業のテーマについて調べる(30)
復習:小テストの問題を振り返り、ノートを仕上げる(30)
15宋代の禅―日本禅の源流―予習:教科書・参考書などの該当箇所を参照し、授業のテーマについて調べる(30)
復習:小テストの問題を振り返り、ノートを仕上げる(30)
    
16定期試験予習:授業を振り返り、必要事項を加筆してノートを完成させる
評価方法・基
準(評価割合)
原則として、毎時間実施する小テスト(確認テスト)および定期試験の成績を、それぞれ50%の割合で評価する
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『宗教と人間―真の生き方を求めて―』愛知学院大学宗教研究会編大東出版社952円+税978-4-500-00702-8
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『禅の歴史』伊吹敦法蔵館3800円+税4-8318-5632-0
2.『講座禅 第3巻 禅の歴史ー中国ー』西谷啓治編筑摩書房
3.『禅へのいざない―中国仏教と禅―』曹洞宗青年会編大東出版社4-500-00573-0
参考URL
質疑応答
オフィスアワーを確認の上、訪問すること
Eメールでも対応する
研究室:2427(2号館4階)および禅研究所
Eメール:taiko@dpc.agu.ac.jp
備考
この科目は宗内生資格取得科目にもなっているので、宗内生は履修することが望ましい
欠席はそのまま成績にマイナスとなるので、注意すること
欠席する場合には、欠席届(公欠届)を提出すること
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更新日付2017/02/13 13:36:10