開講年度2017
科目名ドイツ文化事情
科目ナンバー
開講種別春学期
対象学年1年
担当者糸井川 修
単位数2
曜日・時限春学期 木曜日 4時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
オーストリアとウィーンについて知ろう
授業の概要
 ドイツ語が日常的に話されている国は、ドイツだけではありません。オーストリアもまたドイツ語圏の国です。現在のオーストリアは決して大国ではありませんが、歴史的に見れば、ウィーンは13世紀から第一次世界大戦が終わるまでの約640年間、中央ヨーロッパに君臨したハプスブルク帝国の都として栄えた都市です。その芸術と文化はとりわけ19世紀末に大きく開花し、ウィーンは数多くの遺産を残しながら、多くの著名な文化人と芸術家を輩出してきました。
 この授業では、オーストリア、特にウィーンの歴史・文化・芸術に関する知識を身につけます。
授業の到達
目標
 世界の人々を魅了してやまないオーストリアとウィーンの歴史・文化・芸術を学び、広い視野で自分や日本を見つめられる、世界の多様な文化・価値観に対する理解力を身につけることが目標です。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ガイダンス:ヨーロッパ、オーストリア、ウィーン【復習】ヨーロッパの地理とドイツ語圏を復習する(30)
2オーストリアとウィーンの歴史(1)【復習】配布資料をもとに中世までの歴史を復習する(30)
3オーストリアとウィーンの歴史(2)【復習】配布資料をもとに第一次大戦前までの歴史を復習する(30)
4世紀末ウィーンとリング・シュトラーセ【復習】「ウィーンの世紀末」に関する本を読んでみる(120)
5ウィーンの宮殿【復習】授業で扱った宮殿について様々なホームページで調べてみる(30)
6ウィーンのカフェー【復習】ネットでウィーンのカフェーやお店のメニューを調べてみる(30)
7音楽1:ベートーヴェンと「ハイリゲンシュタットの遺書」【復習と課題】授業を受け、「ハイリゲンシュタットの遺書」を読んだ感想を書く(120)
8音楽2:ウィーンのオペレッタ:ヨハン・シュトラウス父子【復習】ヨハン・シュトラウスのほかの作品などを鑑賞する(90)
9グスタフ・クリムトとエゴン・シーレ【復習】二人の画家を比較したり、二人の作品をネットや本で調べる(30)
10世紀末ウィーンの文学【復習】授業で取り上げた作品を読んでみる(90)
11ウィーンの近代建築【復習】ネット、本などでオーストリアの建築物を調べる(30)
12ウィーンを舞台にした映画【復習】授業で取り上げた映画などを鑑賞する(90)
13二つの大戦と戦後のオーストリア【復習】配布資料をもとに戦後のオーストリアが歩んだ道のりについて考えてみる(30)
14平和のベルタ ベルタ・フォン・ズットナーについて【復習】『武器を捨てよ!』やズットナーの伝記を読んでみる(180)
15ウィーンの森とワイン・料理【復習】ネット、本などでオーストリアの料理を調べる(30)
    
16定期試験配布資料・ノートを整理するとともに、ネットや参考文献を使って、各回で扱ったテーマへの知識と理解を深めておく。
評価方法・基
準(評価割合)
課題等を含む平常点(40%)、および定期試験(60%)を評価の対象とします
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『講義に必要な資料を授業中に配布します』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『ウィーン・オーストリアを知るための50章』広瀬佳一明石書店
2.『ハプスブルク帝国』加藤雅彦河出書房新社
3.『ウィーンの歴史』増谷英樹河出書房新社
参考URL
質疑応答
 研究室は2号館の4階にあります(部屋番号2417)。オフィスアワー以外の時間も研究室にいれば対応しますので、遠慮なく質問に来て下さい。
備考
 この授業は、第二外国語で「ドイツ語Ⅰ・Ⅱ」を履修する学生を対象として開講します。ドイツ語以外の第二外国語を履修する学生は、その言語の文化事情を履修してください。また、この授業は半期の科目となっていますが、「学籍番号が奇数の学生は春学期」「学籍番号が偶数の学生は秋学期」に受講するようにしてください(再履修等の場合については、偶数・奇数の制約はありません)。
画像
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更新日付2017/02/02 14:06:01