開講年度2017
科目名教育学Ⅰ
科目ナンバー
開講種別春学期
対象学年1年
担当者山口 拓史
単位数2
曜日・時限春学期 木曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
「教育を受ける」立場を越える
授業の概要
 いじめ、体罰、学級崩壊、受験競争、少年非行など日本の社会は、子ども・青年をめぐるさまざまな教育問題を抱えており、その解決が強く求められています。
 この授業では、教育とりわけ学校教育に関心を持っている学生の受講を前提に、できる限り多くの観点から教育問題を見つめることを通して、教育がもつ意味について学ぶとともに、これまでの「教育を受ける」立場を越えた発想で教育について考えることができるようになることを目指します。授業の形態は、PCスライドを利用した講義形式が中心ですが、必要に応じて映像教材やプリント資料も利用する予定です。
授業の到達
目標
 この授業において、受講生に期待されることは次のようなことです。
(1) 各回の授業内容について、のちに復習ができるように講義ノートを整理できる。
(2) 各回の授業テーマに関するキーワードを摘出して、その内容を適切に説明できる。
(3) 各回の授業テーマについて、自分の意見を簡潔に記述できる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ガイダンス:この授業の概要とねらいについて<予習>
特に必要としないが、遅刻はしないように!
<復習>
この授業のねらいについて確認しておく(30~)
2「教育」とは:教育がめざすものを理解する<予習>
「教育」から連想する言葉を列挙しておく(30~)
<復習>
授業ノートの確認・整理(30~)
3「学校」とは:その役割を理解する<予習>
自身の児童・生徒時代を想起しておく(30~)
<復習>
授業ノートの確認・整理(30~)
4「学級」とは:その役割を理解する<予習>
自身の児童・生徒時代を想起しておく(30~)
<復習>
授業ノートの確認・整理(30~)
5戦後の学校教育を考える①:1945~1970s
(動画視聴)
<予習>
自身の親世代の学校について聞き取っておく(30~)
<復習>
授業ノートの確認・整理(30~)
6戦後の学校教育を考える②:1980s~1990s
(動画視聴)
<予習>
「ゆとり世代」前の学校について調べておく(30~)
<復習>
授業ノートの確認・整理(30~)
7レビューアワー①:第2回~第6回を振り返って、その理解をさらに深める。<予習>
第2回~第6回の授業内容の振り返り(30~)
<復習>
授業ノートの確認・整理(30~)
8「校則」を考える:そのしくみを理解する<予習>
「校則」の功罪について考えておく(30~)
<復習>
授業ノートの確認・整理(30~)
9「体罰」を考える:そのしくみを理解する<予習>
「体罰」の功罪について考えておく(30~)
<復習>
授業ノートの確認・整理(30~)
10「いじめ」を考える:そのしくみを理解する<予習>
「いじめ」体験を想起しておく(30~)
<復習>
授業ノートの確認・整理(30~)
11少年犯罪を考える:その背景をみる(動画視聴)<予習>
「成人」犯罪と「少年」犯罪の違いを考えておく(30~)
<復習>
授業ノートの確認・整理(30~)
12「少年法」を考える:そのしくみを理解する<予習>
「少年法」の存在理由について考えておく(30~)
<復習>
授業ノートの確認・整理(30)
13「モンスターペアレント」を考える:その背景を理解する<予習>
「ヘリコプターペアレント」について確認しておく(30)
<復習>
授業ノートの確認・整理(30~)
14レビューアワー②:教育問題を考える視点について理解を深める<予習>
第8回~第14回の授業内容の振り返り(30~)
<復習>
授業ノートの確認・整理(30~)
15まとめ:この授業での自分の変化を確認する<予習>
「2つの期待」について振り返っておく(30~)
<復習>
定期試験に向けた授業内容の振り返り(30~)
    
16定期試験(筆記試験)
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験(80%)および平常点(20%)で評価を行ないます。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『特に指定しません。』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『参考文献等は適宜紹介します。』
2.『必要に応じてプリント資料を配布します。』
参考URL
質疑応答
原則として、授業時間内あるいはオフィスアワーにおいて随時対応します。
備考
※上記の各回授業内容は変更する場合があります。

【重要】
(1) 教育や教育問題に関心を持っている学生の受講を希望します。
(2) 授業には必ず学生証を携行してください(忘れた場合は欠席扱いとなります)。
(3) 遅刻(授業開始後5分を超えての入室)は認めません。
(4) 授業中は指示された場合以外の携帯電話等の使用を禁じます。
画像
ファイル
更新日付2017/03/07 21:06:50