開講年度2017
科目名文学Ⅰ
科目ナンバー
開講種別春学期
対象学年1年
担当者眞野 道子
単位数2
曜日・時限春学期 月曜日 1時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
日本古典文学入門:古代
授業の概要
グローバル化の世の中で、他国の人と交流する機会が増えつつある。そしてその際、しばしば質問されるのが伝統的な日本文化に関することである。文系、理系を問わず、真の国際人は自国の文化や歴史について、ある程度の教養は持っていなければならない。本授業では、日本古典文学の主要な作品の読解を通して、日本についての理解を深めることを目指す。
授業の到達
目標
取り上げた作品について、文学史的情報や内容を説明することができる。
作品内の世界を、成立した時代と関連づけて捉えることができる。
当時と現代のものの考え方の相違点、共通点を発見することができる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ガイダンス
  授業方針の説明
  「文学」とは
  日本文学史の時代区分
【予習】シラバスを読み、授業内容をあらかじめ把握する(20)
【復習】授業の全体について確認。文学の概念、日本文学史の時代区分について確認し、理解を深める(40)
2上代の文学1:『古事記』など
  奈良時代の歴史書について学ぶ
 
【予習】『古事記』について、国語便覧や辞書等で簡単な情報を得ておく(30)
【復習】授業プリントを読み直し、『古事記』等、奈良時代の歴史書についての理解を深める(90)
3上代の文学2:『日本書紀』など
  奈良時代の歴史書について学ぶ
【予習】『日本書紀』について、国語便覧や辞書等で簡単な情報を得ておく(30)
【復習】授業プリントを読み直し、『日本書紀』等、奈良時代の歴史書についての理解を深める(90)
4上代の文学3:『万葉集』など
  奈良時代の歌謡・和歌について学ぶ
【予習】『万葉集』について、国語便覧や辞書等で簡単な情報を得ておく(30)
【復習】授業プリントを読み直し、奈良時代の歌謡・和歌についての理解を深める(90) 【課題】レポートの準備(180)
5中古の文学1:『古今和歌集』など
  平安時代の和歌について学ぶ
【予習】『古今和歌集』について、国語便覧や辞書等で簡単な情報を得ておく(30)
【復習】授業プリントを読み直し、平安時代の和歌についての理解を深める(90) 【課題】レポートに関する調査(320)
6中古の文学2:『竹取物語』など
  平安時代前期の作り物語について学ぶ
【予習】『竹取物語』について、国語便覧や辞書等で簡単な情報を得ておく(30)
【復習】授業プリントを読み直し、平安時代前期の物語についての理解を深める(90) 【課題】レポートに関する調査(320)
7中古の文学3:『伊勢物語』など
  平安時代前期の歌物語について学ぶ
【予習】『伊勢物語』について、国語便覧や辞書等で簡単な情報を得ておく(30)
【復習】授業プリントを読み直し、平安時代前期の物語についての理解を深める(90) 【課題】レポートに関する調査(320)
8中古の文学4:『落窪物語』など
  平安時代中期の物語について学ぶ
【予習】『落窪物語』について、国語便覧や辞書等で簡単な情報を得ておく(30)
【復習】授業プリントを読み直し、平安時代中期の物語についての理解を深める(90) 【課題】レポート執筆(480)
9中古の文学5:『源氏物語』など
  『源氏物語』の概要について学ぶ
  
【予習】『源氏物語』について、国語便覧や辞書等で簡単な情報を得ておく(30)
【復習】授業プリントを読み直し、『源氏物語』の概要についての理解を深める(90)
10中古の文学6:『源氏物語』など
  『源氏物語』第一部の有名場面を読む
【予習】『源氏物語』について、国語便覧や辞書等で簡単な情報を得ておく(30)
【復習】授業プリントを読み直し、『源氏物語』第一部についての理解を深める(90)
11中古の文学7:『源氏物語』など
  『源氏物語』第二部の有名場面を読む
【予習】『源氏物語』について、国語便覧や辞書等で簡単な情報を得ておく(30)
【復習】授業プリントを読み直し、『源氏物語』第二部についての理解を深める(90)
12中古の文学8:『源氏物語』など
  『源氏物語』第三部の有名場面を読む
【予習】『源氏物語』について、国語便覧や辞書等で簡単な情報を得ておく(30)
【復習】授業プリントを読み直し、『源氏物語』第三部についての理解を深める(90)
13中古の文学9:『枕草子』など
  平安時代の随筆について学ぶ
【予習】『枕草子』について、国語便覧や辞書等で簡単な情報を得ておく(30)
【復習】授業プリントを読み直し、平安時代の随筆についての理解を深める(90)
14中古の文学10:『蜻蛉日記』『更級日記』など
  平安時代の日記文学について学ぶ
【予習】『蜻蛉日記』『更級日記』について、国語便覧や辞書等で簡単な情報を得ておく(30)
【復習】授業プリントを読み直し、平安時代の日記文学についての理解を深める(90)
15まとめ
  授業全体を振り返る
【復習】これまでの学習内容の確認(360)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
①定期試験(60%)、②レポート(20%)、③毎回の小レポート(20%)。
但し、欠席・遅刻・早退が多い場合は減点対象となる。また、受講態度に問題があると判断した場合も減点する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『指定せず。プリント配付』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『高校の時に使用した国語便覧』
2.『各種辞書』
3.『その他、講義中に適宜指示する』
参考URL
1.講義中に適宜指示する
質疑応答
授業に関する質問がある場合は、毎回授業で課す小レポートの備考欄に書けば、原則として、その次の回の授業の際に答える。急ぎの場合は、授業の前後に直接聞きに来ること。
備考
授業中の私語や携帯電話の使用、無断退室などは禁止。
授業スケジュールは、受講生の理解度や、取り上げてほしい作品の希望などに応じて変更・調整する可能性がある。
画像
ファイル
更新日付2017/02/15 15:59:21