開講年度2017
科目名論理学Ⅰ
科目ナンバー
開講種別春学期
対象学年1年
担当者岩佐 宣明
単位数2
曜日・時限春学期 火曜日 1時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
現代論理学
授業の概要
「彼が言うことならまちがいないよ、彼は論理的な人だからね」。そうだろうか?論理的な人とは、つねに正しいことを言う人だろうか?そもそも、論理とはいったい何ものだろう。私たちが一般にものごとを考えるさい、論理は私たちの思考のどのような場面で、どのように働くのか?この授業では、私たちの日常何気ない言語実践の分析から論理学の体系を作り上げていく、その初めの一歩をじっくりと味わいながら、論理学という学問は何をやろうとしているのか、さらにはまた、論理的にものごとを考えるということの意味について、基本的な理解を得ることをねらいとする。現代論理学を中心に取り上げるが、必要なかぎりでそれ以前の論理学にも触れたい。
授業の到達
目標
・現代論理学(とくに命題論理)について基本的な知識を得る。
・論理学の考え方を学びつつ、論理一般についての理解を深める。とくに、論理が日常生活と無縁ではありえないことを理解する。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ガイダンス【予習】シラバスを読み授業内容を把握する(20)
【復習】授業の履修計画を立てる(30)
2論理的とは(第1章、pp.4-27)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書、講義内容をもとにノートを整理する(60)
3論理学の目標(第1章、pp.27-34)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書、講義内容をもとにノートを整理する(60)
4否定(第2章、pp.36-46)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書、講義内容をもとにノートを整理する(60)
5排中律(第2章、pp.46-64)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書、講義内容をもとにノートを整理する(60)
6矛盾(第2章、pp.64-72)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書、講義内容をもとにノートを整理する(60)
7連言と選言(第3章)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書、講義内容をもとにノートを整理する(60)
8条件法(第4章)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書、講義内容をもとにノートを整理する(60)
9公理系と意味論(第5章、pp.140-177)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書、講義内容をもとにノートを整理する(60)
10同上【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書、講義内容をもとにノートを整理する(60)
11同上【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書、講義内容をもとにノートを整理する(60)
12公理系に関する証明(第5章、pp.178-192)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書、講義内容をもとにノートを整理する(60)
13伝統的論理学の限界(第6章、pp.218-223)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書、講義内容をもとにノートを整理する(60)
14命題論理の限界(第6章、pp.194-207)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書、講義内容をもとにノートを整理する(60)
15述語論理(第6章、pp.207-238)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書、講義内容をもとにノートを整理する(60)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験100%
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『入門!論理学』野矢茂樹中央公論新社740円4121018621
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
研究室は2413、オフィスアワーは月曜日、水曜日、金曜日のお昼休み(12:50~13:20)です。オフィスアワー外でもできるかぎり対応します。
備考
画像
ファイル
更新日付