開講年度2017
科目名教養セミナーⅢ
科目ナンバー
開講種別春学期
対象学年2年
担当者堀田 敏幸
単位数1
曜日・時限春学期 月曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
手紙に見るヨーロッパ文化
授業の概要
手紙をあまり書かなくなった我々現代人にとって、真心のこもった手紙の価値とは何かを考える。およそ百人のヨーロッパ人によって、16世紀から20世紀までに書かれた手紙を読んでいく。そこには人間の情熱の、秘められた感動があるだろう。
授業の到達
目標
電話や車のなかった19世紀までのヨーロッパ、そこでは手紙だけが離れた相手と自分を結びつける唯一の手段であった。テキストにはナポレオン、ゲーテ、バイロンなどの著名人をはじめとして様々な手紙があり、熱意に包まれたヨーロッパ人の素顔の精神が捉えられる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ガイダンス: 授業方針および内容の説明
テキスト『愛の手紙』の案内、歴史上における手紙の重要性
『予習』 シラバスの確認、テキスト購入(20)
2手紙: ヘンリー8世、アンリ3世『予習』 p.17、p.19の手紙を読み、重要箇所に印を付ける。差出人について調べる(30)
『復習』 ノートを整理し、再考する (20)
3手紙: マルゴー、アンリ4世『予習』 p.22、p.24の手紙を読み、重要箇所に印を付ける。差出人について調べる(30)
『復習』 ノートを整理し、再考する (20)
4手紙: ルイーズ・ド・コリニー、ジェームズ1世『予習』 p.26、p.31の手紙を読み、重要箇所に印を付ける。差出人について調べる(30)
『復習』 ノートを整理し、再考する (20)
5手紙: リシュリュー、シラノ・ド・ベルジュラック『予習』 p.33、p.35の手紙を読み、重要箇所に印を付ける。差出人について調べる(30)
『復習』 ノートを整理し、再考する (20)
6手紙: ニノン・ド・ラクロ、ヴィラルソー侯爵『予習』 p.38、p.41の手紙を読み、重要箇所に印を付ける。差出人について調べる(30)
『復習』 ノートを整理し、再考する (20)
7手紙: クリスティーナ、ポルトガルの修道女『予習』 p.45、p.48の手紙を読み、重要箇所に印を付ける。差出人について調べる(30)
『復習』 ノートを整理し、再考する (20)
8手紙: セヴィニェ夫人、シャルル・ド・セヴィニェ『予習』 p.52、p.55の手紙を読み、重要箇所に印を付ける。差出人について調べる(30)
『復習』 ノートを整理し、再考する (20)
9手紙: デイディ、アドリエンヌ・ルクブルール『予習』 p.63、p.66の手紙を読み、重要箇所に印を付ける。差出人について調べる(30)
『復習』 ノートを整理し、再考する (20)
10手紙: マノン・バレッティ、ディドロ『予習』 p.69、p.72の手紙を読み、重要箇所に印を付ける。差出人について調べる(30)
『復習』 ノートを整理し、再考する (20)
11手紙: ジャン=ジャック・ルソー、サン=プルー『予習』 p.75、p.79の手紙を読み、重要箇所に印を付ける。差出人について調べる(30)
『復習』 ノートを整理し、再考する (20)
12手紙: デュ・デファン夫人、ジュリー・ド・レスピナス『予習』 p.83、p.87の手紙を読み、重要箇所に印を付ける。差出人について調べる(30)
『復習』 ノートを整理し、再考する (20)
13手紙: エカテリーナ女帝、ヴァルモン子爵『予習』 p.94、p.97の手紙を読み、重要箇所に印を付ける。差出人について調べる(30)
『復習』 ノートを整理し、再考する (20)
14手紙: マリー・ド・ラクロ、コデルロス・ド・ラクロ
DVD『フランス革命の真実』
『予習』 p.101、p.104の手紙を読み、重要箇所に印を付ける。差出人について調べる(30)
『復習』 ノートを整理し、再考する (20)
15授業全体の総括
小テスト
『予習・復習』 授業内容の総復習と試験準備(120)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験: 90%
授業参加度: 10%
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『愛の手紙』ダニエル・ヴォル編図書新聞2,5004-88611-406-7
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
研究室: 日進C、2418室
Eメール: hotta@dpc.agu.ac.jp
備考
画像
ファイル
更新日付2017/02/27 11:59:53