開講年度2017
科目名宗教学Ⅰ
科目ナンバー
開講種別春学期
対象学年1年
担当者関 敦啓
単位数2
曜日・時限春学期 月曜日 4時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
宗教と人間
授業の概要
宗教は、古代から現代に至るあらゆる時間・場所における人間の営みに必ず関連する文化形態であるといえよう。信仰や宗教行為が希薄化したと言われている現代社会においても、無意識のうちに日常生活のなかで宗教に触れる機会がある。また、情報化、グローバル化が急速に進む中で、海外の異文化社会における宗教観との相互理解は重要な事柄となるであろう。そうした宗教という人類に普遍的な文化現象を、宗教学という客観的視点から学び、宗教と人間とのありようを身につけられるように講義をすすめたい。
なお、春学期の宗教学Ⅰでは坐禅堂にて坐禅の実習がある。

*「宗教学」は「建学の精神」に基づく宗教人間教育として実施される本学独自の必修科目である
授業の到達
目標
1,宗教の客観的観察や捉え方の方法について学ぶ
2,宗教文化の多様性を学ぶ
3,宗教と人間としたテーマにあるように、人間にとって宗教とはどのような存在、もしくは現象であるか学ぶ
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1はじめに 
建学の精神と宗教学
復習 授業の内容について、感じたこと、考えたことをノートに整理する(30分)
2宗教の原初形態 
アニミズム、呪術、シャーマニズムなどについての古典的学説を知る
予習 テキスト該当箇所について目を通しておく(20分)
復習 授業の内容について、テキストと照らしあわせて整理し、理解できるようにする(40分)
3宗教分類の試みと研究方法
様々な学術的な分類基準を知り、研究方法論を知る
予習 テキスト該当箇所について目を通しておく(20分)
復習 授業の内容について、テキストと照らしあわせて整理し、理解できるようにする(40分)
4坐禅実習
坐禅堂にて坐禅体験を行う(都合により実習の予定日は変わることがある)
予習 テキスト該当箇所について目を通しておく(20分)
復習 授業の内容について、テキストと照らしあわせて整理し、理解できるようにする(40分)
5民族宗教1 多神教の世界について
日本の神道やインドのヒンドゥー教など
予習 テキスト該当箇所について目を通しておく(20分)
復習 授業の内容について、テキストと照らしあわせて整理し、理解できるようにする(40分)
6民族宗教2 一神教の世界について
ユダヤ教と旧約聖書
予習 テキスト該当箇所について目を通しておく(20分)
復習 授業の内容について、テキストと照らしあわせて整理し、理解できるようにする(40分)
7世界宗教1 キリスト教について
イエスの生涯、その教えとキリスト教の成立
予習 テキスト該当箇所について目を通しておく(20分)
復習 授業の内容について、テキストと照らしあわせて整理し、理解できるようにする(40分)
8世界宗教2 キリスト教について
新約聖書とキリスト教史
予習 テキスト該当箇所について目を通しておく(20分)
復習 授業の内容について、テキストと照らしあわせて整理し、理解できるようにする(40分)
9世界宗教3 イスラム教について
ムハンマドの生涯、その教えとイスラム教の成立
予習 テキスト該当箇所について目を通しておく(20分)
復習 授業の内容について、テキストと照らしあわせて整理し、理解できるようにする(40分)
10世界宗教4 イスラム教について
クルアーンとイスラム教史
予習 テキスト該当箇所について目を通しておく(20分)
復習 授業の内容について、テキストと照らしあわせて整理し、理解できるようにする(40分)
11宗教の多様性
世界の諸宗教を事例にその多様性を知る
予習 テキスト該当箇所について目を通しておく(20分)
復習 授業の内容について、テキストと照らしあわせて整理し、理解できるようにする(40分)
12宗教意識
宗教に関するデータを読み解き、宗教意識を知る
予習 テキスト該当箇所について目を通しておく(20分)
復習 授業の内容について、テキストと照らしあわせて整理し、理解できるようにする(40分)
13科学時代の宗教
近現代における自然科学の発展と宗教との接点や関連性を知る
予習 テキスト該当箇所について目を通しておく(20分)
復習 授業の内容について、テキストと照らしあわせて整理し、理解できるようにする(40分)
14国際社会と宗教
格差と宗教、グローバリゼーションと宗教文化などについて知る
予習 テキスト該当箇所について目を通しておく(20分)
復習 授業の内容について、テキストと照らしあわせて整理し、理解できるようにする(40分)
15まとめ
宗教学を学んだことをふまえて、宗教とはなにかを知る
予習 テキスト該当箇所について目を通しておく(20分)
復習 授業の内容について、テキストと照らしあわせて整理し、理解できるようにする(40分)
    
16定期試験試験前に、授業でのノートを整理し、テキストと照らしあわせ、不足分を追加して十分に理解を深めておくように
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験80%
授業内での少レポートなど20%
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『宗教と人間ー真の生き方を求めて』愛知学院大学宗教研究会編大東出版社1,000円
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.授業において適宜紹介、配布する
参考URL
質疑応答
1,質問は随時受け付ける
2,授業終了後、5~10分程度、質問受け付ける時間を設ける
3,時間外の質問がある場合には、事前に申し出るようにすること
備考
1,坐禅実習の予定は、会場の都合によって変動するので、詳細は追って知らせる
2,授業中の携帯電話や外部通信機能のあるデバイス、また音の出る機器などの使用については制限をする
3,その他、注意事項はその都度知らせる
画像
ファイル
更新日付2017/03/07 11:26:39