開講年度2016
科目名教職実践演習(中・高)
(全)開講学科商学科 2013年度以降入学
商学科 2007-2012入学
ビジネス情報学科
経営学科 2013年度以降入学
経営学科 2007-2012年度入学
現代企業学科 2008年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
開講種別秋学期
対象学年4年
担当者小見山 隆行
吉田 聡
単位数2
曜日・時限秋学期 木曜日 4時限
キャンパス名城公園キャンパス


サブタイトル
教職課程における学びの軌跡の集大成
科目のねらい
この講義を通じて、将来、教員になる上で、自己にとって何が課題であるのかを自覚し、必要に応じて不足している知識や技能等を補い、その定着を図ることにより、教職生活をより円滑にスタートできるようにしていきたい。
到達目標
 建学の精神「行学一体・報恩感謝」を基盤として1年次から学内外の資源を活用して学んだ学習知と実践知とを統合し、教職に関する学びの集大成として位置づける。使命感や責任感を伴った確かな指導力をもつ教員としての資質や実践力が身についているか確認し、客観的に評価する。
 授業は、講義や演習、プレゼンテ-ション、事例検討・ロールプレイ等を組み合わせて実施するが、実際の教育現場を想定して、現代的な教育課題等を取り込んだワ-クショップ型授業を積極的に展開する。

到達目標:教員として求められる以下の①~④の事項に関してどのように把握しているかを確認し、自らの課題を見つけ、不足している知識や技能等を補う。
①使命感や責任感、教育的愛情等に関する事項
②社会性や対人関係能力に関する事項
③生徒理解やホームルーム経営等に関する事項
④教科内容等の指導力に関する事項

テ-マ:実践的、臨床的な観点から以下の3つのテ-マに分けて授業を展開する。
Ⅰ授業設計研究
(授業分析・評価、教材開発、指導技術等の授業づくりに関すること、テスト作成・評価に関すること)
Ⅱ学校教育体験活動(公開研究授業・研究協議への参加、体育大会等の学校行事体験など)
Ⅲ教育課題演習(いじめ、不登校、生徒の悩み等の現代の教育課題への対処法を事例検討する)
授業の内容・
計画
 名城公園キャンパス在籍者対象に教職実践演習を1クラス開講する。

第1週:「ガイダンス」
 授業計画についての説明、必要書類等の配付などのガイダンスを行う。また、「教職課程履修カルテ」の記入を行う。

第2週:「教職実践演習を始めるにあたって」
 履修済み教職科目等を振り返って課題や問題点を明らかにする。

 
第3週:「教師としての志を高める」
 各自が持参した「教職ポ-トフォリオ」を元に、自らを振り返り、教職に向かう決意を表明し、発表する。その後、本学の教育理念、使命感や責任感、社会性や対人関係、生徒理解やホームルーム経営、教科の指導力に関することなどについて教員がまとめる。


第4・5週:「教育実習の振り返り」
 授業設計(教材探し、教材化、授業づくり、授業研究)及びホームルーム経営について討論

 
第6~7週:「ロールプレイング・KJ法等の方法と実践」
 生徒指導、学習指導、部活動などに関する各種事例の場面に応じた対処法、ロールプレイングを用いた方法と実践
 ホームルーム経営等におけるKJ法等の方法と実践

第8~10週:「総合演習」
 取り組みたいテ-マを決め、研究、発表、評価する。KJ法など様々な技法を学習したり、活用できる能力を高める。
 (1)テーマの選定
 (2)テーマに関する資料等の収集、研究、討議
 (3)発表資料の作成
 (4)発表、評価

第11週:「外部講師による講話」
外部の実務経験者からさまざまなテーマについて講話を受け、質疑応答を活発に行う。

 
第12~14週:「研究授業の発表」
 代表者(教科別)による授業演習を行う。 

第15週:「まとめ」
 報告書の作成、教職への資質能力の理解及び確認、最終評価を行う。

 授業内容の順序は、随時、入れ替わることがある。
評価方法
(基準等)
授業ごとの評価(ノート、参加態度、授業内評価)、発表内容、報告書等を総合的に評価する。
授業外の学修
(予習・復習)
教育事例に関する研究テーマの問題分析や解決方法等についての事前学修を課す。


 
教科書・
参考書
テキスト:特に指定しない
参考文献:必要なプリント類を配付する。また、担当者が必要に応じて参考書等を紹介する。
参照URL
質疑応答
オフィスアワー:水曜日2限
研究室2914室
メールでの質疑応答も可能 komiyama@dpc.agu.ac.jp
備考
画像
ファイル
更新日付2016/01/31 13:58:59