開講年度2016
科目名ベンチャービジネス論
(全)開講学科商学科 2013年度以降入学
経営学科 2013年度以降入学
経営学科 2007-2012年度入学
現代企業学科 2008年度以降入学
開講種別秋学期
対象学年3年
担当者鵜飼 宏成
単位数2
曜日・時限秋学期 水曜日 3時限
キャンパス名城公園キャンパス


サブタイトル
イノベーションを起こす企業を理論的に理解しよう
科目のねらい
経営学部が掲げる4つのディプロマ・ポリシーの中でも、特に、「経営者または管理者としての経営資源のマネジメント能力」を涵養することに重きを置いている。
到達目標
◆本講義は、ベンチャービジネスに関わる考え方を体系的に理解することを目的に組み立てられている。学生の中には、特別経営講座Aで実際のベンチャー起業家の事業や考え方を理解し、企画論や事業計画論でアイデアを事業として組み立てる思考プロセスの重要性について学んでいることと思う。これら講義で学習したことは、ベンチャービジネスを理解する重要な点ではあるが、一端に過ぎない。
◆改めて、次のような一連の質問を投げかけられたら、どのように答えたらよいのだろう。ベンチャービジネスは社会的にどんな意義があるのか?人はベンチャービジネスをどのように見ているのか?ベンチャービジネスを評価するとしたら何に注意すべきなのか?ベンチャービジネスを成長させるためにはいかなる支援が必要になるのか?また、成長するために起業家はどのように自らを変え、同時に環境を整備しなければならないだろうか?他方、上記の講義を通じ、企業成長のための今後の対策をどのようにしたら良いかを初めとし、大小さまざまな疑問が残っているのではないだろうか。
◆本講義では、このような疑問に答える形で、ベンチャービジネスを理論とケーススタディで体系的に理解する構成となっている。
◆また、社会人基礎力のうち「課題発見力」アップが期待できる。
授業の内容・
計画
1.オリエンテーション:ベンチャービジネス論の全体像
2.今なぜベンチャーが注目されるのか:創業と開業の意味の違いに着目
3.ベンチャービジネスの類型化
4.アントレプレナー
5.ベンチャービジネスの支援環境
6.ベンチャー・マネジメント
7.ケーススタディ①-1同業種で異なる業態のベンチャー2社の比較 情報解読編
8.ケーススタディ①-2                     分析編
9.ケーススタディ①-3                     討論編
10.ケーススタディ②-1脱サラ起業家のビジネスプランの検討    情報解読編
11.ケーススタディ②-2                     分析編
12.ケーススタディ②-3                     討論編
13.起業家的な姿勢の意義と社内ベンチャー
14.リーン・スタートアップ
15.まとめと振返り
評価方法
(基準等)
平常点(50%)、定期試験の結果(50%)で評価する。平常点は、課題の提出状況により評価する。なお、然るべき理由無く、出席が3分の2に達しない者(即ち、5回以上授業を欠席した者)には単位を与えないので、注意のこと。
授業外の学修
(予習・復習)
(予習)ベンチャー企業ケースの調査
(復習)ベンチャー企業ケースの課題レポート
教科書・
参考書
必要に応じて適宜資料を配布する。
参照URL
1.起業家教育ビジネスメンター
質疑応答
授業内で適宜質疑応答の時間を設ける。
備考
発展科目として3年次から履修できる「ベンチャービジネス実践研究」がある。継続して履修することを望む。
画像
ファイル
更新日付2016/02/10 14:02:21