サブタイトル | | 介護・福祉領域のソーシャルビジネスを題材とする実践型講義 |
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科目のねらい | | 本授業は、春学期の「企業経営特論B」に引き続き、NPOと企業の協働事業の企画・運営に関わることを通じた学習を行うことを目的とする。春学期と同様に、講師としてNPO全国福祉理美容師養成協会の岩岡ひとみ氏を迎えて実施される。 実践への関与を通じて、自らのビジネスに関する能力に気づき、それを伸ばし、更なる学習につなげていく授業である。 |
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到達目標 | | この授業では、「成果を出す」ことを目標に、様々な活動を行い、そこでの多様な経験から学びを得る。主として学んでほしいことは以下の点である。 (1)成果達成のモチベーションのあり方 (2)成果達成のためのチームのあり方 (3)クライアントの要望と自分たちのできることの調整 (4)学外者とのコミュニケーション (5)実務の厳しさ(学生である自分たちに不足すること。身につけるべきこと) (6)自ら動くことの大事さなどの、心的な有り様とチームの雰囲気、チームの成果 (7)自らの強み、弱み (8)楽しく働き、学ぶこと (9)コミットすること (10)現代の社会問題とそこへの市民参加 |
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授業の内容・ 計画 | | この授業は、春学期と同様に主として二名の教員が受け持つ。一名(担当教員名:津田)は、主として理論面の指導と講義全般の管理を受け持つ。もう一名(担当教員名:岩岡)は、外部者との連携調整、具体的な企画の指導など、主として実践面での指導を担う。 受講生は、秋学期のグループ実践に入る前に、講義室での指導をうける。グループワークでは、各グループでスケジュールを作成し、それに沿った活動を行い、活動報告を行う。適時、二名の教員から指導を受け、よりよい成果達成を目指す。 なお、講義の性質上、受講生と相談の上、スケジュールは柔軟に設計される。下記スケジュールは目安である。実務家との協働を1つのテーマとした講義であるため、学外活動を伴う場合がある。そのため、授業時間帯以外の時間を用いた指導も必要となる。必ずしも講義室でのみ実施される講義ではないため、欠席時には必ず担当教員と連絡をとる等、スケジュールを把握する必要がある。
<スケジュール> 第1〜4回 講義室での指導。春学期の振り返りと秋学期の目標設定、グルーピング 第5〜12回 グループワーク。学外での指導も行う。講義日以外での集中的な指導を行う場合には通常の講義が休講となる場合がある。 第13〜14回 成果報告 第15回 まとめ・振り返り
※題材となる協働事業の内容については、講義開始時に指示する。スケジュールは事業内容に応じて、柔軟に設計される。このスケジュールは講義内容の目安である。 |
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評価方法 (基準等) | | ①期末・期中レポート(65%)、②平常点(35%) 期末レポートはプロジェクトの成果報告と学習レポートをその主たる内容とする。期中レポートは課題、プロジェクト進行報告、学習レポートをその内容とする。平常点はプロジェクトおよび学習への参加状況をその内容とする。欠席は失格判定に用いることとなるが、講義の性質上、プロジェクトの進行の妨げとなる無断欠席は認められない。また他の受講生、協力頂く学外者に迷惑がかかる行為があった場合には、担当教員と当該受講生が相談の上、失格となることがある。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 秋学期は特にプロジェクトに関連する基礎情報については、各自でしっかりと予習し、プロジェクトに反映することが求められる。自らに不足すること(文章の書き方、企画書の作り方等)については、担当教員と相談の上、各自で克服するための自習を要する。また、プロジェクトの進行に応じて、チームごとに課題が出される。復習に該当するものに、活動の振り返りレポートの作成がある。各回日記をつけるような形で、プロジェクトの進行状況と自分自身のモチベーションの有り様、気づいたことなどを記録し、まとめる必要がある。 |
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教科書・ 参考書 | | 教科書:全国福祉理美容師養成協会、2014、『訪問理美容スタートBOOK―技術からマネジメントまで』、女性モード社、2200円(+税)(教科書は春学期の講義時に販売される) 参考書:適時、個別に指示する。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 学内教員(津田)はオフィスアワー(水曜日昼休み)を活用すること。必ずEメール(tsuda@dpc.agu.ac.jp)を送付し、返答を確認すること。実務家教員との連絡については講義時に指示する。 |
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備考 | | 学外者との関わりも伴う講義であるため、チーム、担当教員との密な連携を要する。スタンドプレーはチームおよび関係者に大きな迷惑をかけることとなるので禁止される。また、プロジェクトの進行に応じて、授業時間外にチームで集まることや、課題に取り組む意欲が必要となる。学外調査、学外視察を伴うことがあるが、その場合には(受講生と調整をした上で)、授業時間外を活用することがある(実費負担)。 本授業は、春学期の企業経営特論B(津田・岩岡担当)に合格した者のみが受講可能となる。 |
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更新日付 | | 2016/02/10 05:10:58 |