サブタイトル | | グローバルに激変する市場環境下における国際経営の実態と課題の考察と解明 |
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科目のねらい | | 21世紀になりグローバルに激変するようになった世界市場の情勢変化を考慮し、本講座では特に地球環境問題や高齢化問題などの時事的な問題とともに、国際貿易の動向と日本企業の国際事業展開に大きな影響を及ぼす為替相場や原油相場などの動き、さらにテロや領土問題などの政治的要因も分析対象に加え、国際経営に関して多様化・深刻化しつつある実態と課題を考察し解明することを科目のねらいとする。 |
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到達目標 | | 21世紀になり経済のグローバル化を背景に国際情勢が激変している。それは地球環境問題の深刻化、日中間における政治的緊張の高まり、アジア市場の急拡大、新興国の台頭、欧州の金融危機などを見ても明白であろう。このような新しい国際情勢のもとで企業は国際化やグローバル化を推進しなければ、もはや存続・発展が不可能な新しい時代が訪れたと言って過言ではない。そこで本講座では、国際経営の実態や課題とともに対応策をも実践的に習得することを到達目標とする。このために本講座では教科書だけでなく、最新の動向が把握できるプリントやDVD教材を多く使って授業を展開する予定である。秋学期は多国籍企業論(秋学期に名城公園キャンパスのみにて開講)とともに経営学部の学生全員に是非受講をすすめたい。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1. オリエンテーション : 本講座を学ぶ意義と学習法について 2. 国際経営と経済のグローバル化 : 経営と経済の関連性とそれらのグローバル化 3. 国際経営と地球環境問題 : エネルギー問題とともに深刻化する地球温暖化問題 4. 国際経営と高齢化社会 : 世界的な高齢化現象が企業経営の国際化に及ぼす影響 5. 国際経営とCSR(企業の社会的責任) : CSRの国際化と企業に迫られる対応策 6. 国際経営における社会貢献活動の必要性 : 戦略性が強まる企業の社会貢献活動 7. 国際経営におけるマーケティング活動の重要性 : 先行性を備えたマーケティング戦略 8. 国際経営とサプライチェーン : 注目される企業の国際的な物流、ロジスティクス、SCM 9. 国際経営における人材育成の手法 : 企業における国際人材の育成法と研修制度 10.国際経営におけるコミュニケーションの推進 : 英語などのランゲージバリアの克服法 11.国際経営の事例研究 : 日本企業の国際経営に関する最新事例の分析と考察 12.国際経営の事例研究 : 米欧企業の国際経営に関する最新事例の分析と考察 13.国際経営の事例研究 : 中国などの新興国企業の国際経営に関する最新事例の分析と考察 14.国際経営の事例研究 : 中小・中堅企業の国際経営に関する最新事例の分析と考察 15.国際経営に関する新たな課題と対応策 : 21世紀に求められる国際経営の新たな変革 |
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評価方法 (基準等) | | |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 授業外の学修としての予習に関しては、教科書と参考書を事前によく読んでおくこと。また、復習は授業で指摘した重要点や配布プリントおよびDVD教材の最新情報を再確認しておくこと。 |
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教科書・ 参考書 | | |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 質問や相談がある際は、水曜日、木曜日、金曜日のお昼休みのオフィスアワーに丹下博文研究室(アガルスタワー 2820室)までお越しください。 |
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備考 | | 本講座は企業経営の国際化やグローバル化が急速に進む現代社会を背景に、経営学部の学生にとり就職活動(就活)においても必要不可欠な知識を提供することとなるため、 「多国籍企業論」 とともに経営学部の学生全員が受講することをすすめます。 |
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更新日付 | | 2016/02/01 13:43:06 |