開講年度2016
科目名生産管理論Ⅱ
(全)開講学科経営学科 2013年度以降入学
経営学科 2007-2012年度入学
現代企業学科 2008年度以降入学
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者岩田 憲明
単位数2
曜日・時限秋学期 月曜日 2時限
キャンパス名城公園キャンパス


サブタイトル
トヨタ生産システム、海外生産、中小企業の技術開発
科目のねらい
製造業は国の基本である。製造業の主要過程である生産活動について生産管理の基本能力を習得させる。当授業は後期からの受講も可能である。中小企業にトヨタ生産システムを適用できるまで易しく教え徹底理解させる。
到達目標
 知識については、企業の生産過程について基本的知識を習得させる。
春学期に続いてものづくりの歴史について説明する。日本のものづくりを世界一に押し上げたトヨタ生産システムの中小企業への導入について述べる。ついで我が国大企業の海外進出について述べ、中小企業の対応策について述べる。最後に3Dプリンターという最近の生産技術進歩と企業の対応について述べる。
 技能については、生産活動における諸問題を解決する能力を身につけさせる。
 態度については、卒業後も製造業経営、生産管理についての本を自主的自立的に読み学ぶように教育する。
授業の内容・
計画
毎回の授業は講話30分、DVD視聴30分、計算問題練習30分の三部構成で行う。
毎回の講話の内容は次の通り。機会があれば経営者を招いての講演も授業の時に行う。
第1回 トヨタ生産システムの復習
第2回 中小企業のトヨタ生産システム導入
第3回 セル生産システム/一人屋台生産方式
第4回 中小企業に対する改善指導
第5回 トヨタのアメリカ進出
第6回 ニトリのベトナム進出
第7回 ZARAのグローバルSCM
第8回 中小企業の短納期システム(エーワン精密)
第9回 中小企業の生産技術開発(KTX)
第10回 中小企業の製品開発(錦見鋳造、愛知ドビー)
第11回 3Dプリンター革命
第12回 経営者講演会(若手ベンチャー経営者)
第13回 経営者講演会(ブロンコビリー会長)
第14回 日本の製造業の未来
第15回 総復習
評価方法
(基準等)
第1問 計算問題(40点)
第2問 記述問題 授業から出題(20点)
第3問 記述問題 授業から出題(20点)
以上80点満点で60点以上を合格とする。
秋学期は課題レポート提出なし。定期テストで評価する。毎回感想メモを提出させ成績評価の時に参考にする。
授業外の学修
(予習・復習)
8階資料室に生産管理、自動車産業などテーマ別に本が配架されている。そこで自習することを勧める。
教科書・
参考書
教材はコピー配布する。
参照URL
質疑応答
毎日登校して研究室にいるので訪ねてきてほしい。
備考
画像
ファイル
更新日付2016/02/26 10:06:48